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【体験談】わたしが身につけたしなやかに生きるコツを7つまとめました

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わたしが身につけたしなやかに生きるコツ

こんにちは、ゆずです(*´ω`*)。

今回は不登校や高校中退などの経験を通して見つけた「生きるコツ」を7つまとめてみました。

コツといってもそんな立派なものではありませんが、少しでも人生に悩んでいるあなたのお役に立てれば嬉しいです。

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ゆずと申します。
この記事を書いた人
  • おうち部」管理人
  • 20代の通信大学生
  • 【経歴】理由もわからず不登校→偏差値70の高校に合格→病気で高校中退→寝たきり→高認→通信制大学&在宅ワーク
  • わたしが絶望していた時代に「これ知りたかった!」と思う情報やリアルな体験談を発信中です。
  • 詳しいプロフィールはこちら

しなやかさは心の元気があってこそなので、最初はエネルギー回復や休養、治療を優先してください。

①余計なことを考えない

誰しも「生きる意味」とか「人生の価値」について、ちょっとは考えたことがあると思います。

ただ、こういう問いについて1日中悩み続ける人は少ないでしょう。

その日を生きることに精一杯で、働いたり忙しくしていたりすると、こんなことを考えている余裕はないと思います。

でも、今は便利で、食べ物も豊富で、安全で、とにかく脳が暇なんですよね。

そのうえ、身体を動かす機会が減ったので、家でゴロゴロスマホを見て、脳ばかり働くようなアンバランスな状態

その結果、「自分が生きる意味」とか「人生の価値」とか答えのない問いを、日常的に考える人が増えたように感じます。

わたしも以前は、頭のなかでおしゃべりしていて、余計なことばっかり考えていました。

でも、こういうことを考えるのを日常にするのは哲学者だけでいい。

ゆず

絶対答えなんてわからないし、考えちゃいけないことだから。

とことん突き詰めたら、「こんなに地球を荒らす人間なんて消えるべきだ」ってなるかもしれない。

でも、そんな極論を出したところで仕方がないわけで…。

わたしの尊敬している養老先生は、次のように述べています。

今日も日向ぼっこをしていたら、虫が一匹、飛んできた。寒い日だったから、なんとも嬉しかった。今日も元気だ、虫がいた。それが生きているということで、それ以上なにが必要だというのか

出典:養老孟司『ものがわかるということ』祥伝社

「生きる」ってこれ以上でもこれ以下でもないですよね。

なかには、

  • 人生の意味をどうしても考えちゃう
  • 生きる価値について悩んじゃう
  • 答えがわからないとモヤモヤする

人もいるでしょう。

こんなお悩みについても、養老先生はズバット答えてくれています。

人生の意味なんか「わからない」ほうがいいので、わからないと気がすまないというのは、気がすまないだけのことで、それなら気を散らせばいい。

出典:養老孟司『ものがわかるということ』祥伝社
著:養老孟司
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これを初めて読んだとき、わたしのなかで答えが見つかったというか、

そうすればいいのか!

と心の底から納得できたんです。

ゆず

余計なことを考えても仕方ないから、気を散らすってめちゃくちゃ大事でした。

考えても、考えなくても、人生なるようにしかなりませんからね。

まとめると

  • 余計なことを考えない
  • 考えたくなったら気を散らす
  • 気を散らすための方法を見つけておく

不安や心配があるから考えないなんて無理!

って人は、気を散らす訓練をしてみるといいかもしれませんね。

心配や不安なことは情報収集をして、あとはできるだけ考えない、うまく気を散らして生きていくことが一番でした。

ポイント

どうしても頭に浮かんでくるときは、紙やスマホに書き出すことをおすすめします。

わたしも実践していますが、頭のなかでグルグル・モヤモヤしていることが紙に移動するので、脳がスッキリしますよ。

自分の悩んでいることが視覚的にわかるので、「じゃあどうすればいいか?」と対処法も思いつきやすかったです。

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②小さな幸せを見つける

以前のわたしは

  • テストでいい点数を取ること
  • 青春を楽しむこと
  • キラキラした学校生活を送ること
  • 偏差値の高い学校に入学すること
  • 大企業に就職すること

