- 通信制大学って何を基準に選べばいいの?
- たくさん大学があって迷ってしまう
- 入学してから後悔したくない
- 自分にピッタリの大学を選びたい
こんな疑問や不安でいっぱいのあなたへ。
この記事では失敗しない通信制大学の選び方を解説していきます。
現役通信大学生の視点から、絶対にチェックするべき9つのポイントもまとめました。
通信制大学選びにお悩みの人は必見です!
通信制大学の選び方
通信制大学の選び方のポイントは、以下の9つです。
これらのポイントを①から順にチェックしていくことで、自分にあった通信制大学を絞り込めますよ。
①なにを学びたいか
1つめのポイントは自分がなにを学びたいかです。
通信制大学を選び始める前に、
- 通信制大学でなにを学びたいのか
- なんのために通信制大学に行くのか
を明らかにしてみましょう。
この作業をすることで、通信制大学に行く動機と目的がハッキリし、自分がどんな学部・学科に行くべきなのかがわかります。
通信制大学への進学を検討している人は、
- 大卒資格がほしい
- 資格を取得したい
- スキルアップしたい
- 仕事に活かせる学びがしたい
など様々な目的をもっていると思うので、これらの動機をより詳しく具体的にしていくことが大切です。
具体例
例:大卒資格がほしい
→うつ病を経験していて心理系に興味
→心理学部(心理学科)
例:教員免許を取得したい
→社会の教員免許を取得したい
→教職課程がある大学、教育学部
例:仕事に活かせる学びをしたい
→現在介護の仕事をしていて、よりスキルアップしたい
→福祉系学部(福祉系コース)
通信制大学には正科生・科目履修生・選科履修生など様々な学生区分があります。
大卒資格が得られるのは正科生のみです。
大卒を目指す人は注意してください。
まずは、どんな通信制大学があるか、進学サイトを使ってチェックしてみるといいでしょう。
気になる大学があれば、どんどん資料請求することが大事です。
⇨
⇨【公式】スタディサプリ進路で通信制大学の情報をチェックする
ほかにも私立大学通信教育協会のHPが役立つと思います。
⇨【公式】公益財団法人「私立大学通信教育協会」で通信制大学をチェックする
⇨【公式】公益財団法人「私立大学通信教育協会」で合同説明会情報をチェックする
最近話題の大学も載せておきますね。
②通学の有無
2つめのポイントは通学の有無です。
テストやスクーリングなど一定数の通学が必要な大学と、一切通学しなくて済む大学があります。
通学したほうが勉強しやすい人もいれば、完全在宅のほうが単位を取りやすい人もいるでしょう。
自分は通学に向いているのか向いていないのか、よく考えてみてください。
以下に通学のメリット・通学不要のメリットをまとめました。
通学ありのメリット
- 通学課程のような大学生活を味わえる
- 先生や学友と交流する機会ができる
- 孤独になりにくく、挫折しにくい
通学不要のメリット
- 時間や体力的に負担が少ない
- 全国どこにいても勉強できる
- 自分のペースで進められる
最終的に生活スタイルや住んでいる場所も考慮しながら、通学ありの大学にするのか、通学不要の大学にするのかを決めてください。
③スクーリング
3つめのポイントはスクーリングです。
通学の有無とも関係しますが、スクーリングによって卒業率は大きく変わります。
通信制大学卒業のためにはスクーリングでの単位取得が必須。
どうしてスクーリングは必須なんだ?
大学通信教育設置基準で、以下のように決められているからだよ。
卒業の要件として修得すべき単位数百二十四単位のうち三十単位以上は、面接授業又はメディアを利用して行う授業により修得するものとする。
出典:昭和五十六年文部省令第三十三号「大学通信教育設置基準」
よくスクーリングのない大学って聞くけど、あれはなんだ?違法なのか?
スクーリングのない大学は、すべての授業をオンデマンド形式で行っていて、それらをスクーリングの単位として認めているよ。
通学して面接授業を受ける必要のない大学が「スクーリングのない通信制大学」とイメージしてもらえればいいでしょう。
ただし、現在はオンライン化が進んでおり、スクーリングのある大学でも自宅で授業を受けられる場合が多いです。
通信制大学を選ぶときはスクーリングのある無しよりも、
- 通学が必要か
- どのようなスクーリングがあるか
- どれくらい開講されているか
に注目しましょう。
以下にスクーリング選びのポイントをまとめました。
スクーリングの選び方
- 仕事が週末休みの人
→週末にスクーリングがあるところ - 仕事が平日休みの人
→平日にスクーリングがあるところ - 通学するのが大変な人
→自宅で受けられるスクーリングがあるところ(メディア・オンデマンド) - 仕事が終わってから大学に通える人
→夜間スクーリングがあるところ
④学費
4つめのポイントは学費です。
通信制大学にかかる学費は、学校・学部・学科によりピンキリ。
年間10万円程度から100万円程度まで大学によって幅があります。
通信制大学にかかるお金はおもに以下の6つです。
- 入学金
- 基本授業料
- スクーリング
- 試験・テスト
- テキスト
- その他(切手代、宿泊費、交通費、学生会費、実習費、パソコン維持費など)
※大学によっては1単位いくらなど、単位制を導入しています
パンフレットに書いてある学費は「入学金」や「基本授業料」のみで、実際はそれ以上かかることがほとんど。
思ってたよりお金がかかる!
