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【どうしてうちの子が?】不登校の原因と復帰を早める7つのヒント

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不登校 原因
  • どうしてうちの子が?
  • うちの子に限ってなんで?
  • 原因はなに?

わが子が不登校になると、とにかく「驚き」と「はてなマーク」でいっぱいになりますよね。

親としては

原因を明らかにしてなんとか不登校を解決したい!

と願うでしょう。

しかし、「どうして学校に行けないの?」「なんで?」と質問しても、曖昧な答えしか返ってこないと思います。

原因がわからないから「甘えじゃないか?」「サボりじゃないか?」と疑い、厳しい言葉をかけてしまうことも…。

不安で焦って、親子の信頼関係がガタガタに崩れてしまうのは避けたいですよね。

今回は、不登校の真の原因と復帰を早める7つのヒントを紹介していきます。

元不登校のわたしが、いろんな経験談・失敗談をもとに、原因や対応について重要なポイントをまとめました。

胃もたれする量ですが、毎日2時間くらい睡眠時間をけずって書いたので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

ゆず

この記事を読めば、不登校への理解がグッと深まると思います。

  • 本気でわが子に向き合いたい
  • 復帰を早める対応を知りたい
  • 笑顔で生活できる日々を取り戻したい

このような方はぜひご覧ください。

この記事のまとめ
  • 子どもが答えた理由が本当の原因とはかぎらない
  • 不登校の原因はわからないことが多い
  • 多くの場合、複数の要因が合わさって学校に行けなくなる
  • 主な要因は、本人要因・学校要因・家庭要因の3つ
  • 不登校になって、わが子や自分を否定するのはNG
  • いつも通りに接することが大切
タップできる目次

ゆずと申します。
この記事を書いた人
  • おうち部」管理人
  • 20代の通信大学生
  • 【経歴】理由もわからず不登校→偏差値70の高校に合格→病気で高校中退→寝たきり→高認→通信制大学&在宅ワーク
  • わたしが絶望していた時代に「これ知りたかった!」と思う情報やリアルな体験談を発信中です。

本記事の内容は、原因が曖昧な不登校を対象にしています。明らかないじめ等ハッキリとした理由がある場合、そちらの対処を優先してください。

子どもが答えた理由が本当の原因とは限らない

わが子が行き渋りを始めたり、学校に行けなくなったりすると、まずは「どうして?」「なんで行けないの?」と質問しますよね。

すると、子どもは「学校が…」「先生が…」「友達が…」「勉強が…」「体調が…」と答えると思います。

多分どれも些細なことでしょう。

親からしたら「えっ?そんなことで?」と感じるかもしれません。

しかし、それは真の原因ではないことがほとんど。

ゆず

あくまできっかけにすぎません。

不登校は複数の要因がグチャグチャになった糸のように複雑に絡み合って生じるため、本当の原因は子ども自身もわかっていないことが多いのです。

不登校は、心という容器に小さなストレスが積み重なり、それが限界を迎えることで起こります。

コップから水があふれるイメージをしてもらえればわかりやすいでしょう。

子どもが答えた理由は、コップから水がこぼれる最後の一滴となったできごとだと考えてください。

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不登校の原因はわからないことが多い

不登校は、以下のような要因が複雑に関係して起こります。

不登校の要因
  • 本人の性格、気質
  • 遺伝的な体質
  • 認知や思考の癖
  • 精神の未熟さ
  • 身体疾患
  • 精神疾患
  • 発達障害
  • 学業不振
  • 友人関係
  • 教員との関係
  • 過干渉
  • 家庭の問題
  • 貧困の問題
  • 環境の変化
  • 学校システム
  • 社会の空気感
  • 社会情勢

親も子どもも「不登校になった原因がわからない…」「原因がないのに学校に行かないのは甘えではないか…」と悩むことがあるでしょう。

不登校の原因がわかって解決できたらラクですが、実際のところ「これが原因!」「誰が悪い!」と一つに絞れるものではありません。

まずは、不登校の原因はハッキリとわからないことがほとんどだと頭に入れておいてください。

だからこそ、子どもが答えた原因や理由だけを鵜呑みにしないよう注意が必要です。

子どものことを信じないわけではありません。

ゆず

いじめの場合もあるので、わが子に寄り添いながら、学校での状況をきちんと把握することは大切です。

しかし、先ほども説明した通り、「学校が…」「友達が…」はきっかけにすぎません。

子どもが答えた原因だけをもとに、「学校のせいだ!」「先生のせいだ!」「友達のせいだ!」と決めつけてしまうと、解決するのは難しいでしょう。

不登校の原因をハッキリさせて白黒つけたいという気持ちもわかります。

ですが、最初にやるべきことは、わが子が学校に行っていたときの様子を丁寧にとらえること。

不登校になった子どもでも、学校に行っていた時間があるはずです。

原因探しではなくて、その子にとって学校生活がどんな意味価値を持っていたのか、どんなストレスを感じていたのかなどを、理解するようにしてください。

以下では、不登校の原因(要因)紹介をしていきます。

不登校の原因を明らかにするのは難しいですが、不登校になりやすい「要因」を知ることは大切です。

  • わが子は今どんな状況か?
  • わが子はどのようなタイプか?
  • どんなことにストレスを感じているのか?