などが幸せだと思い込んでいました。

でも、不登校や病気、友達の死、災害などを経験して、幸せってもっと身近なところにあるかもって気づいたんです。

  • 猫たちと日向ぼっこできたこと
  • 暖かい空気を感じられたこと
  • 植物から新しい芽が出ていたこと
  • 家族とドラマをみれたこと
  • M-1を見て大笑いできたこと

小さなことかもしれないけど、幸せは日常のあちこちに隠れていました。

いろんな事情を抱えているあなたならわかるかもしれませんが、人生に当たり前のことなんてありません。

いつどうなるかもわかりません。

ゆず

だからこそ、日常の些細なところでも幸せを味わっていきたい。

そんな気持ちでここまで生きてみました。

足るを知るって感じですね。

もちろんどんなことに幸せを感じるかは人それぞれ違います。

そんなこと言われてもw

わたしは不幸だ

って思う人もいるかもしれません。

それでも、

  • 今まで気にしていなかった
  • そんなの当たり前って思っていた

あなたにとっての小さな幸せを見つけてみる。そんな幸せを積み重ねてみる。

わたしの場合、こうやって小さな幸せを発見して、「幸せだね〜」と声に出すことを心がけています。

そうしたら結構いい感じの毎日が訪れていますよ。

結局のところ幸せかどうかは、不登校とか病気とかの事実ではなく、自分の考え方で決まると思っています。

なんかスピリチュアル的な感じになってしまい申し訳ありません。

ただ、実際にわたしはこういう生活を心がけて以降、懸賞で当選を連発しているので。

ゆず

「幸せだねー!」「ラッキー!」と思えば、本当にそうなることも多いのかもしれません。

ポイント

わたしは以前、他人との比較のなかで幸せを探していました。

でも、それだと自分の

  • ダメなところ
  • 不幸なところ

ばかり目についてしまう…。

精神も未熟だったので、

  • プライドも高く
  • 狂ったように嫉妬して
  • 過剰に高い理想をもち
  • 日本は生きづらい国だと信じて
  • 全部人のせいにする

まったく人生がいいものだとは思えなかったです。

ただ、あるとき他者と比べるだけでは、一生満足できないことに気がつきました。

実はホントの幸せは、自分自身のなかにあったんですよね。

比べるのは過去の自分にして、ちっちゃい幸せを大切にする。

ここに気づけただけで、わたしの人生はグッと明るくなり、どんどん道が開けていったと思います。

あと、ゆっくりでも

  • 人生は思い通りにいかない
  • 現実はこんなものか

と受け入れることで、心が軽くなり、身軽に動けるようになりました。

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③小さな楽しみを見つける

小さな楽しみを見つけられるスキルも、生きるコツだと感じています。

例えば、苦手&つまらない授業しかない水曜日。

昔のわたしは「苦手」「つまらない」だけに焦点を当てて、勝手にハードルを上げていました。

でも、それじゃあ生きていくのが大変。

だからわたしは、

  • 意地でも小さな楽しみを見つけよう
  • メリットも探してみよう
  • それを力になんとか頑張ろう

という視点に変換しました。

この場合だと、

  • 今日の給食はまあまあ好き
  • 授業はつまらないけどボーッとしていればいいからラク
  • 数学の先生のこと、ちょっと興味あるからじっくり観察してみよう
  • テスト勉強にもなるしちょうどいっか
  • どうせ1日なんてすぐ終わる
  • 3000秒数えていれば50分終わる
  • 持久走があるけど今日だけだから
  • ダイエットだと思ってみよう
  • ママの時代に比べれば全然マシ
  • あと2日行ったら休みだ
  • 来週は祝日もあるし

みたいな感じで、なんとか妥協できるポイントを見つけ出し、ストレスを減らしていました。

仕事で苦手なことを頼まれたときも、自分がレベルアップできるチャンスだと考えてみることに。

ゆず

そうしたら、本当にレベルアップできて自信につながりました。

仕事の型があってつまらなすぎるときも、

  • 偉い人が基本は大事って言ってた
  • 型があるのは何かしら意味があるはず
  • まずは尊重してみよう
  • ここを乗り越えた先には何かいいことがあるかもしれない

