わたしは不登校時代、
- 追いつけるの?
- 今からやって間に合うの?
- 進学できるの?
とにかく不安でいっぱいでした。
勉強する前から「どうせ無理だよな…」と諦めてしまったり、何から始めるべきかわからなくて挫折してしまったり。
勉強しなきゃいけないことは十分わかっているのに、焦ってソワソワしてうまくいかない。
そんな自分にイラついてばかりでした。
それでもいろんな工夫をして、最終的には偏差値30アップを達成。
あのとき勉強を始めたから今の自分があると思っています。
この記事では
- 不登校になって勉強が遅れている
- 久しぶりに勉強やってみようかな
- でも、何から始めたらいいかわからない…
そんなあなたに向けて、体験談や研究結果をもとに勉強を始めるときの5つのポイントをまとめました。
挫折する確率をできるだけ減らせるようなコツも紹介しています。
いきなり全部できなくても大丈夫。
できそうなところ、これならやってみようかなと思えるところから、少しずつ前に進んでいただけたら嬉しいです。
【勉強編】
- 自分に合った学び方を見つける
- 勉強する感覚を取り戻す
- 1日10分からスタートする
【見通し編】
- 勉強の遅れは取り戻せると知る
- 不登校でも人生が続くと知る
- 勉強する目的や目標を決める
【生活編】
- 日光を浴びる
- 身体を動かす
- 部屋をキレイにする
【メンタル編】
- 体調を優先する
- 焦らない
- 自分を責めない
【その他】
- SNSやリアルで仲間を見つける
- スケジュールを立てる
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不登校の勉強は何から始めるべき?【勉強編】
自分に合った学び方を見つける
遅れを取り戻すためには、自分にピッタリの教材&学び方を見つけることが大切でした。
教材や勉強法には合う合わないがあります。ときにはお金をドブに捨てることもあるかもしれません。
わたしもいくら無駄にしてきたことか…。
今は物価高騰でお父さんお母さんは大変かもしれませんが、自分に合うスタイルを見つけるためにいろいろトライアルすることは重要です。
情報や選択肢が増えるほど、うまくいく確率がアップするでしょう。
わたしのおすすめは通信教育です。
不登校になって久しぶりに勉強をやろうと思っても、
- 何から始めたらいいか…
- どこから手をつけたらいいか…
- 今の自分のレベルがわからない…
と迷いがち。途中で挫折してしまう人も多いでしょう。
そんなとき、通信教育のAI診断なら、どこから始めるべきか、どこが理解できていないのかを教えてくれます。
わからないところを自分で探す必要はありません。
AIが一人ひとりに合わせた問題を出してくれるので、効率よく遅れを取り戻せますよ。
何からスタートするべきか悩まなくて済む結果、勉強を始めるハードルがグッと下がるでしょう。
また、不登校には家庭教師やオンライン個別指導もおすすめです。
自分のペースで学べるのはもちろん、
- 雑談や相談ができたり
- 進学のアドバイスを受けられたり
サポートが充実しています。
新しい一歩を踏み出したいと思っているなら、早速「資料請求」や「無料体験」をしましょう。
これを読んでいるのが不登校のあなた自身だったら、まずはお母さんお父さんに
資料請求してもいい?
って聞いてみるか、一緒に申し込んでみてください。
自分から積極的に情報収集することは、勉強を始めるためのステップとして大切ですよ。
以下におすすめの通信教育や家庭教師を詳しくまとめています。
ビビッとくるものが合れば、「お母さん(お父さん)、これやってみたいんだけど…」と伝えてみてくださいね。
通信教育のなかでも、久しぶりの勉強におすすめなのが「すらら」です。
無学年方式(学年を問わず学べるシステム)のうえゲーム感覚で進められますよ。
一度は試してみる価値があると思います。
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詳しくはこちらの記事(⬇︎)をご覧ください。
勉強する感覚を取り戻す
長らく勉強から離れていると、テキストを読む感じ、問題を解く感じを忘れてしまいます。
しばらく勉強をしていないことで、「自分って勉強できないんだ…」と苦手意識も持ってしまいがち。
そんなときは実際に問題を解いてみて、勉強する感覚を取り戻すことが重要です。
解いてみると、脳が
「あ〜、勉強ってこんな感じだわ〜」
と思い出し、勉強にかかわる神経がパンッパンッと花火が上がるように活性化します。
このまま勉強スイッチがオンになることも多いでしょう。
ポイントは超簡単で挫折しない問題を選ぶこと。
わたしはあまり頭を使わなくて済む
- 漢字ドリル
- 計算ドリル
- タブレット教材の一問一答
を使いました。
「自分は勉強が苦手だ…」という思い込みを「なんだ!意外といけるじゃん!」に変えてみてくださいね。
まずは何かやってみる。これが勉強を始めるコツです。
スタートダッシュに役立つアプリはこちらの記事にまとめています。
1日10分からスタートする
わたしは1日10分からスタートし、少しずつ時間を長くすることで勉強習慣がつきました。
実はその前に失敗していて…。あなたにはやらかしてほしくないので、正直に話しますね。
不登校からしばらく経つと、
- やる気が出た!