などを分析するのに役立ててください。

ゆず

不登校対応の教科書だと思って、まずは一通り読んでいただけると嬉しいです。

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データでみる不登校の原因

文部科学省のデータから不登校の原因をチェックしていきましょう。

小中学生の場合と高校生の場合にわけて解説していきます。

小中学生の場合

令和3年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」によると、小中学生の不登校の要因は以下の通りです。

小学生

区分人数割合
《学校に係る状況》
いじめ245人0.3%
いじめを除く友人関係をめぐる問題5,004人6.1%
教職員との関係をめぐる問題1,508人1.9%
学業の不振2,637人3.2%
進路に係る不安160人0.2%
クラブ活動、部活動等への不適応10人0.0%
学校のきまり等をめぐる問題537人0.7%
入学、転編入学、進級時の不適応1,424人1.7%
《家庭に係る状況》
家庭の生活環境の急激な変化2,718人3.3%
親子の関わり方10,790人13.2%
家庭内の不和1,245人1.5%
《本人に係る状況》
生活リズムの乱れ、あそび、非行10,708人13.1%
無気力、不安40,518人49.7%
左記に該当なし3,994人4.9%
出典:文部科学省

中学生

区分人数割合
《学校に係る状況》
いじめ2710.2%
いじめを除く友人関係をめぐる問題18,73711.5%
教職員との関係をめぐる問題1,4670.9%
学業の不振10,1226.2%
進路に係る不安1,4140.9%
クラブ活動、部活動等への不適応8430.5%
学校のきまり等をめぐる問題1,1840.7%
入学、転編入学、進級時の不適応6,6294.1%
《家庭に係る状況》
家庭の生活環境の急激な変化3,7392.3%
親子の関わり方8,9225.5%
家庭内の不和2,8291.7%
《本人に係る状況》
生活リズムの乱れ、あそび、非行18,04111.0%
無気力、不安81,27849.7%
左記に該当なし7,9664.9%
出典:文部科学省

小中学生ともに、「無気力・不安」が50%近くを占めていますね。

注意するべきは、これが真の原因とは限らないこと。

調査では「無気力」と回答していても、本当の原因は別にあるでしょう。

無気力の原因は学業不振にあって、学業不振の原因は家庭内の不和で、家庭内の不和は子どもの受験失敗が原因で…

など、さまざまな要因が関係していると考えられます。

高校生の場合

令和3年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について 」によると、高校生の不登校の要因は以下の通りです。

区分人数割合
無気力・不安19,977人39.2%
生活リズムの乱れ・あそび・非行7,610人14.9%
入学、転編入学、進級時の不適応4,777人9.4%
いじめを除く友人関係をめぐる問題4,623人9.1%
選択肢に該当なし3,890人7.6%
出典:文部科学省

高校生の場合も、「無気力・不安」が一番多いですね。

おそらく「無気力・不安」は不登校の原因というよりも、ただのきっかけでしょう。

不登校から社会復帰するためには、無気力という事実にとらわれるのではなく、なぜ無気力になったのか?と背景に目を向けていくことが大切です。

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不登校の原因まとめ

不登校の原因は大きくわけて、本人要因学校要因家庭要因の3つがあります。

本人要因

  • 気質、体質
  • 過敏性腸症候群などの病気
  • 精神疾患
  • 神経発達症群(発達障害)
  • 認知や思考の癖
  • 精神の未熟さ
  • 思春期特有の自己意識や劣等感
  • 自律神経やホルモンバランスの乱れ
  • 神経症
  • 分離不安
  • 過剰適応

など

学校要因

  • 友人とのトラブル
  • 教員とのトラブル
  • 学業不振
  • 環境変化による不適応
  • 校則や規則をめぐる問題

など

家庭要因

  • 過干渉
  • 家庭内不和
  • 金銭的問題
  • 親の病気
  • 親の介護
  • 離婚、再婚
  • リストラ
  • 虐待、ネグレクト

など

以下では、重要なものをピックアップして紹介していきます。

ゆず

とくに本人要因は必見です。

不登校の要因について詳しく知りたい方、子どもの状態について理解を深めたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

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不登校の原因①:本人要因

1つめは、本人要因です。

【補足】

本人要因とはいうものの、不登校の根本的な原因は「学校」や「教育システム」にあることが多いでしょう。

HSPや特性がある子だって、学校によっては、クラスによっては不登校になりませんからね。

ただ、今すぐ学校が変わるわけではありません。

ここでは、現在の教育システムを前提として、本人要因を紹介していきます。

遺伝的な気質、体質

不登校の原因で、大多数を占めているのが「遺伝的な気質・体質」です。

過敏、不安、緊張など、いわゆるHSPの気質や体質のせいで、ストレスを抱えやすく、不登校になってしまいます。

このタイプは、以下の特徴を有することが多いです。

  • 思春期で自律神経が乱れやすい
  • すぐに疲れてしまう
  • 睡眠時間がたくさん必要
  • 不安を感じやすく緊張しやすい
  • 音や光などの刺激に敏感
  • 考えすぎてしまう
  • 些細なことを気にしすぎてしまう

HSP気質だと普通の人ならストレスに感じないことも気になってしまうため、日常生活がストレスだらけ。

すぐに心がいっぱいいっぱいになってしまうんですよね。

残念ながら、HSP気質を治すことはできません。

しかし、考え方や対処法を身につけることで生きやすくすることはできます。

ゆず

まわりの人の助けを借りながら、自分の生きやすい環境やコツを見つけることが大切です。

認知や思考の癖

不登校はたくさんのストレスの積み重ねで起こりますが、そのストレスはどうして生じるのか。

実は、環境だけが原因ではありません。

ストレスの根本原因はわたしたちの「認知や思考の癖」であることが多いのです。

あなたは以下のような考え方をしていませんか?