と思いながら、なんとか頑張れています。

人間関係に関しても、

  • 全員に好かれることはない
  • 相手はわたしとは別の人間
  • すべてを分かり合えることはない
  • 完璧な人はいない。人にはいいところもあれば、悪いところもある。
  • 人間関係の勉強だと思って、ちょっと関わってみようかな
  • なにかあったときのために、弱みと証拠を揃えておこう
  • 他の道も用意しておいて、ヤバくなったらすぐ逃げよう
  • 陰口を言われたらわたしの勝ち
  • 勝手に言わせておけばいい

みたいに割り切りつつ楽しみつつやってきました。

あとは、ご褒美を用意したり、理想の自分を想像したり、とにかく目の前に“にんじん”をぶら下げることを意識しています。

とは言いつつも、キツイことが重なったときは、体調を崩したり、逃げたりすることも。

学生時代は工夫をしても乗り越えられなくて、思いっきりつぶれてしまいました…。

これからは、もっとラクな環境で、自分の心とカラダとうまく相談しながらやっていければいいかな〜と思っています。

ポイント

小さな楽しみにプラスして、わたしは安心材料を揃えることも大切にしています。

不安な気質は変えられないので、重要な場面では、以下のように安心できる要素を取り揃えていました。

《過敏性腸症候群の場合》

  • お守りに強めの頓服を準備しておく
  • ツボ押しやミント(意外に効くし、安心感もあります)
  • お腹のことを先生や友達と共有する
  • トイレに行きやすい席にしてもらう
  • まずは保健室登校にする
  • 帰りたいときはすぐに帰れるように連携しておく

など

そして、行事や電車など「大丈夫だった!」という成功体験を重ねていくことで、症状はあるものの学校復帰ができるようになりました。

ほかには「消えてしまいたい」と闇に落ちたとき。

眠れば気持ちが落ち着く、少しよくなるという経験を繰り返すことで、次からは「きっと大丈夫」「とりあえず寝よう」と思えるようになりました。

簡単ではありませんが、安心材料を揃えて、できる範囲で成功体験を積み重ねていくことが、復活のポイントだと考えています。

ポイント

さらにさらに、わたしは

  • 選択肢を2つ以上用意すること
  • 逃げ道を用意すること

で、安心してチャレンジできたと思っています。

学校行かなきゃ

外出しなきゃ

など「◯◯しなきゃ」と思えば思うほど、自分を追い詰めて動けなくなりました。

でも、

  • これがダメならこっち
  • こういう選択肢もある
  • 無理だったら休んでOK
  • 途中で帰ってきてもOK

など選択肢を2つ以上用意。

そうしたら、心がスッと軽くなったんですよね。

安心感があるからこそ、肩の力が抜けて、余裕も生まれて、新しい一歩を踏み出せた気がします。

  • 今まで頑張りすぎた
  • 不安がすごい
  • 身体が動かない
  • 緊張でガチガチになってしまう

そんなあなたは、安心感に関わるポリヴェーガル理論も知っておくといいでしょう。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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④考え方を柔軟にする

考え方を柔軟にするのってすごく難しい。

でも、一度身につけてしまえば、困難もスルスルっと乗り越えられるようになる気がします。

とくに「イラショナル・ビリーフ」はわたしにとって頭をハンマーで殴られるほどの衝撃でした。

イラショナル・ビリーフとは?