- 頑張るぞ!
とメラメラ燃える時期がありました。
でも、突風みたいなやる気なので、まったく続かないんです。
やる気の寒暖差というか…。結局、3ヶ月ほど無駄にしてしまいました。
たまに3時間やるんだったら、少ない時間でも毎日続けたほうが確実だったんです。
継続するためにも、まずは1日10分がおすすめ。
いけそうだったら20分、慣れてきたら30分、1ヶ月後には1時間のように少しずつ伸ばしていきましょう。
無理しない無理しない。
遅れを取り戻すことも大切ですが、まずは勉強脳や勉強習慣を手に入れることを意識してみてください。
最初は
- 全然わからない…
- 前は解けたはずなのに…
と今のレベルに絶望するかもしれません。
でも、それは当たり前。
やらなきゃ忘れてしまいます。
忘れてしまったものは仕方ないと思って、今日からまた積み重ねていきましょう。
\ まだ試してないの? /
不登校の勉強は何から始めるべき?【見通し編】
勉強の遅れは取り戻せると知る
学校は1ヶ月で終わる内容を1年かけてノロノロ進めているので、やろうと思えば一瞬で追いつけます。
わたしも最初は信じられませんでしたが、勇気を出してチャレンジ。
実際にやってみたら、思ったよりもサクサク進み、数ヶ月であっという間に追いついたんです。
X(旧Twitter)にもこんな声がありました。
知り合いの不登校が中学校を卒業しました。
— ゆう@元不登校 (@Aosaki_0826) March 5, 2023
その人は家でも全く勉強出来ず、小6で止まっていました。
しかし今年の始めに「もう卒業するまで学校には絶対行かない」と決めてから、急に勉強し始めたそうです。
そして1ヶ月経った今、中1の英数が終わりました。
不登校になって勉強できないのは甘えでもサボりでもありません。
休養は人生に必要な時間だと思って、また少しずつ頑張ればOKです。
不登校でも人生が続くと知る
不登校になると、「自分はダメ人間」「人生ずっと不利」と思ってしまうことがあるでしょう。
しかし、まったくそんなことはありません。
たしかに学校に行かなかったことで失われる時間はありますが、進学や就職はできるし、なかには大人になって青春をエンジョイする人もいます。
今は選択肢も増えているので、特性や体質に合わせて学校や仕事を選ぶこともできるでしょう。
わたしは最初、みんなと同じが良くて、普通になることばかり考えていました。
ただ、あるとき人は人、わたしはわたしと気づき、「普通」や「常識」だけにこだわることをやめたんです。
そして、自分の気質や体質を知ったり、ストレスを減らす考え方を身につけたりする。
無理せず、自分のキャパの範囲内で頑張ってみる。
そうしたら、気質や体質はなかなか変わらないけど、ほどよく一般レールに戻りつつ、ほどよく自分なりに生きられています。
不登校のその後の人生は、こちらの記事にまとめました。よかったらお読みください。
勉強する目的や目標を決める
勉強する目的や目標を決めることも大切です。
夢や目標がある人は、勉強を始めるきっかけになるでしょう。
継続するための、モチベーションにもなると思います。
しかし、多くの人は夢を考える余裕なんてないかもしれません。
そんなときは、勉強する目的をハッキリさせればOK。
- みんなに追いつくために
- あとで困らないように
- やらなければいけないから仕方なく
- 勉強できない自分は嫌だから
- 自信をつけたいから
なんでも大丈夫です。
勉強する目的を明らかにして、「まあ、やってみるか」「少し頑張ってみるか」という気持ちになることが重要だと考えています。
不登校の勉強は何から始めるべき?【生活編】
日光を浴びる
規則正しい生活をしましょう、昼夜逆転を治しましょうなんて言いません。
朝ごはんを食べなくても構いません。
しかし、できるだけ日光にはあたってほしいと思っています。
日光浴をすることで、生活リズムが整ったり、不安やストレスが軽減したり、心にもからだにも嬉しい効果がたっぷり。
心も身体も元気になるきっかけになるでしょう。
昼間はみんなが活動している時間なので、罪悪感でいっぱいになるのもわかります。
でも、周りがなんと言おうと、あなたがどう思おうと、不登校はダメなことじゃないし甘えでもありません。
堂々と太陽に挨拶していいんです。
日光浴をすると、驚くほど幸せホルモンが放出されますよ。
騙されたと思って、ちょっとでも実践してもらえたら嬉しいです。
ちなみにこんなグッズもあるので、ここで紹介しておきますね。
身体を動かす
体調が良ければ、身体を動かすこともおすすめです。
アンデシュ・ハンセンの『運動脳』にも書かれている通り、運動は魔法のような活動。
ストレス、うつ病、パニック、不安、ADHD、依存症など様々な症状に対して、科学的な効果が認められています。
わたしは外に出たくないのでリングフィットをやることが多いですが、それでも十分に良さを実感していますよ。