「コーチングよりも大切なカウンセリングの技術」より引用させていただきます。

二分割思考ものごとを極端に判断してしまっている状態。中間がない。白か黒か、失敗か成功か、健康か病気か、など
過度の一般化たまたま良くないできごとが起こったとして、それが常に起きると決めつけて一般化してしまっている状態
選択的抽出様々な状況の中で、自分が関心を持っている情報だけに注意を向けてしまっていて、その状況のその他の情報は無視している状態
マイナス化思考取るに足らないことや、良いできごとを悪いできごとのようにすり替えてしまっている状態
心の読み過ぎ確たる証拠もないのに、人は私のことを見下しているとか、否定しているなどと、勝手に思い込んでいる状態
先読みの誤りこれから起きるできごとについて否定的な予測をして、そのことが実際に起きるものと信じている状態
拡大解釈ネガティブなできごとを客観的に判断するのではなく、必要以上に注目してしまっている状態
過小評価拡大解釈の逆で、ポジティブなできごとや自分の長所について、取るに足らない小さなものであると考えている状態
情緒的理由づけ自分の感情の状態があたかも事実を表しているように考えてしまう状態
すべき思考何かを始めようとした時に「〜すべきである」「〜しなければならない」と考えてしまう状態
レッテル貼りネガティブな自己イメージがとても強いために、何か失敗した時に、事柄に注目しないで自分自身をダメな人間だと考えてしまう状態
自己関連づけ何か良くないできごとがあると、様々な要因があるにもかかわらず、自分が原因でこうなってしまったと考えている状態
出典:小倉広(2021)「コーチングよりも大切なカウンセリングの技術」日本経済新聞出版 p.164

「認知・思考の歪み」で生じるストレスは、身体症状や精神疾患にもつながります。

認知は生まれたときから積み重ねてきたものなので、そう簡単には変わりません。

時間をかけて少しずつ柔軟にしていく必要があるでしょう。

コーチングやカウンセリング、認知行動療法をはじめ、

  • いろんな体験をすること
  • いろんな本を読むこと
  • いろんな人に出会うこと

なども大切です。

安心・安全かつ小さな経験をたくさん積み重ねていくことで、認知の歪みは解消されていきますよ。

ゆず

視野を広げるきっかけをたくさん掴んでほしいと思います。

どうやってきっかけを掴めばいいのか…

そんなあなたには、フリースクールもおすすめです。

いろんな世界、生き方、価値観を知ることで、「◯◯しなきゃ」「◯◯な自分はダメ」と思ってしまうカチカチ頭を卒業できるかもしれません。

わたしのおすすめは「SOZOWスクール」。

不登校に必要なサポートがぎゅっと詰まっているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

過敏性腸症候群などの病気

正確にいうと、病気は不登校に含まれません。

しかし、過敏性腸症候群などの「心身症」といわれる病気は、現代の不登校と密接に関連しています。

心身症とは?

日本心身医学会は、心身症を以下のように定義しています。

「心身症とは、身体疾患の中で、その発症や経過に心理社会的因子が密接に関与し、器質的ないし機能的障害が認められる病態をいい、神経症やうつ病など、他の精神疾患に伴う身体症状は除外する」

症状が良くなったり悪くなったりするのに、心理社会的な要因が関係している病気です。

目に見えないほどの小さなストレスが蓄積された結果、心身症としての身体症状が出現・悪化し、登校できない状況に陥ります。

頑張って登校しようと思っても「また症状が出るのではないか…」などの不安や緊張から、症状が悪化することも多いです。

心身症の場合、病院に行っても異常なしと言われるでしょう。

ゆず

朝だけ症状が出るなどの特徴から「怠けではないか」「サボりではないか」と疑われてしまうことも。

ですが、症状は嘘ではありません。

あなたも本当に苦しいときに「仮病だ」「仕事行け」なんて言われたらショックですよね。

まずは、わが子の身体と心に寄り添い、カウンセリングなどあらゆる方面からアプローチしていくことが大切です。

また、心身症ではなくても、身体疾患をきっかけに不登校になることがあります。

身体疾患による不登校の3パターン
  1. 病気になる前からストレスを抱えて、毎日ギリギリの状態で登校していたが、たまたま病気になって学校を休んだことをきっかけに、緊張の糸が切れて無気力になってしまう
  2. 身体疾患のために学校を長期間、または頻繁に休むことになった結果、勉強の遅れや友人関係からの孤立などが生じ、学校への敷居が高くなって登校しにくくなる
  3. 深刻な怪我や難病のために、今まで取り組んでいたことができなくなって、学校を含む生活全体への意欲が低下して不登校になる

いずれにしても、本人の力だけでは乗り越えることが難しいです。

親や学校、第三者によるサポートが必要となるでしょう。

ちなみに、起立性調節障害には「身体型」と「心身症型」があります。

不登校になる起立性調節障害は「心身症型」が多数を占めており、薬だけでは回復しないことが多いです。

思春期がすぎれば治るだろう…

病気だから仕方ない…

ではなく、子どもの気質や体質ときちんと向き合ってほしいと思います。

神経発達症群(発達障害)

  • 自閉スペクトラム症(ASD)
  • 注意欠陥・多動症(ADHD)
  • 限局的学習症(LD)