「イラショナル ビリーフ (irrational belief)」は、直訳すると「非合理的な思い込み」。

心理学では「認知の偏り」や「バイアス認知」などとも呼ばれます。

出典:ボディ・マインド・バランス「「イラショナル ビリーフ」とは?~意味と具体例|メンタルヘルス用語」

「コーチングよりも大切なカウンセリングの技術」から引用して、具体例をのせておきます。

当サイトでいつも引用している例の表です。

読んだことある人は、読み飛ばしてもらって構いません。

二分割思考ものごとを極端に判断してしまっている状態。中間がない。白か黒か、失敗か成功か、健康か病気か、など
過度の一般化たまたま良くないできごとが起こったとして、それが常に起きると決めつけて一般化してしまっている状態
選択的抽出様々な状況の中で、自分が関心を持っている情報だけに注意を向けてしまっていて、その状況のその他の情報は無視している状態
マイナス化思考取るに足らないことや、良いできごとを悪いできごとのようにすり替えてしまっている状態
心の読み過ぎ確たる証拠もないのに、人は私のことを見下しているとか、否定しているなどと、勝手に思い込んでいる状態
先読みの誤りこれから起きるできごとについて否定的な予測をして、そのことが実際に起きるものと信じている状態
拡大解釈ネガティブなできごとを客観的に判断するのではなく、必要以上に注目してしまっている状態
過小評価拡大解釈の逆で、ポジティブなできごとや自分の長所について、取るに足らない小さなものであると考えている状態
情緒的理由づけ自分の感情の状態があたかも事実を表しているように考えてしまう状態
すべき思考何かを始めようとした時に「〜すべきである」「〜しなければならない」と考えてしまう状態
レッテル貼りネガティブな自己イメージがとても強いために、何か失敗した時に、事柄に注目しないで自分自身をダメな人間だと考えてしまう状態
自己関連づけ何か良くないできごとがあると、様々な要因があるにもかかわらず、自分が原因でこうなってしまったと考えている状態
出典:小倉広(2021)「コーチングよりも大切なカウンセリングの技術」日本経済新聞出版 p.164

以前のわたしは不登校や病気になって、

  • なんで自分が
  • わたしは世界一不幸だ

と思い込んでいました。

でも、あるとき同じ世界・同じ境遇に生きていても、幸せそうな人と不幸そうな人がいることに気がついたんです。

客観的な状況はほぼ同じなのに、どうしてこんなに差が生まれるのか?

結局のところ、悩みやストレスの正体は認知の歪みなんですよね。

【補足】毒親やパワハラなどヤバい環境にいるなら、ストレスの原因はそこにあります。認知の歪みとか関係ないので、逃げるのを優先してください。

イラショナル・ビリーフについて知ることで、落ち込んでいるとき、苦しいとき、悩んでいるとき

  • あっ、今って歪んだ考え方してたかも?
  • わたしの考え方ってひねくれてない?

と客観的に考えられるように。

ゆず

歪みに気がつくだけで、ストレスがグッと減りました。

わたしって学校に行けないだけ。ただそれだけ。なのに人生終わりとか思ってるの極端すぎない?その中間にもいろんな生き方があるよね?

今日も早起きできなかった…。もう無理だ…。でもこれって、頭で勝手に「早起きすべきだ」って決めてるだけだよね?今はリハビリ期間だし気楽にやっていけばいいんじゃない?たしかに100点ではないけれど、今日は暗くなる前に起きられたからOKでしょ。

先生の機嫌が悪い。わたしのせいだ…。ちょっと待って。わたしなにもしてないよね?勝手に機嫌悪くなってるだけじゃん。ずっとイライラしてかわいそうに。自分の機嫌は自分でとってください。

こんな感じで、とにかく気づいて、別の考え方をしてみる。

これを繰り返すうちに、わたしを支配していたイラショナル・ビリーフを70%くらい減らせたんです。

ゆず

今もゼロにはできませんが、だいぶ生きやすくなりました。

ただ、そうはいっても不登校になったら不安で震えそうだし、未来も見えないし、自分を否定してしまう。

にとくに子ども時代はアイデンティティも未熟だし、些細な表情や言葉が気になる。

こうやって(⬇︎)思ってしまうのは仕方ないでしょう。

  • わたしは誰にも理解してもらえない。誰もわたしのことをわかってくれない。
  • 人は怖い。人はわたしをひどい目にあわせる存在だ。人なんか信じられない。
  • 人はわたしを見捨てる。目の前にいる人だって急にいなくなるのだ。
  • 自分ひとりではなにもできない
  • みんなに迷惑をかけている
  • 不登校になってごめんなさい
  • 自分はダメ人間だ
  • 生まれてこなければよかった
  • 自分さえ我慢すればいいんだ

