- 高認の1日の流れを知りたい!
- 雰囲気を知りたい!
- 注意事項をチェックしたい!
- なるべく失敗を減らしたい!
そんなあなたに向けて、この記事では経験者だからこそわかる1日の流れと注意事項をまとめました。
知っておきたいポイントがたくさんあるので、最後までご覧ください。
高認の勉強方法はこちらの記事にまとめています。
よかったらご覧ください。
わたしの受験情報
- 受験日:2020年8月12日・13日
- 会場:東京会場
- 受験科目:3科目
以下の内容は2020年時点の情報になります。
現在は変わっている部分もあるので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。
当日までに確認しておくべきもの
高卒認定試験当日までに確認しておくべきものは以下の3つです。
- 文部科学省のHP
- 高卒認定試験の公式Twitter
- 受験票とともに送られてくる用紙
文部科学省のHPや高認のTwitterでは、高卒認定試験に関する最新の情報を発信しています。
定期的に確認しておきましょう。
文部科学省の公式HPはこちら⬇︎
⇨文部科学省「高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)」
高認の公式Twitterはこちら⬇︎
高認の1日の流れ
高卒認定試験の1日の流れはほかの多くの試験と同じです。
わたしが受験したときの1日の流れをサクッとまとめました。
- 公式Twitterや持ち物をチェック
- 受験する科目の時間に合わせて準備
- 出発
- 到着
- 会場入口の受付で、試験監督から受験番号を聞かれる
- 会場案内図と受験内容(科目、時間)、席の番号が書かれた紙をもらう
- 該当の教室に入る
- 試験10分前に問題用紙が配られる
- 試験開始
- 50分間の試験終了
- 次の科目まで待つ
- 自分が受けるべき科目がすべて終わったら帰宅
コロナ禍受験の感想
わたしが受験したときは座席が前後左右2席分以上空いており、教室内の人数は少なかったです。
試験中のソーシャルディスタンスは守られていました。
また窓は空いていないものの代わりに空調がついています。
ここまではいいのですが…。
控え室が密なんです。
冷房がついた場所(控え室)は限られており、密が嫌なら外で!という感じ。
ですが、この日は雨も降っていて本当に蒸し暑くて…。
高認の場合、すべての科目を受験するわけではないので待ち時間ができるでしょう。
1科目分の待ち時間では会場外に行くほどの余裕もありません。
もう少し待機場所があるといいなと思いました。
【必見】高認当日の注意事項
高卒認定試験当日の注意事項を、実際に受けてみてわかったこと・気づいたことを交えてまとめました。
体温調節できる羽織りものが必要
会場内(教室内)はクーラー&空調ガンガン。
ソーシャルディスタンスによる人の少なさもあって本当に寒かったです。
まわりもこの(⬇︎)ポーズをしている人ばかり。
幸いわたしはカーディガンを持っていたのですが、それでも手が凍えそうでした。
集中して試験を受けるためにも寒さに自信のある人以外は羽織りもの必須だと思います。
解答用紙はしっかり見直すべき
解答用紙はしっかり見直すべきです。
- 必要事項(名前や受験番号)が間違いなく書かれているか
- 選択科目・問題の場合は、解答用紙に記載した科目・問題と実際に解いた科目・問題が合っているか
- マークシートのズレはないか
とくに上の3つは終了10〜15分前になったら絶対に確認してください。
ギリギリだと間違いがあったときに修正する時間がなくなってしまいます。
なるべく余裕をもって確認しましょう。
さらに余裕があれば問題自体の見直しも行ってください。
高認の一部科目では、「マークシートに記載されている問題番号」と「実際の問題数」がピッタリ合っていません。
例:問題数は35問だが、マークシートは40番まで回答欄がある
ズレが生じないように注意してください。
昼食や飲み物を持参するべき
東京会場はかなりの受験者がいました。
近隣店舗は混み合っており、短い休憩時間で会場外へ行き、ご飯を食べて、開始10分前までに戻ってくるのは難しいように感じます。
昼食や飲み物など必要なものはすべて持参すると安心です。
時計を持っていくべき
会場に時計がないこと、たとえあっても自分の席からは見えないことが考えられます。
試験において時間配分は大切です。
必ず時計をもっていくようにしましょう。
スマホやApple Watchなどは時計としての利用ができないので注意してください。
試験の30分前には到着するべき
当たり前かもしれませんが、当日は余裕をもって行動しましょう。
開始10分前には問題用紙が配られます。
それまでには教室に入って、自分の受験番号が記載された席に座るようにしてください。
わたしは試験2日目のとき、開始5分前に到着というハラハラな状況になってしまいました。
本当は公共交通機関を使わなければいけないのですが、持病であまり歩けないため車で向かっていたんです。
そうしたら1日目にはなかった渋滞に巻き込まれてしまいました。
1日目と同じくらい余裕をもって家を出たのにギリギリ到着。
本当に焦りました。
いろんな事情があってそもそも試験に行くのが難しいときは…
高卒認定を受ける人はいろんな事情を抱えており、心身の関係で
- そもそも試験に行くことが難しい
- 会場へ行くことに不安がある
という人も多いでしょう。
そんなときは「身体上の障害等にかかる特別措置」を検討してみてください。
高卒認定試験には特別措置があり、申請して認められれば
- 別室の設定(2人~10人の少人数)
- トイレに近接する試験室に指定
- 試験室を1階に設定
などの措置を受けられます。
特別措置を受けるためには、
- 高等学校卒業程度認定試験身体障害者等受験特別措置申請書
- 医師の診断・意見書
が必要です。
実際にわたしの友達も特別措置を利用して、受験していました。
会場の都合や診断書の内容によっては希望にそえないケースもありますが、気になったら申請&相談してみる価値はあるでしょう。
詳しくは文部科学省のサイトをご覧ください。
⇨文部科学省「高等学校卒業程度認定試験 身体上の障害等にかかる特別措置」
事前申請をしていないけど、
- 出願後に怪我をした
- 当日になって体調が悪くなった
(精神面の不調を含む)
などの事情がある場合は、文部科学省か当日会場の人に相談することをおすすめします。
基本的に特別措置を受けるためには事前の申請が必要。
しかし高認はいろんな事情を抱える人が挑む試験だけあって、対応は比較的柔軟だと感じています。
実際に当日別室が認められたケースもあるので、帰る前にダメ元でも相談してみてください。
高認当日の注意事項まとめ
試験当日はいろいろと不安なことがあると思います。
勉強してないし、どうせ合格しないから行くのやめようかな。
なんて思ってるあなた。
とにかく会場に向かいましょう。
高認はマークシート&4択タイプの試験なので、勘だけで合格できる可能性もあります。
緊張しないで落ち着いて、気楽に受けてみてくださいね(^^)
それではいってらっしゃい!