などの発達障害も不登校の要因になります。

友達同士のコミュニケーションについていけない、学習が遅れる、それが原因でからかわれる、自尊心が低下する…。

集団生活になじむために必要以上に気をつかったり、エネルギーを消耗したりする…。

このような状態が続くことで、ストレスが限界を超えてしまい、不登校になることが多いです。

ゆず

とくに学年が上がるにつれて困難が増えていきます。

発達障害は生まれつきの脳の機能障害のため、治すことはできません。

まずは、子どもの特性をきちんと理解すること。

発達障害と診断されていないグレーゾーンでも、検査で知的に問題がないとされた場合でも、本人に困りごとがあればそれをきちんと捉えます。

そして、特性は一生つきあっていくものだと受け入れた上で、

  • 得意なこと
  • 苦手なこと
  • できるけどキツいこと

これらを周りの大人と本人が一緒になって、理解していくことが重要だと思っています。

家庭・学校・病院・カウンセラー等が連携しながら、よりよい学習環境を整えたり、本人が社会で生きていく力を身につけたりすることも求められるでしょう。

第三者との出会いやさまざまな体験を通して、自分を見つめること・自分と向き合うことも大切です。

※参考:NHKハートネット「発達障害を生き抜くために 診断と治療」

※参考:NHKハートネット「発達障害を生き抜くために「苦手なこと」を理解する」

精神が未熟

小学生に多いのが、精神が未熟なことによる不登校です。

このタイプには、以下のような特徴があります。

  • 学校に行けていない状態を本人があまり気にしていない
  • 学校を休んでいても罪悪感が少ない
  • 家では楽しそうにゲームをしている
  • 試験など苦手なことがあると休む
  • 行事や楽しい授業は行ける
  • 元々の性格がマイペースな感じ

朝は登校を渋っていても、学校に行ってしまえば元気に過ごすので、「大丈夫そうかな」と親は安心するでしょう。

しかし、またすぐに行かなくなり、登校したり休んだりを繰り返します。

精神が未熟な不登校は一見元気そうなので、「甘えだ」「サボりだ」と思われがちです。

ゆず

さらに、なんでも人のせいにする傾向があるため、関わっているとイライラしてくる方も多いでしょう。

しかし、これは精神が未熟なことによる不登校。

学校に行けばどうにかなると思って無理やり連れていっても解決はしません。

このタイプの不登校を改善するには時間がかかります。まずは、過干渉をやめて、共感的な関わりを増やすことが重要です。

学校やカウンセラーと協力しながら、長期的な視点で子どもの成長を支えていきましょう。

甘えているような生活、尊大な態度にはいら立つこともあると思いますが、わが子の心に共感し、真剣に向き合うことが求められます。

安心できる環境をつくり、信頼関係を築き、伴走者として根気強く関わってもらえたら嬉しいです。

過剰適応

なんの問題もない「いい子」が不登校になることもあります。

  • 育てやすい
  • 頑張り屋さん
  • リーダー的存在
  • 完璧主義
  • まじめ

このような性格の子どもたちは過剰適応による不登校になりやすいです。

几帳面な性格だったり、不安に感じやすい気質だったりが原因で、

失敗したらどうしよう

恥をかかないように

馬鹿にされないように

期待に応えられるように

と頑張りすぎてしまい、心が疲れ切ってしまいます。

もともとまじめでいい子なので、親は

なんでうちの子が…

と困惑してしまうでしょう。

学校を休んで落ち込んでいるわが子と、学校でキラキラしていたわが子を比べてやりきれない気持ちになるかもしれません。

しかし子どもは今まで本音を見せずに、ずっと無理をしていました。

今は休むとき、過剰適応から生まれ変わるときだと思って、あたたかく見守ってあげてください。

また、このタイプは学校を休むことへの罪悪感が強く、苦しむばかりできちんと休めないこともあります。

ゆず

心の奥の辛い気持ちに寄り添ってあげることが大切です。

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不登校の原因②:学校要因

2つめは、学校要因です。

対人関係のトラブル

いじめを除く友人関係のトラブルで不登校になることがあります。

不登校のきっかけとなるできごとの例
  • 友達とけんかをしてしまった
  • 仲間外れにされた
  • 悪口を言われた
  • 仲良しの子と別のクラスになって、休み時間にひとりぼっち