信じられない人がいるのは確かにそうだし、迷惑をかけているのも事実かもしれない。

でも、やっぱり冷静に考えると、

不登校」=「生まれてこなければよかった

不登校」=「自分はダメだ

は頭カチカチで極端な思考だったなと感じます。

不登校は悪いことでもなんでもない。

好きなことをしたり楽しいことをしたり、自分を大切にするのは必要なことでした。

迷惑かけて申し訳ないとも思うけど、頼れるうちはいくらでも頼ればいいんですよね。

それで自分がラクになるなら、生きられるなら。

ゆず

とくに子どもなら、親や先生に甘えて迷惑かけて当然です。

今はいっぱい迷惑をかけてるけど、いつか来世でもいいから、みんなに恩返しできたらいいな。

わたしのまわりの人、助けてくれる人が幸せになってくれたらいいな。

わたしはいつもそう願って、いっぱい甘えさせてもらっています。

こういうのはとにかく気づいて実践しないと意味がないので、認知の歪み認知行動療法について書かれた本をのせておきますね。

読み手:福井 至, 読み手:貝谷 久宣
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⑤自分を知る

どんなに自分が

普通になりたい

学校に行きたい

バリバリ働きたい

と願っても、もともとの気質や体質、脳の特性、性格などはなかなか変えられません。

夢や目標はすごく大切だけど、わたしはまず自分を知ることから始めました。

自分と向き合うこと、とくにネガティブなところと正面から向き合うのはキツかったです。

それでも、いろんな本を読んだり、ネットで検索したり、過去の記憶をたどったりするなかで、自分が生きていくときに困りそうな部分を探してみました。

わたしの場合、

  • 考えすぎる性格
  • 感受性が高い
  • 細いことに気づいてしまう
  • 必要以上に気を遣ってしまう
  • 周りからの期待に応えなきゃと思う
  • 相手にも期待してしまう
  • 恥の記憶がフラッシュバックする
  • 言い方がキツイ
  • いつも緊張している
  • きちんと休めない
  • たくさん睡眠が必要
  • 虚弱体質で体力がない

など。

感受性が高い、気遣いができるなどは、悪いことばかりではないんですけど、ストレスの一因なのでここにリストアップしています。

そしてわかったのが、上のような特徴をもっていること自体が悪いわけじゃないってこと。

程度や困り具合の差はあれど、誰にでもいいところ・イマイチなところはあります。

人は100人いれば100通り。

ゆず

みんな違うのに、ただただ普通を目指し続けることが、おバカちゃんだったんですよね。

さらに、

  • HSP
  • 発達性トラウマ
  • 発達障害

など、名前があるものに当てはまれば、セルフケアや対処もしやすかったです。

自分を知ることは、ポジティブなところや長所の発見にもつながりました。

もちろん”やりたいこと”と”できること”が違ったり、妥協しなきゃいけなかったりする場合もあります。

でも、強みがわかれば、自分に合った生活&仕事がなんとなくわかるように。

いいところは活かしつつ、困ったことは対処しつつ、環境を調整することで、今の自分があると思っています。

ラク=甘えじゃないし、

合わないところからは逃げてもいいから、

きちんと休んで、できることを頑張る。

70点くらいのいい環境を見つけられたら、とりあえずそこで継続してみる。

自分を大切にする」という視点を第一に、環境や生き方を選択していったら、いい感じに過ごせていますよ。

ちなみに、100点の環境なんてないので、まずは70点くらいのところで頑張ってみるのが必要だと思います。経験を積んで、いろいろ慣れないと、本当に自分に合った環境なんて見つけられませんからね。少しは耐えるのも大事です。

ただし、すぐに自分を理解するのは難しいでしょう。

わたしはいろんな本や記事に出会うなかで

  1. 「自分はこれかも」という気づきを得る
  2. 本を読んで、もっと詳しく調べてみる
  3. その後、うまく生きるコツを身につける

こうやって、ゆっくりゆっくりここまで来ました。

ゆず

これからものんびり向き合っていきます。

  • 自分はHSPかも?
  • 発達障害かも?
  • トラウマがあるかも?