手軽に行える運動として、ヨガやウォーキングもおすすめです。
とりあえず5分、YouTubeを見ながらヨガをするのもいいですね。
睡眠を整えましょう。
栄養を改善しましょう。
運動をしましょう。
このように言われると、
そんな当たり前のこと…何回も聞いた…
無理無理…
と思うかもしれません。
しかし、睡眠・栄養・運動はすべての基盤。
規則正しい生活をしなさい!とは言いませんが、
- 日光を浴びる
- 5分だけヨガをやってみる
- 10回だけ腹筋をやってみる
- 一日2食は食べる
- カフェインを控える
- 腸内環境を整えるサプリを飲む
(おすすめはエビオス錠) - 夜は部屋を暗くする
など、無理しない程度にできることを続けてほしいです。
部屋をキレイにする
わたしはまず机の掃除から始めました。
次に本棚を整理したり、新しいペンを用意したり、新学期のように気合いを入れたんです。
そうしたら、なんだか勉強したくなってきました。
かたちから入れば、自然と中身がともなってくるもの。
自分が集中して勉強できるように、環境を整えることは大切ですね。
心理学的にも、キレイに片付いた部屋で勉強するほど、集中力がアップすることが証明されています。
メンタリストのDaiGoさんも『自分を操る超集中力』という本で、
部屋や机をきれいな状態で保っておくこと。「片づけ」は、集中力を起動するスイッチになるのです。
出典:メンタリストDaiGo(2016)『自分を操る超集中力』かんき出版 p.77-78
と書かれていました。
注意をそらすものは断捨離し、勉強スイッチが入るような部屋にしましょう。
不登校の勉強は何から始めるべき?【メンタル編】
体調を優先する
必ず、体調を優先しましょう。
不登校は心もからだも元気でないことが多いので無理は禁物。
しんどいと感じたら早めに休息を取りましょう。
自分の心やからだの声に耳を傾け、セルフケアを行うことは、生きていくうえで勉強以上に大切な力です。
焦らない
不登校になると、みんなから取り残されている感覚から焦ってしまうと思います。
「追いつかなきゃ」「勉強しなきゃ」と心がザワザワしますよね。
しかし、焦ってソワソワした状態で勉強しても、いいことは一つもありません。
気持ちだけが先走って空回り。ハムスターがカラカラと走っているのにまったく前に進んでいない状況になってしまうでしょう。
焦る気持ちはよくわかります。わたしもそうだったので。
でも、焦っても仕方がないのです。
心がソワソワしてきたら、焦ってもいいことないよな〜と深呼吸することを意識してください。
自分を責めない
おそらく、最初はなかなか身体が動かないと思います。
すぐにやる気がなくなって、いつの間にかゲームやYouTubeを開いているでしょう。
簡単なこともできない自分が嫌になり、ふたたび勉強から遠ざかってしまう…。
これは不登校のあるあるパターンです。
しかし、これらの行動はごくごく自然なこと。
「もう終わりだ」とか「自分はダメだ」とか思う必要はありません。
足の手術をした人に対して、いきなり走れと言っても無理な話ですよね。
不登校もこれと同じ。心に巨大なダメージを負った状態なので、いきなり勉強は難しいのです。
不登校の勉強は何から始めるべき?【その他】
SNSやリアルで仲間を見つける
SNSやリアルで不登校仲間や勉強仲間を見つけるとよいでしょう。
不登校はどうしても孤独になりがち。
ときには勉強が嫌になったり、不安に押しつぶされたり、一人だと乗り越えられないことも…。
そんなとき、似た状況の仲間は大きな心の支えになってくれると思います。
スケジュールを立てる
簡単なスケジュールをたてることもおすすめです。
計画があることでやることが明確になります。
- 毎日ではなく1週間単位でスケジュールを立てる
- 余裕を持った内容にする
- やるべきことを明確にする
例:スタサプの「中学総復習 数学」を5講終わらせる
スケジュールは柔軟に変更して構いません。
自分のやる気が出るようにアプリやスケジュール帳を使って、管理してくださいね。
\ まだ試してないの? /
まとめ
【勉強編】
- 自分に合った学び方を見つける
- 勉強する感覚を取り戻す
- 1日10分からスタートする
【見通し編】
- 勉強の遅れは取り戻せると知る
- 不登校でも人生が続くと知る
- 勉強する目的や目標を決める
【生活編】
- 日光を浴びる
- 身体を動かす
- 部屋をキレイにする
【メンタル編】
- 体調を優先する
- 焦らない
- 自分を責めない
【その他】
- SNSやリアルで仲間を見つける
- スケジュールを立てる
この記事が少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです。最後までご覧いただきありがとうございました。
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