とくに中学生は、部活動などの人間関係も増え、先輩・後輩といった上下関係にうまく対応できないケースもあります。

友人関係というのは非常に繊細なもの。

学校に行きたくないと言ったわが子をむやみに心配するのではなく、まずは子どもの話をゆっくりと聞いてあげてください。

わたしも人間関係で悩んでいましたが、「あいつムカつくね」「最悪だね」「ママが倒してやろうか」と共感しながら話を聞いてもらえるのが、すごく嬉しかったです。

そして、

いろんな人がいる

合う人もいれば合わない人もいる

全員に好かれることはない

自分が疲れない適切な距離で

といった言葉で、子どもの心を軽くしてあげることが大切です。

ゆず

解決できない場合は、保健室登校や適応指導教室、転校も視野に入れましょう。

また、教師が原因で不登校になることも考えられます。

正直いって、教師はあたりはずれの差が激しいです。

なかには愛情や熱意もなく、ただただ教師としての威厳をふるまうだけの人もいます。

  • 指導力不足
  • 強すぎる叱責
  • 厳しすぎる指導
  • 理不尽な対応

上のような場合は、環境を変える必要があるでしょう。

学校でのいじめや叱責が引きこもりリスクを高める研究結果も出ています。

公益社団法人 子どもの発達科学研究所「学校ACE®~学校での傷つき体験が引きこもりのリスクを高める~」

逃げることは決して悪いことではありません。まずは自分を守る行動をとってください。

学業不振

落ちこぼれ、成績低下などの学業不振も不登校の要因のひとつです。

学校生活の大部分は授業であり、そこで勉強がわからなくなれば、学校生活が苦痛になります。

一方で、勉強に自信をもっていた子が、高校受験の失敗やレベルが高すぎる高校への入学をきっかけに、成績が急落して無気力になってしまうこともあります。

発達障害により、学年が上がるにつれて勉強に追いつけなくなることも多いです。

ゆず

いずれの場合も、自分にあった環境&ペースで、一歩一歩積み上げていくことが必要となります。

とくに勉強ができるタイプで、勉強だけが自分の取り柄だと思っている子は、成績が下がったときのダメージが大きいです。

回復にも時間がかかるでしょう。

そんなときに親ができることは、ありのままのわが子を愛すること。

どんなときでも成績などで飾られていないわが子を信じてあげてほしいなと思います。

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不登校の原因③:家庭要因

3つめは、家庭要因です。

過干渉

過干渉は不登校の直接の原因ではないものの、ストレスの抱えやすさや自己肯定感、回復過程、親子の信頼力に大きく関わってきます。

過干渉とは、親の願望を子どもに押しつけること。

わが子が失敗しないように…」「苦労しないように…」などの思いから、先回りしたり口出ししたりすることが当てはまります。

以下に、過干渉な親の特徴を具体的にまとめました。

過干渉な親の口癖
  • ◯◯しなさい!
  • 早くしなさい!
  • 早く行きなさい!
  • どうしてちゃんとやらないの!
  • 全部あなたのために言ってるの!
  • 失敗しても知らないよ!
  • いつも遅刻するなら、塾なんてやめるよ!お金がもったいない!
過干渉な親の特徴
  • 食べるものや着るもの、持ちものなどを勝手に選ぶ
  • 進路を勝手に決める
  • 習い事を勝手に決める
  • 子どもの話を遮って自分の意見を言う
  • 子どもの選択に口出しをする
  • 子どもの交友関係に口出しをする
  • 子どもの行動を細かくチェックする
  • ダメなところばかり指摘して褒めない

家庭は本来、心を充電する場所。安心できる空間であるべきです。

しかし、親が過干渉だと家庭でも強いストレスを感じるために、ゆっくりエネルギーを回復することができません。

学校と家の両方でストレスを抱えてしまえば、心が疲れ切ってしまい、無気力な不登校になってしまう可能性が高いでしょう。

ゆず

大人だって「あれダメ」「これダメ」と否定され続ければ、気力がなくなってしまいますよね。

過干渉の結果、精神が未熟で、打たれ弱くなる傾向もあります。

失敗しないように…」と育てられると、失敗することが怖くなってしまうんです。

今まで支配されていたので責任感も弱く、失敗したときの責任を他人のせいにすることも多いでしょう。

また、他者からの評価に過敏になってしまうことも。

つねに親や周りの人の顔色をうかがう性格になり、神経をすり減らしながら生活します。

常識やあたりまえを押しつけ、ありのままの子どもを認めないから、自己肯定感も下がる…。

このような状態が続けばエネルギーを消耗してしまい、学校に行く力がなくなってしまうかもしれません。

ゆず

ときには、支配している親に対して反発するために、非行に走るケースも見受けられます。

口では子どものためと言っていても、実際には

  1. 口出しをして自分が安心したい
  2. 失敗しないように過干渉することで自分を守りたい(ダメな親だと言われたくない)
  3. 親がわが子を信じていない

このような深層心理であることが多いです。

たしかに親があれこれ決めてしまうのはラクでしょう。

でも、子どもは親から無条件に信じてもらいたいもの。

過干渉は子どもにとって重い。親が思っている以上に重たいのです。

苦労もしたいし、信頼もしてほしい。もっと信じてほしいです。

過干渉が直接不登校につながるわけではありませんが、この重さがなくなると子どもは成長します。

親子の摩擦もグッと減ります。

思い通りにいかないことを受け入れた上で、わが子をサポートし続けることが親の役目ではないでしょうか。

家庭内不和

家庭環境の急激な変化は不登校の要因になります(親の不仲・病気・死・離婚・再婚・リストラなど)。

実際にはその事実が辛いというよりも、親の精神的余裕がなくなった結果、子どもがストレスを抱え込んでしまう場合が多いようです。

親からすれば

こっちもいろいろ大変なのに、どうして不登校になって困らせるの?

と思うかもしれません。

しかし、子ども自身も親に迷惑をかけないように気持ちを打ち明けずにいます。

すれ違いが生まれてしまうと、親も子も苦しみが増すばかり。

スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなどの第三者の助けを借りながら、きちんと気持ちをぶつけあって、家族みんなで乗り越えていくことが重要です。