と思ったら読んでおきたい、HSP・発達障害・発達性トラウマの本を紹介しておきますね。

著:明橋 大二, イラスト:太田 知子
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ポイント

自分を知るにあたって、最近はMBTI(16タイプの性格診断)も参考になっています。

ちょっと前までこの存在を知らなくて、

ゆず

4文字のアルファベットを書いている人がいっぱい…

ゆず

なにかの病気の略称なのかな…

なんて思っていたのですが、この診断結果だったんですね。

わたしはINTJ(建築家)とINFJ(提唱者)が5:5くらい。

やっぱり、集団生活が合わないし、いろんな面で無理なものは無理なんです。

一番大事なのは

  • 無理やりみんなに合わせるのではなく
  • できないことを受け入れて
  • できることを伸ばして
  • 自分なりの生き方を見出すこと

でした。

簡単ではないですが、バランスをとってうまく生きていきたいですね。

16Personalities

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⑥どんな自分にもOKを出す

今までは不登校の自分に対して、

  • こんな自分はダメダメだ…
  • 生きている価値なし…
  • 社会のゴミクズ…

とか思っていました。

不安・嫉妬・イライラ・罪悪感・恥などを感じている自分のことも

  • こんなこと思っている自分なんて…
  • 人間として終わってる…
  • 最悪だ…

と責めていました。

でも、ある日ある人から

そんなふうに思うことは悪いことじゃないよ

と言われて、心がちょっと軽くなったんです。

素直な気持ちを大切にしよう」と本で読んだこともあったので、試しに”自分にOK”をやってみることにしました。

  • ダメダメだ…と思っている自分
  • 社会のゴミクズと感じている自分
  • 生きる価値がない自分
  • 消えてしまいたいと思っている自分
  • 友達を嫉妬して勝手に恨んでいる自分
  • SNSをブロックした自分
  • 人の不幸を喜んでしまう自分
  • 街中の人が全員ムカつく自分
  • イライラして親に暴言を吐く自分
  • 不安とか罪悪感で苦しんでいる自分
  • 一人じゃ何もできない自分
  • みんなと同じことができない自分
  • 学校に行くことすらできない自分
  • すべてがうまくいかない自分
  • 毎日グダグダ生きている自分
  • 甘えてばかりのダメな自分
  • 逃げてばかりの弱い自分
  • 完璧主義の自分
  • 評価されたいと思っている自分
  • 普通から離れられない自分
  • 怒りは悪い感情だと思っている自分
  • 恥の記憶が頭から離れない自分
  • プライドが邪魔して素直になれない自分
  • 自分はこんなにキツイのに…
  • 自分はこんなに頑張ってるのに…
  • 能天気な顔してふざけるな…
  • あんたは恵まれてるじゃん…

意味があるのか?と疑いつつ、こんな自分に

ゆず

大丈夫大丈夫

ゆず

それでOK

と寄り添ってみました。

育てられ方や性格、今までの状況、培ってきた価値観もあるので、そう簡単には受け入れられません。

それでも、頭にこういった気持ちが浮かんでくるたびに、

そう思うのも当然だよ

そういう気持ちがあってもいい

人は完璧じゃないんだから

仕方ないよ

辛かったね、苦しかったね

と自分に共感する言葉をかけ続けました。

そうしたらいつの間にか自分を許せるようになった気がするんです。

こんなことで?とわたしも驚きましたが、自分に優しくできるようになりました。

その結果、自分を丸っと受け入れられたと思っています。

  • 目にみえる形で本音を書き出すこと
  • 心の奥にたまったヘドロを出すこと
  • 恥の記憶や不安をすべて吐き出すこと
  • そんな自分にOKを出し続けること

このステップはすごく効果的で、今も続けています。

とにかくノートスマホのメモに書くのが大事でした。

ゆず

自分をいじめるのはNG。

とにかく自分に優しく。

とにかく自分を大切に。

とにかく自分に寄り添い続ける。

ときには自分にご褒美やサプライズを。

これが、しなやかに生きるポイントかもしれません。

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⑦情報収集をする

わたしの経験上、とりあえず知識と情報さえあれば、道が開けていくことが多かったです。

もちろん心もカラダも絶望的なときは、情報収集をする力さえありませんでした。

少し元気になってきても、ゼロから情報を集めるのは大変。

あちこち探すのは、ホントに労力がかかりますよね…。

わたしの場合、見つけた知識・知恵はノート(スマホのメモ)にまとめることに。

見つけるたびに追加していたら、いつの間にか膨大な情報の宝庫になったんです。

実際に役立つか役立たないかは別として、

ゆず

ここを見ればなんとかなりそう!

