スタディサプリで出席扱いになる?
注意するところはある?
こんな疑問があるお母さんお父さんへ。
今回はスタディサプリで不登校を出席扱いにするポイントと注意点をまとめていきます。
不登校になると内申点や欠席日数が心配。
とくに中学生だと受験もあるので不安になるでしょう。
これを読めば出席扱いの交渉成功率がアップしますよ。
出席扱いを利用して、
- 再登校の壁を低くしたい
- 進路の幅を広げたい
- モチベアップにつなげたい
という人は必見です。
- スタディサプリは不登校の出席扱いの要件を満たしている
- コスパ抜群で続けやすく、教材のクオリティも高い
- ただし、出席扱いの実績は少ない
- 最終的な判断は校長によるので交渉が大切
- 交渉を成功させるためには、資料を用意しよう
出席扱いとは関係なく、
不登校でスタサプを使ってみようかな?
と思っている人には、こちらの記事(⬇︎)がおすすめです。
スタディサプリは不登校の出席扱いの要件を満たしている
スタディサプリは不登校を出席扱いにするための要件を満たしており、出席扱いにできる教材です。
月額2,178円※で続けやすく、知名度も高いので教材のよさを伝えやすいでしょう。
※Webサイト経由の受講申し込みの場合
ただし、
- 不登校向けの教材ではないこと
- 出席扱いの実績が少ないこと
- サポートが乏しいこと
からいくつかの注意点もあります。
スタディサプリで出席扱いにすることを検討している人は、この記事で手順やポイントを確認しておくと安心です。
【追記】
文部科学省は2023年3月31日、新たな不登校対策をとりまとめた「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLOプラン)」を全都道府県・政令市の教育長に通知しました。
この通知には児童生徒が自宅でICTを活用して学習した場合も、一定の要件を満たせば学習を評価し、成績評価に反映することが望ましいと明記されています。
不登校に対する制度や支援が広まってきており、出席扱いはより普及していくでしょう。
今後はスタディサプリによる出席扱いも増えると考えられます。
この記事は長いので、ここからはそれぞれ読みたいところに飛んでくださいね。
出席扱いの要件を確認しておきたい人はこちら⬇︎
実際にスタサプで出席扱いになった人の体験談を読みたい人はこちら⬇︎
スタサプが出席扱いになるのはわかったから、特徴を知りたい!という人はこちら⬇︎
スタサプで出席扱いにする方法など、重要なところだけをサクッと確認したい人はこちら⬇︎
公式サイトはこちら⬇︎
不登校を出席扱いにするための要件
タブレット学習を用いて、不登校を出席扱いにするための要件を説明します。
漢字ばかりで難しそうに見えますが、内容はとっても簡単です。
この機会に一緒に確認していきましょう。
小学生でも分かるように解説していくので安心してくださいね。
要件は以下の通りです。
- 保護者と学校との間に十分な連携・協力関係があること
- ITや郵送、FAXなどの通信方法を用いた学習活動であること
- 訪問等の対面指導が行われること
- 児童・生徒の理解度をふまえた計画的な学習プログラムであること
- 校長が対面指導や学習活動の状況を十分に把握していること
- 学校外の公的機関や民間施設等で相談・指導を受けられない場合に行う学習活動であること
- 学習内容が、その学校の教育課程に照らし適切であること
※参考:文部科学省「(別記2) 不登校児童生徒が自宅においてICT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱いについて」
1つめの要件は保護者と学校の間に協力関係があることです。
学校と良好な関係を築いたうえで、定期的に連絡を取ったり面談したりすることが必要。
子どもが不登校になったのは先生のせいだ!学校のせいだ!と恨みがある場合は難しいでしょう。
2つめの要件はITなどを用いた学習をすることです。
学習指導要領に準拠したタブレット学習(オンライン教材)を使用することが求められます。
ほとんどの通信教育は学習指導要領に対応しているので、とくに気にする必要ありません。
3つめの要件は対面指導が行われることです。
具体的には家庭訪問や放課後登校があります。
わたしが知っている例だと、週に1回・30分でも登校することが学校からの条件でした。
学校によっては本人の負担を考慮して、対面指導がほとんどない場合もあります。
4つめの要件は理解度をふまえた計画的な学習プログラムであることです。
理解度に合わせた学習プログラムの作成や苦手分析機能は、ほとんどのタブレット教材に備わっています。
通信教育を使えばひとりでも挫折しにくく効率的な学びが叶うでしょう。
5つめの要件は校長が対面指導や学習活動の状況を十分に把握していることです。
学校に学習状況を報告したり学習履歴を提出したりする必要があります。
学習履歴はタブレット教材に保存されるので安心してください。
6つめの要件は学校外で指導を受けられない場合に行う学習活動であることです。