と焦らないためにも、前もって諸々の費用をチェックしておきましょう。
さらに通信制大学では4年以上在籍することが多く、想定より学費がかさむ場合があります。
学費は多めに見積もっておくと安心です。
- 近くに図書館がない場合
- 小規模〜中規模図書館で本がない場合
は参考文献も購入する必要があるので注意してください。
わたしはメルカリを活用して、できる限りテキスト代・参考文献代を節約しています。
大学生活ではメルカリが必須。
まだ使ったことない人は早速登録しておきましょう。
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⑤キャンパス
5つめのポイントはキャンパスです。
通信制大学は全国どこに住んでいてもOKですが、キャンパスは自宅に近いほうが便利。
試験やスクーリングはもちろん
- 入学式
- 卒業式
- 試験
- 卒論指導
- レポートを書くための図書館利用
なども関係してきます。
もし自宅に近い大学と遠い大学の2択で迷ったら、自宅に近い大学を選ぶといいでしょう。
⑥レポート作成方法
6つめのポイントはレポート作成方法です。
レポート作成方法とはレポートを作成するときの手段が手書きかパソコンかということ。
とくに気にしないよ〜
という人ならこのポイントは飛ばして構いませんが、わたしの経験からすると手書きはやっぱり大変です…。
気になる人は大学のHPや資料・先輩の体験談を確認してみてください。
⑦卒論
7つめのポイントは卒論です。
卒論は大学生活の集大成。
積極的に取り組みたい人もいれば、できるだけ避けたい人もいるでしょう。
卒論は大学や学部学科によって必須・選択・なしに分かれます。
卒論に取り組みたい人は卒論のある大学(学部学科)を、やりたくない人は卒論が選択または不要の大学(学部学科)を選ぶようにしてください。
卒論に取り組むと別途費用がかかったり、卒論指導のために学校に行かなければならないことも。
やりたいやりたくないだけでなく、金銭面や通学面も考慮に入れてください。
⑧通学課程の偏差値
8つめのポイントは通学課程の偏差値です。
進学を希望する通信制大学に通学課程があるときは、通学課程の偏差値も確認してみましょう。
一般的に通信課程の難易度や卒業率は通学課程の偏差値に比例しています。
せっかくの大学生活、思いっきりチャレンジしたい!
そんなあなたは偏差値が高めの大学を選ぶと学びがいがあるでしょう。
最短で確実に卒業したい!
という人は自分のレベルに合った大学を選ぶと安心です。
⑨就職支援
9つめのポイントは就職支援です。
一昔前は「通信制大学=大人の学び直し」という印象がありました。
しかし今は若い世代が通信制大学を選ぶことも増えています。
とくに高校卒業〜20代前半で就活を予定している人は、キャリアセンターや就職支援の有無についてチェックしておいてください。
サポートがあるのとないのとでは大違いですからね。
就職支援以外にも、
- 学習計画や進捗状況を管理できるツール
- 大学公認のSNS、サークル
- 生のイベントや交流会
などのサポート体制についても確認しておくといいでしょう。
当サイトでは通信制大学からの就職情報について赤裸々にまとめています。
- 通信制大学から就職できる?
- 不利になるってホント?
- 就活を成功させるポイントはある?
そんな疑問や不安でいっぱいの人はぜひこちらの記事もご覧ください(⬇︎)。
現役通信大学生のわたしが考える重視すべきポイント
現役通信大学生のわたしが考える重視すべきポイントをサクッとまとめてみました。
- 学び直しをしたい!
⇨学びたい内容(学部学科、カリキュラムなど)を重視 - スキルアップしたい!
⇨学びたい内容(学部学科、カリキュラムなど)を重視 - 大卒資格がほしい!
⇨単位の取りやすさ(通学の有無、スクーリング、難易度)を重視 - 体調を一番に考えたい!
⇨単位の取りやすさ(通学の有無、スクーリング、キャンパスの位置)を重視 - 新卒で就職したい!
⇨大学名(有名大)と就職支援を重視
就職に強い通信制大学を選びたい人は、こちらの記事(⬇︎)もご覧ください。
早め早めの情報収集を!
通信制大学に出願するときは、証明書類や志望理由書が必要になります。
これらの準備には時間がかかることも多いので、入学を予定している人は早め早めの情報収集を心がけましょう。
気になる大学、もっと詳しく知りたい大学が見つかったら、どんどん資料請求することが大切です。
⇨
⇨【公式】スタディサプリ進路で通信制大学の情報をチェックする
最近話題の大学も載せておきますね。
通信制大学では入試の代わりに志望理由書の提出を求められることが多いです。
- 志望理由書ってなに?
- どうやって書いたらいいの?
- 落ちることもあるってホント?
出願段階で挫折したくない人はこちらの記事もどうぞ⬇︎
志望理由書の書き方をどの本よりもどのサイトよりも詳しくまとめました。
ブックマークしてあとで志望理由書を書くときの参考にしてくださいね。
通信制大学の選び方まとめ
この記事が少しでもあなたのお役に立てたら嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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⇨【公式】スタディサプリ進路で通信制大学の情報をチェックする
⇨【公式】公益財団法人「私立大学通信教育協会」で通信制大学をチェックする
⇨【公式】公益財団法人「私立大学通信教育協会」で合同説明会情報をチェックする
当サイトでは他にも、わたしが「これ知りたかった!」と思う情報をまとめています。
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