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不登校からの復帰を早める7つの対応

以下では、不登校からの復帰を早める7つの対応をまとめていきます。

不適切な関わりをすれば、子どもの回復が遅れてしまう可能性も…。

ゆず

重要なポイントをまとめているので、読み飛ばしはNGでお願いします。

もしかしたら「すでにやってしまった…」と頭を抱えることもあるでしょう。

しかし、後悔する必要はありません。

親だって初めてのことですし、そもそも正解だってありませんしね。

そのときは情報もなく孤独のなか、必死にわが子と向き合っていたはず。

もう過去に戻ることはできませんから、未来に目を向けていきましょう。

完璧にやろうなんて思わず、肩の力をぬいて読んでいただけると嬉しいです。

ちなみに、復帰というのは再登校だけではありません。

フリースクールに行ったり、おうちで勉強をしたり、バイトをしたりすることも大きな一歩です。

また、再登校したからといって、必ずしも回復したとはいえません。

再登校だけにとらわれず、将来的に自立することを目指して、自分にあった道を進んでいきましょう。

行けない理由を何度も聞かない

わが子が不登校になると、親も「どうしてうちの子が?」とパニックになりますよね。

焦りや不安のあまり、「どうして行けないの?」「何かあったの?」と質問する回数も増えるでしょう。

ゆず

しかし、何度も何度も聞かれると、子どもは責められているように感じてしまいます。

大人でも説明することは難しいので、子どもが不登校の理由を答えることは不可能に近いです。

不登校になったわが子に対して、原因や理由を何回も尋ねるのは控えましょう。

ポイント

「なんで?」「どうして?」ではなく、

「そっかそっか」

「いつから行きたくなかった?」

「話してくれてありがとう」

といった声かけを大切にしていただければと思います。

無理やり登校させない

不登校は小さなストレスが積もりに積もって耐えきれなくなったサイン。

行き渋りが始まった時点で、心は限界を迎えています。

それにもかかわらず、無理やり学校に連れていけば、親子の信頼関係はガタガタ。

「こんなに辛いのにママパパはなにもわかってくれない…」と感じ、この後の回復に大きく響きます。

まずは、休むことを優先させましょう。

すぐに「学校を休んだらどう?」と言ってもらえる安心感は、子どもの心を守ります。

今はどうにか学校に行けても、いつかまったく動けなくなる日がくるはずです。

ゆず

結局のところ、登校にこだわることで、問題に向き合う時間を先送りしてるだけなんですよね。

たまに、無理やり連れていくことで登校を続ける子もいますが、20人に1人いるかいないかです。

たとえ学校には行けても、どこかのタイミングで体調やメンタルを崩したりするので、リスクも高いでしょう。

無理やり行かせ続け、エネルギーが尽きてしまうと、回復には年単位の時間がかかります。

とりあえず休ませた上で、「じゃあどうするか?」「今はなにをするべきか?」を合理的に話し合っていくことが重要です。

わたしの中学時代の話をします。

わたしの場合、まずは休んで体力を回復する。

そのうえで、過敏性腸症候群をどうにかしたいと話し合い、病院へ行って、万が一のためにお腹の薬をゲットする。その薬がお守りがわりとなり不安が減る。

勉強に遅れて焦りや罪悪感が出ないように、おうちでは通信教育を活用してできる範囲で勉強を続ける。

いつでも休めるような安心感と信頼関係のもとで、母から

今日は4時間だし頑張ってくれば?

何かあったらすぐに保健室に行きなね

無理しないように先生にも伝えておくね

と言ってもらえるとスッと学校へ行けました。

なんで行かないの

また行けなかった(イライラ)

と言い争っている期間は信頼関係を崩すだけ。

そのような環境では、どれだけ休んでも子どもは元気になっていないと思ってください。

ポイント

無理やり連れていくことがNGであって、登校刺激がダメというわけではありません。

とくに精神が未熟なタイプの不登校は、積極的な登校刺激が必要になる場合があります。

誰も責めない

明らかないじめ等がある場合をのぞいて、誰かを責めるのはやめましょう。

誰かのせいにすると心はラクですが、責めるだけではなにも解決しません。

学校が悪い」「先生が悪い」「友達が悪い」と思うこともありますよね。

でも、社会にはいろんな方がいます。とんでもない方もたくさんいます。

社会を変えるのは大変なので、まずは自分が相性の悪い人から逃げたり、生きづらい環境から離れたりすることが大切です。

ゆず

「逃げる」ってネガティブに聞こえますが、逃げることは生きのびるための立派な方法だと思います。

  • いつも逃げられるわけじゃない
  • 甘ったれんな

とおっしゃる方もいるかもしれません。

たしかに、それはごもっともな意見。

これからストレスに対処する方法や相手とうまく付き合う方法など、生き抜くスキルを身につけることが求められるでしょう。

また、親が自分を責めるのもやめてほしいです。

「子育ての仕方が悪かったのではないか…」というオーラが出ていると、子どもも後ろめたさを感じます。

親が自分のことを否定すると、育てられた自分まで否定された気持ちに…。

「どこで道を間違えたんだろう…」なんて言われたらショックすぎます。

  • 虐待やそれに近い状況
  • 夫婦喧嘩ばかり
  • 子どもに暴言をかけ続ける
  • 子どもに愚痴を言いまくる
  • 成果主義でプロセスを一切褒めない

など相当ひどい家庭環境ではない限り、親が直接の原因ということは少ないです。

もちろん親も関係しますが、発達過程でトラウマや強いストレスを経験したり、自律神経の調整機能がうまく育っていなかったり、外部の影響もあるので子育てのせいとは言えません。

ゆず

同じように育てていても兄弟でまったく性格が違いますしね。

学校の先生の子どもだって、精神科医の子どもだって不登校になります。

超過干渉でヤバイ家庭でも、元気に学校に行っている子はいます。

たまに兄弟全員が不登校になることもありますが、これは上の子の不登校を認めて「学校に行くべき」という家庭の規範が薄まった結果、ダラダラと続いてしまう状況かもしれません。