対人不安や引きこもりによって、適応指導教室やフリースクール等に通えない状況の場合にこの要件を満たします。
7つめの要件は学習内容が学校の教育課程に照らして適切であることです。
出席扱い制度では学習評価の3観点(②技能 ③思考・判断・表現 ④関心・意欲・態度)を満たせないため、詳しい条件を学校と話し合いましょう。
これらの要件を満たしたうえで、最終的には校長の判断になります。
出席扱い制度についてもっと詳しく知りたい人はこちらの記事をご覧ください⬇︎
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スタディサプリで出席扱いになった人の声
実際にスタディサプリで出席扱いになった人の生の声を紹介します。
1人目
妹は不登校で、中学生になるとほとんど学校に行かなくなったため、自宅学習を行っていました。
自宅学習をするにあたっては、CMでよく見るスタディサプリを利用していました。
スタディサプリは、実際に通学していなくても出席扱いになることがあるそうで、不登校の場合、進学や卒業が危うくなることが多いので、ありがたい仕組みだと感じています。
しかし、実際にスタディサプリを通して出席扱いを受けるには、担任の先生、スクールカウンセラー、管理職の先生方の協力が不可欠であると思います。
特に担任の先生は定期的に自宅を訪問し、「自分のペースで頑張れているね」などと励ましてくださり、学校との繋がりを持つことができました。
自分の興味のあるところから自分のペースで学ぶことができるので、学校や家庭の協力さえ得ることができるのなら、スタディサプリを用いた勉強方法が向いている方もたくさんいるのではないかと思います。
出典:当サイト独自アンケート
2人目
嘆願書を作成して提出。
— らい🌸 (@Fl9jp) May 19, 2022
交渉の結果、息子が家で勉強した、すらら、スタディサプリは出席扱いになりました。
しかし、成績はつきませんでした。
がんばって別室で受けた定期テストで上位5%に入っても、評定は、5段階中の2でした。
県立高校への進学は内申点が大きく関わります。
納得できない息子。
3人目
失礼します。中2の半年間だけ、スタサプの自宅学習を出席扱いにしてもらっていました。学校側と、1日に何分以上という決め事を作り、それをクリアしてる日にちを、担任の先生に確認してもらっていました。
— にょ (@nyokkkiiiiiii) January 19, 2023
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スタディサプリの5つの特徴
出席扱いについて一通り理解できたところで、スタディサプリの特徴も確認しておきましょう。
交渉をするときは教材のメリットも伝えることが超重要です。
実体験をもとにしたスタディサプリのメリット・デメリットはこちらの記事にまとめています。
①無学年方式
スタディサプリは小1の範囲から高3の範囲まで授業を見放題です。
無学年方式なので不登校になって大きく遅れていても安心ですね。
単元が細かくわかれているので、ピンポイントに学び直しもできます。
「中学総復習」のような3年分の内容がまとまった講義もあり、サクッと復習したい子にもピッタリです。
得意な教科は先取りするのもいいでしょう。
②1回5分の授業
スタディサプリは1回5分(高校講座は1回15分)なので、集中力がとぎれることなく学べます。
やる気がなくても、エネルギーが少なくても、5分だったら取り組みやすいですね。
重要なところをギュッと凝縮しているので、学校なら1年間かかる内容もあっという間に終わります。
「全然進まなくてもうイヤだ…」
と挫折する可能性が低くなるでしょう。
③多様なレベルの講義
スタディサプリには多様なレベルの講義が用意されています。
基礎から応用まで自分にあったレベルでOK。
講義はとてもわかりやすく、学校で授業を受けていなくても基礎からしっかり理解できます。
受験対策もできるので、不登校になったらとりあえず受講しておくといいでしょう。
④ミッション機能
一人で学んでいると
どこから手をつけたらいいか…
と迷ってしまうことが多いです。
結果的に、
もういいや
と諦めてしまうこともあるでしょう。
でも、スタディサプリを使えば大丈夫。
スタディサプリには「ミッション機能」があります。
ミッション機能では今やるべきことを一目でわかるように。
迷うことなく勉強を進められますよ。
さらに、学習履歴にもとづいて間違えた単元の解き直しを提案してくれます。
忘れたころに復習することで、苦手な部分もしっかり身につきますね。
⑤学習管理機能
スタディサプリには学習管理機能があります。
学習時間や学習日数を明確にしてくれるので、がんばったことを実感しやすいです。
また、保護者に嬉しいシステムも。
毎日「勉強したの?」と聞くのは負担ですよね。
こうやって質問されるのを嫌がる子も多いでしょう。
スタディサプリは学習時間や受講講座ごとの正答率などを保護者にメールでお届けします。
出席扱いで学校に学習状況を提出するときも便利です。
初回なら14日間の無料体験!