と思えたんですよね。

安心感のおかげで、心に余裕も生まれました。

困ったときの支えにもなってくれますし、これからも”わたしのマル秘ノート“を充実させていく予定です。

マル秘ノートから抜粋した内容は、こちらの記事にまとめました。

よかったら参考にしてください。

困ったときのサポート情報①

本当に困ったときって、情報を集めたり誰かに頼ったりするのが難しいですよね。

人生どうなるかわからないので、前もって知識を備えておくことは大切。

こういった本も役立つと思います。

雨宮 処凛さんは他にも、14歳の世渡り術というシリーズで、生き方や生きづらさに関する本を出版しています。

ゆず

よかったら、読んでみてくださいね。

【14歳の世渡り術(一部)】

困ったときのサポート情報②

わたしのマル秘ノートに書いてある相談先情報ものせておきます。

  • 病気の悩み
    「支援制度や医療機関を知りたい」
    →保健所、難病相談支援センター
  • 医療の悩み
    「医師の説明がわかりにくい」
    「治療費を知りたい」
    「利用できる制度を知りたい」
    →医療ソーシャルワーカー
  • 仕事の悩み
    「仕事を続けられない」
    「退職させられそう」
    →総合労働相談コーナー、日本労働弁護団
  • 心の悩み
    「気持ちが落ち込んでる」
    「話を聞いてほしい」
    →精神科、心療内科、心の専門の看護師(精神看護専門看護師)、臨床心理士、精神保健福祉士、精神保健福祉センター
困ったときのサポート情報③

わたしのマル秘ノートに書いてある支援情報ものせておきます。

  • 傷病手当金
    病気やケガで仕事を休んだとき、給料の3分の2が支給される健康保険制度
    対応:会社担当者、協会けんぽ、健康保険組合
  • 障害年金
    心身の障害のため、日常生活や就労に制限を受け、働けない人を対象に年金を支給する制度
    対応:年金事務所、年金相談センター、市区町村の国民年金担当窓口、社会保険労務士
  • 障害者手帳
    心身に一定以上の障害があり、それが固定したと認められるときに交付
    対応:市区町村の障害福祉担当窓口
  • 自立支援医療制度
    心身の障害を除去・軽減する医療において、医療費の自己負担額を軽減する公費負担医療制度
    対応:市区町村の障害福祉担当窓口
  • 生活保護
    病気やケガでどうしても働けない場合に対象
    対応:自治体の福祉事務所
  • 生活福祉資金貸付制度
    障害者や高齢者、低所得者の生活を経済的に支える貸付制度
    対応:市区町村社会福祉協議会
  • 高額療養費制度
    1ヶ月間に支払った医療費が一定額を超えた場合、申請すると超えた分のお金が戻ってくる制度
    対応:加入する公的健康保険の担当窓口
  • 医療費控除
    医療費が一定額を超えると税金が控除
    対応:管轄の税務署で申告
  • 障害福祉サービス
    家事や介護の手伝いなどをしてもらえる福祉サービス。障害者手帳を持っている人が対象。
    対応:市区町村、障害者相談センター
  • 訪問看護
    医師が訪問看護の必要性を認め、医療保険利用の条件を満たしている場合に利用可能
    対応:主治医、訪問看護ステーション
  • 訪問鍼灸・マッサージ
    症状改善に効果的であれば、医師の同意のもと、医療保険を利用したサービスを受けられる
    対応:主治医
  • 介護休暇(家族)
    家族の介護のために退職しなくて済むよう、休みを取得できる
    対応:勤務先の人事・労務担当部署
  • 介護休業給付金
    家族の介護のために仕事を休んだときの経済的な負担を軽減する制度
    対応:勤務地所在地管轄のハローワーク

できれば、早いうちから

  • 障害者手帳
  • 障害年金
  • 自己破産
  • 生活保護

などについても知っておくといいでしょう。

年齢にもよりますが、こういうのはあっても困らない知識。

引きこもりや破産になることを恐れて目を逸らすのではなく、生きていく知恵として頭の片隅に入れておくことが大切でした。

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しなやかさの基礎を大切に

「しなやかさ」の基礎として、わたしが大切だと思うことをまとめておきます。

やっぱり、しなやかに生きるためには

  • SNSから離れる
  • デジタルデトックスする
  • 日光に当たる
  • 湯船に浸かる
  • 部屋を片付ける
  • 睡眠を確保する
  • タンパク質、ビタミン、鉄、亜鉛、マグネシウムなどの栄養をとる
  • 少しでもいいから運動する
  • マインドフルネスをする
  • 意識的にボーッとする
  • リラックスできる香りを嗅ぐ
  • 観葉植物を置く
  • 自分なりのリラックス方法を見つける