下の子は、見守り以外の対応が必要になることも多いでしょう。

とにかく不登校はほとんどの場合、誰も悪くありません。

たとえ親が悪かったとしても、自分を責めたところでなにも生まれませんからね。

この記事にたどりついた時点で、子どものことをよく考えているお母さんお父さんであることは間違いありません。

後悔はほどほどに、子どもが生きやすいコツを身につけたり、生きやすい環境を見つけたりするサポートをしてもらえたら嬉しいです。

不登校対応ではしばしば「親が変われば子どもも元気になる」という意見があります。これは”腹を括って見守れるか”ということを言っており、「子育てが悪い」「親が原因だ」という意味ではありません。

わが子の状態を否定しない

不登校や行き渋りになったわが子を否定しないことが大切です。

難しいですが、不登校になったありのままのわが子を受け入れること。これが子どもの安心につながります。

ゆず

自分はこのままでも大丈夫なんだとホッとする気持ちが、前に進むエネルギーになるんですよね。

  • 学校に行かないのは甘え
  • 怠けているだけだ
  • こんな状況で将来どうするんだ
  • ゲームばっかり
  • 寝てばかり
  • ダラダラしてばかり
  • はぁ(ため息)

こんな言葉はわが子の心をグサグサと傷つけます。

だって、本人は現実をわかっているのですから。

わかりきったことを言われ続けたら、どんどん関係は悪くなるでしょう。

再び安心できる関係を取り戻すために、何年もかかるかもしれません。

朝になると学校に行けないと言い、ゲームばかりのわが子を見ていれば、イライラするのも当然です。

学校に行かないどころか勉強もしないで将来も本当に不安ですよね。

でも、不登校は精神疾患や自殺につながる命にかかわる問題です。

ゆず

ドラクエの「いのちだいじに」モードでわが子のサポートをお願いします。

ポイント

わが子の状態を否定しない=何も言わない、甘やかすではありません。

家庭のルールなど言うべきことはきちんと伝える必要があります。

ただし、今まで過干渉だった家庭や親子関係がこじれている家庭は、根気強く見守ることが必要になるかもしれません。

「朝も起きられない、ゲームばかりの自分だけど、親は口出ししないで信じて見守ってくれる。」

このような関係が信頼を取り戻し、エネルギー回復にもつながるでしょう。

  • ゲームは◯時まで
  • 勉強しなさい
  • 早く起きなさい

このような言葉は関係性によって、まったく異なる印象をもちます。

いつも通りに接する

不登校になっても、なるべくいつも通りに接してください。

  • 親に批判される
  • 不安そうな顔をされる
  • イライラして話してくる
  • 腫れ物扱いしてくる
  • 親が自分を犠牲にしている
  • 親が自分より悲しんでいる

