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【体験談】逃げ道を示してもらえたら頑張れた話

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逃げ道を示してもらえると頑張れた話

こんにちは、ゆずです(*´ω`*)

今回は不登校や引きこもり時代、逃げ道を示してもらえたら不思議と頑張れた話をしていきますね。

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ゆずと申します。
この記事を書いた人
  • おうち部」管理人
  • 20代の通信大学生
  • 【経歴】理由もわからず不登校→偏差値70の高校に合格→病気で高校中退→寝たきり→高認→通信制大学&在宅ワーク
  • わたしが絶望していた時代に「これ知りたかった!」と思う情報やリアルな体験談を発信中です。
  • 詳しいプロフィールはこちら

あくまでわたしの体験談です。不登校は100人いれば100通りなので、参考程度にしてください。

「◯◯しなきゃ」と思うと動けない

落ち込む女性

わたしは不登校時代、

  • 学校行かなきゃ
  • 外出しなきゃ
  • 勉強しなきゃ
  • このままじゃダメだ
  • なんとかしなきゃ

と思っていたものの、意思に反してカラダが動きませんでした。

外出しようと思っていても、

「明日は10時に出発だ」

と気にすれば気にするほど眠れない。

頭のなかは

  • 起きられなかったらどうしよう…
  • お腹が痛くなったらどうしよう…

など不安でいっぱい。

結局、朝方になって眠ってしまった…。

ゆず

こんな経験を繰り返していました。

簡単なこともできない自分にイライラする。

嫌悪感も湧いてくる。

焦りや罪悪感もいっぱい。

何十回も繰り返すうちに、いつの間にか無気力になっていた気がします。

◯◯しなきゃ」「◯◯すべき」と思えば思うほど動けない。

とくに中学生の不登校初期はこのドツボにハマり、引きこもりで停滞する毎日を過ごしていました。

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逃げ道を示してもらえると頑張れた

それでもわたしが外出できるようになり、学校復帰まで叶ったのは、母が逃げ道を示してくれたから。

  • 無理して学校に行かなくていいと思う
  • キツかったら休んでいい
  • 行かないのもありだよ
  • 途中で帰ってきても大丈夫だし
  • こっちの選択肢もあるから
  • 無理しないでね
  • 先生に伝えておくから、辛かったらすぐに帰っておいで
  • 保健室にも連絡しておくね

こんな感じで逃げること・休むことをOKしてもらえると、その安心感から不思議と前に進めたんですよね。

ゆず

「行かなくていい」という選択肢があることで、心に余裕が生まれた気がします。

もちろん不安などはあったけど、そこはスモールステップ安心材料を揃えることで、なんとかなりました。

少し元気になってきて英検や模試を受けたときも、

  • 無理するなよ〜
  • 次回もあるし〜
  • 行くだけ行ってみて、できそうだったら受ければいいさ〜

なんて声をかけてもらい心がフッと軽くなる。

「大丈夫だよ、じゃあ行ってくるね」

と無事にこなせることが多かったです。

ゆず

こうやって成功体験を積み重ねることで、自信にもつながったと思います。

さらに当日の朝は、

  • 大丈夫?
  • でも緊張すれば眠れないのも仕方ないよ〜
  • 別に1日くらい寝なくてもなんとかなるし〜

と声かけしてくれて、なんかホッとしました。

もちろん過剰に「行かなくていい」と言われるのは、自分の気持ちを尊重してくれないと感じます。

あまりにも「無理するな」と言われると、新しい一歩を踏み出せない可能性があるでしょう。

でも、わたしにとって逃げ道を示してもらうのは応援と同じ。

ゆず

優しく背中を押してもらう感覚でした。

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親の言葉は親が思っているより絶大

わたしの親はあまり先回り過干渉をしてこなかったです。

わたしの選択をいつも見守ってくれていました。

好き勝手にやってきました。

怒られることも滅多にありませんでした。

それでも、親の影響はすさまじい。

なんというか言葉にするのは難しいけど、親の顔色を伺い、

  • 期待に応えられるように
  • 迷惑をかけないように
  • 怒られないように

とかを考えていた気がします。

こんなにビクビクしていたのは、わたしがHSPだからかもしれません。

ゆず

でも子どもって意外と「親のために」って気を遣っているんですよね。

とくに小中学生時代は親が絶対的。

生殺与奪を握られ、すべては親の支配下にあるので、親の顔色が気になるうえにママとパパの言葉は絶大な力をもっていました。

親からすれば何気ない一言でも、子どもにとっては人生に影響を及ぼすほどの言葉だった、そんな場合もあると思います。

あなたが大人だったら、自分の子ども時代を思い出してもらえればいいし、

パートや専業主婦のお母さんだったら

  • 大黒柱のお父さんに強く言えない
  • 気を遣ってしまう
  • 些細な一言が突き刺さる

そんな状況と似ているかもしれません。

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その一言、安心感がほしかった

それに加えて、不登校になると

学校に行くべき

ゲームのやりすぎはダメ

などの社会常識に反している自分に罪悪感もあるというか…。

だからこそハッキリと親から

  • キツイときは休んでいい
  • 無理しなくていい
  • 帰ってきていい

と言ってもらえると、心から安心できたんですよね。

絶対的な権力者からのお言葉はありがたいものです。

たった一言、それだけで親子の関係がよくなることもあるでしょう。

不登校対応では過干渉しないことが大切。

とくに中高生の男の子だったら、基本的には見守りが求められます。

朝行くか行かないか悩んでいても、本人が決めるのを待って、本人の選択を大事にすることが多いでしょう。

でも、今まで

  • 「学校に行くべき」を押しつけてきて
  • 行け行けオーラを出してきて
  • 過干渉してきて

いきなり「あなたの選択に任せます」はズルイのでは…?と思ってしまいます。

それは子どもに選択させるというよりも、価値観を押しつけて、そのまま放棄している感じ。

責任をもって今の気持ち(今は無理してほしくないと思っているなど)を伝えてあげることは必要でしょう。

もちろん過干渉してないとか、子どもが勝手に思い込んでいるとか、当てはまらないケースもあると思いますが…。

わたしは

  • 行きたいという気持ちもあるかもしれない
  • でも、今までいっぱい頑張ってきたから疲れちゃったんじゃないかな
  • ママは無理に行かなくていいと思っている
  • ゆずのことが一番大切だから
  • いつでも帰ってきな
  • こういう選択肢もあるからね

と言ってもらえると、それだけで頑張れました。

「◯◯しなきゃ」と自分を追い詰めているとき、無意識に親の顔色を伺ってしまうとき、

毅然と温かくこういった言葉をかけてもらえるのは嬉しかったです。

ゆず

以上、逃げ道を示してもらえたら不思議と頑張れたわたしの体験談でした(*´ω`*)

当サイトの内容は、主にわたしの体験談をもとに作成しています。不登校は100人いれば100通りなので、対応に正解はありません。記事内容は、ヒントにしていただければ幸いです。また、身バレ防止のために一部事実とは異なる箇所もございます。ご了承ください。

逃げ道を示してもらえると頑張れた話

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