このあたりの基本的なことを疎かにしてはダメでした。

もちろん毎日できるわけではないし、うつ気分がひどいとき、余裕がないときは難しい。

でも、これをやると基盤が整うというか。

わたしも友達もホントに効果を実感していて、「こんなの何回も聞いた」って思うものほど、きちんと続けることが重要だったんですよね。

運動とか日光浴とか、研究データに基づいて人生が好転することが確実なことは、きちんと継続する。

あとはなるようにしかならない。

これがわたしのモットーです。

ゆず

心身に不調があれば、東洋医学もあなたの役に立ってくれると思います。

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【最後に】キレイな文章じゃないけど、たまには本音もそのまま綴る

普通じゃない

病気や障害がある

やりたいこともできない

すべてが思うようにいかない

みんなが普通にやっていることすらできない

体験できない、味わえない

これってめっちゃ地獄で、息してるだけで頭がおかしくなる。

普通の夢すらもてない

諦めなきゃいけない

もはや羨ましいとかを超えて、生きてるだけでストレスすぎる。

勝手に嫉妬して、勝手にイラついてる自分にもムカつく。

停滞、理想と現実のギャップ、焦燥感で涙も止まんない。

なんで自分だけこんな人生を送んなきゃいけないのかわかんない。

だけど、みんなと比較して「できないこと」だけを見ていたら、あまりにもキツい。

だからわたしは、

わたしのブランドを立ち上げて

わたしなりの生き方を確立して

自分なりの幸せを大切にしていきたい。

ブランドを立ち上げるっていうのは、

ちょっとでも得意なこと、好きなことを見つけて、自分はこういう人だっていう軸を増やしていく感じかな。

そのためにはやっぱり自己分析とかマイナス面と向き合うとかも必要だけど。

無理なことが多いから、へんに期待はしないし、憧れない。

人並みの生活は諦める。

でも、「わたしはこうやって生きるんだ!」って確立できたら、

わたしブランドができたら、

そこからはみんなと比べて”できないわたし”じゃなくて、

強みが活きるわたしの人生の始まりに。

まっさらなところからスタートして小さなことにも価値を感じること。

できなくたっていいよね、こんな気持ちがあってもいいよねって自分を受け入れること。

ちょっとでも誰かの役に立てるように頑張りながら、

ちょっとずつちょっとずつ

「自分はこうやって生きる!」

って堂々といえる自分を見つけることが、自分軸を増やしていくことが、弱者であるわたしの生存戦略。

幸せだけは諦めたくないから。

自分なりのスタイルで、こんな人生でもゆる〜く楽しく生きていけたら(*´-`)

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しなやかに生きるコツまとめ

最後までご覧いただきありがとうございました

今回はわたしが身につけてきた「しなやかに生きるコツ」をまとめてきました。

この7つはあくまでわたしの話。

これを読んでもすぐに

生きやすくなったー!

とはならないでしょう。

こういうのは自分で気がついて、納得して、何度も何度も実践して、初めて自分のものになりますからね。

ときには時間薬も必要です。

それでも、ちょっとだけ

  • 頭がカチカチ
  • 生きづらい
  • 毎日つらい
  • 悩みや不安が絶えない
  • 視野が狭い

こんな状態から脱出するきっかけになれば嬉しいな〜と思っています(*´ω`*)

どの本に書いてあったか忘れてしまったのですが、わたしの尊敬する養老先生は

世界の見方を変えると、問題が問題でなくなるのです。

とおっしゃっていました。

ゆず

今のわたしは、不登校・高校中退でも、それが問題とは感じません。

もしかしたら、あなたが抱えているいろんな悩みも見方次第では、問題でなくなるかも…?

嘘だと思って、少しずつ「しなやかさ」を手に入れてみてくださいね。

この記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

わたしが役に立った本

著:松下 幸之助
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著:野口 嘉則
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著:岸見 一郎, 著:古賀 史健
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当サイトの内容は、主にわたしの体験談をもとに作成しています。不登校は100人いれば100通りなので、対応に正解はありません。記事内容は、ヒントにしていただければ幸いです。また、身バレ防止のために一部事実とは異なる箇所もございます。ご了承ください。

わたしが身につけたしなやかに生きるコツ

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