このような状態が続くと、親と安心して話せなくなり、しだいに顔も見せなくなります。

心も潰してしまうかもしれません。

不安すぎていつも通りにできない、怒りが爆発しそうなときは、カウンセラーさんなど第三者に相談しましょう。

ゆず

Twitter(X)に書き込むのもいいですね。

安心して見守るために不登校について学ぶことも大切です。

回復過程などを知れば、安心できることも増えるでしょう。

くれぐれも

学校に行っていないから◯◯はダメ

というようなルールはNGでお願いします。

ポイント

いつも通りに接することは、子どもの安心感やプレッシャーのない環境づくりに必須です。

わたしは不登校時代、親が安定していて救われました。

久しぶりに外出したり試験に行ったりしても、喜んだりすることがなくいつも通り。

逆に行けなくてもいつも通り。

合格したと伝えれば、「おめでとう!ゆずなら大丈夫だって信じてたよ」くらい。

外出したことで思い切り喜ばれたら、外出しなきゃいけない、外出しなきゃ親の期待に応えられないって感じてしまいますからね。

いつも一定でいてくれたから、一つ一つの出来事は関係ない、ありのままの自分でいいんだなって思えた気がします。

雑談を大切にする

子どもが不登校になると、どうしても学校に行くのか行かないのかみたいな話が増えますよね。

しかし、親と話すとき=学校に行くか行かないかの話というイメージがつくと、「なにか言われるのではないか…」とビクビクし、会話が減ってしまいます。

そうならないためにも、日ごろから雑談を大切にしてください。

趣味、テレビ、ゲームの話から、くだらない話、親の失敗談など何でも構いません。

雑談は親子で安心した時間を共有します。

ゆず

一緒にテレビを見たり、ゲームをしたりするのも回復をグッと早めるでしょう。

子どもの話を遮らないで最後まで聞くことも信頼関係を取り戻すポイントです。

ただし、話の途中で学校や将来の話をしないように注意してください。

親と仲良く話していると「学校に行ったほうがいい」「学校に行きなさい」と言われるから、なかなか心を開けないのは不登校あるある。

安心できる環境で、心から親を信頼するためにも、最初のうちは学校の話を控えてもらえるとありがたいです。

学校の宿題や行事、留年のことなど事務的な連絡は淡々とこなしてください。

子どもの心に寄り添う

わが子が不登校になると、もちろん親も不安ですが、一番混乱しているのは本人です。

子どもからしたら、親にはいつも味方でいてほしいもの。

親も忙しいので、ずっと寄り添うのは難しいですが、

いつでもあなたの味方だよ

あなたの選択を応援してるよ

という姿勢でいてくれたら嬉しいなと思います。

たとえば

  • 子どもに共感すること
  • 子どもの話を聞くこと

つまらないゲームの話でも、わが子が「ねえねえ」と言ってきたら、できる範囲で聴いてあげてください。

ただただ「うんうん」「そうだね」「へぇ〜」「それで?」と聞いていればOK。

ただし、親自身に余裕がなかったり、体調が悪かったりすると、イライラして声を上げてしまうこともあるかもしれません。

そんなときは自分の状態を自覚し、前もって

今日はママも悲しいことがあって話を聞けなさそう、ごめんね

これ以上疲れたら鬼ババになっちゃうかも(笑)また明日でもいいかな

と伝えるべきだと考えています。

お互いにきちんと意見を言い、尊重できる関係が理想ですね。

また、子どもから恨みを言われたら受け止めてほしいと思います。

不登校は思春期と重なるので、ひどい言葉が飛んでくることもあるでしょう。

しかし、本気で親を嫌いだと思っているわけではありません。

混乱した気持ちをぶつけたり、人のせいにすることで自分の気持ちをラクにしたりしているだけなんですよね。

自分勝手ですが…。

だから、まずは「辛いんだな」「仕方ないな」を思って受け止めること。

ゆず

親に反抗できるなんて立派に育っている証拠ですよ。

ただし、あまりにも舐めた発言、許されない態度をしたら、指摘をしたり、親の威厳を示したりすることも重要です。

ポイント

子どもには親という味方がいます。

しかし、親(とくに母親)には味方がいないことが多く、子ども・家族(親戚)・学校・周りの人に囲まれてキツすぎますよね。

そんなときは、専門機関に相談することもおすすめです。

頼るなんて無理」とか頭でブレーキをかけず、きちんと頼りましょう。

あとはTwitter(X)とかで、どんどん愚痴っちゃいましょ。

スタバで季節限定フラペチーノを飲んだり、ネネちゃん家のお母さんみたいにうさぎをパンチしたり、こたつでぬくぬくしたり、猫を吸ったり、自分の心を整えることも大切にしてくださいね。

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まとめ:不登校の原因だけにこだわるのはやめよう

最後までご覧いただきありがとうございました
まとめ
  • 子どもが答えた理由が本当の原因とはかぎらない
  • 不登校の原因はわからないことが多い
  • 多くの場合、複数の要因が合わさって学校に行けなくなる
  • 主な要因は、本人要因・学校要因・家庭要因の3つ

今回は、不登校の原因と復帰を早める7つのヒントをまとめてきました。

今までの体験談や知識をもとに、無我夢中で書いていたら夜中の1時。とても長くなってしまい申し訳ありません。

わが子が不登校になると「どうしてうちの子が?」「なんで?なんで?」と困惑すると思いますが、まずは落ち着いて。

不登校はいつでも誰にでも起きる可能性があるものです。

原因を知りたい気持ちもわかりますが、不登校は複数の要因によって生じます。原因だけにこだわるのはやめましょう。

ゆず

わが子を否定せずに、いつも通りに接してもらえたら嬉しいなと思います。

しかし、親だって人間。

イライラしたり信じられなくなったり嫌になったりもします。

  • 頭ではわかっていても無理!
  • こんなのきれいごとだ!
  • できるわけない!
  • もう不登校の親なんて辞めたい!

と投げ出したくなることもあると思います。

誰だって最初はうまくいかなくて当然です。失敗するのも手探りになるのも当たり前です。

できない自分を否定する必要なんかありません。

いろんな葛藤や苦しみを乗り越えながら、少しずつ少しずつ成長していけばいいのですよ。

まずはわが子のために、ここまで読んで勉強した自分を褒めてあげてくださいね。

最後に、パナソニックグループの創業者、松下幸之助さんの『道をひらく』から人生の指針となっている一節を。

困っても困らない

ひろい世間である。長い人生である。その世間、その人生には、困難なこと、難儀なこと、苦しいこと、つらいこと、いろいろとある。程度の差こそあれだれにでもある。自分だけではない。

そんなときに、どう考えるか、どう処置するか、それによって、その人の幸不幸、飛躍か後退かがきまるといえる。困ったことだ、どうしよう、どうしようもない、そう考え出せば、心が次第にせまくなり、せっかくの出る知恵も出なくなる。今まで楽々と考えておったことでも、それがなかなか思いつかなくなってくるのである。とどのつまりは、原因も責任もすべて他に転嫁して、不満で心が暗くなり、不平でわが身を傷つける。

断じて行なえば、鬼人でもこれを避けるという。困難を困難とせず、思いを新たに、決意をかたく歩めば、困難がかえって飛躍の土台石となるのである。要は考え方である。決意である。困っても困らないことである。

人間の心というものは、孫悟空の如意棒のように、まことに伸縮自在である。その自在な心で、困難なときにこそ、かえってみずからの夢を開拓するという力強い道を歩みたい。

松下幸之助(1968)「道をひらく」株式会社PHP研究所 p.112-113
著:松下 幸之助
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この記事が少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです。最後までご覧いただきありがとうございました。

※参考文献

文部科学省「令和3年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」

文部科学省「令和3年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」

池田久剛(2021)「不登校の理解と支援 4つの視点によるアプローチ」金子書房

増田健太郎編著(2016)「不登校の子どもに何が必要か」慶應義塾大学出版

特定非営利活動法人schoot「不登校保護者向けリーフレット」

小柴孝子(2017)「不登校発生の背景要因に関する研究― 不登校経験者による内省的語りの質的分析―」

当サイトの内容は、主にわたしの体験談をもとに作成しています。不登校は100人いれば100通りなので、対応に正解はありません。記事内容は、ヒントにしていただければ幸いです。また、身バレ防止のために一部事実とは異なる箇所もございます。ご了承ください。

不登校 原因

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