今すぐ!スタサプの公式ホームページをチェックする⬇︎
※Webサイト経由かつクレジットカード決済での受講申し込み手続きをされた場合
※14日間には「受講申し込み日」を含みます。
スタディサプリで不登校を出席扱いにする手順
スタディサプリで不登校を出席扱いにする手順をまとめていきます。
全体の流れを把握しておくことが大切なので、サクッと目を通しておきましょう。
①スタディサプリを受講する
出席扱いについて学校に相談する前にスタディサプリを受講しましょう。
前もってスタサプを使ってみることで、
「出席扱いは認められたけど、教材がうちの子に合わなくて続けられなかった…」
という事態を防ぐことができます。
事前に合うか合わないかをチェックしておいてくださいね。
実際に受講すれば交渉のときにスタサプのメリットも伝えやすいです。
月額2,178円と負担が少なく14日間の無料体験もあるので、まずはお試し感覚で使ってみましょう。
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また、学校と交渉する前に資料をそろえておくと安心です。
詳細は【スタディサプリで不登校を出席扱いにするときのポイント】でまとめています。
②担任の先生に相談する
担任の先生に出席扱い制度を利用したいと相談しましょう。
出席扱いの知名度は低いため、学校側はこの制度を知らない可能性が高いです。
出席扱いについて質問されても答えられるように基礎知識を頭にいれておいてください。
③返事がくるまで待つ
担任の先生に相談してから決定までは時間がかかります。
学校から返事がくるまで待ちましょう。
検討中に担任から質問されたり、校長と面談したりすることもあります。
場合によっては教育委員会に直接伝えることもあるかもしれません。
④細かな条件を決める
出席扱いについて校長の承認が降りたら、細かな条件を決めていきます。
学校の意見・親の意見・子どもの状態を踏まえて、しっかりと取り決めを行っていきましょう。
具体的に決めるべきことは以下のとおりです。
- 使用する教材
- 学習内容
- 学習方法
- 学習履歴の提出方法
- 対面指導の頻度や方法
- 定期テストの受験方法
- 成績のつけ方
⑤交渉成立!学習スタート
交渉が成立したら本格的に勉強を始めましょう。
ここからが本当のスタート。
出席扱いがきちんと適用されるように、子どもをサポートしてあげてください。
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スタディサプリで不登校を出席扱いにするときのポイント
お待たせしました。
以下ではスタディサプリで不登校を出席扱いにするときのポイントをまとめていきます。
読み飛ばしはNGです。
資料を準備する
交渉をするときは必ず資料を準備しましょう。
口頭で「出席扱いにしたいです!」と伝えても受け入れてもらえない可能性が高いです。
とはいっても、自分でゼロから資料を揃えるのは大変ですよね。
出席扱いについて全然わからない…
というあなたも安心してください。
「すらら」という通信教育に資料請求すれば、出席扱いに関する書類がまとめて送られてきます。
すららネットの資料請求してみたけど文部科学省の不登校児童生徒への支援の在り方についてとかホチキス留めで一緒に送ってくるのね。出席扱い制度認定のお願いの定型文とか。結構びっくりした。
— たらまよ (@tara_mayonnaise) November 15, 2022
すららは不登校向けの通信教育で出席扱いのパイオニア的存在。
この制度にめちゃくちゃ詳しいです。
とりあえず資料だけでもゲットする価値はあるでしょう。
もちろん「すらら」と「スタサプ」では教材が違うので、すべてが参考になるわけではありません。
しかし、出席扱いの基本について学ぶにはすららの資料がうってつけです。
想像の3倍は役に立ってくれると思います。
資料請求をするときは「不登校のため」をチェックしてくださいね。
余裕があれば、2023年3月31日に通知された「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLOプラン)」についても一通り読んでおくといいと思います。
出席扱いの目的やメリットを伝える
交渉を成功させるためには出席扱いの目的やメリットを伝えることが重要です。
学校側は「登校してほしい」と考えていることがほとんどなので、自宅で出席扱いになることにネガティブな印象をもっている先生もいます。
全員が出席扱いに積極的ではないことを頭に入れておきましょう。
出席扱いを利用したいと思っている人の多くは「内申対策」や「欠席日数を減らすこと」が目的だと思います。
しかし、出席扱いの本来の目的は「再登校のハードルを低くすること」。
これを踏まえたうえで以下のことを伝えましょう。
- 欠席日数を減らしたいわけではなく、再登校のハードルを低くするために出席扱い制度を利用したいこと
- 家庭学習が出席として認められることで不安が減り、わが子のモチベーションが上がること
- 出席扱い制度が実際に利用されていること
学校にとっても親にとっても子どもにとってもメリットがあれば交渉が成立しやすくなります。
自分の意見を伝えるだけでなく学校側の考えも受け入れたうえで、お互いに歩み寄っていく姿勢が大切です。
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スタディサプリで不登校を出席扱いにするときの注意点
最後にスタディサプリで不登校を出席扱いにするときの注意点をまとめていきます。
「こんなはずじゃなかった…」と嫌な思いをしないためにも一度チェックしておいてください。
最終的な判断は校長次第
不登校を出席扱いにできるかの最終的な判断は校長によります。
出席扱いになるかは本当にケースバイケース。
どれだけ優れた教材を使っても、どれだけ完璧なプレゼンができても、頭がかたい校長では話になりません。
日頃からできることを挙げるとすれば、なるべく学校を味方にしておくこと。
子どもが不登校になると学校に文句を言いたくなることも増えますが、校長や担任を敵に回すような行動は控えてください。
本人のやる気が必須
出席扱いには本人のやる気が必須です。
「勉強する!」「出席扱いにする!」という意志がなければ続けるのは難しいでしょう。
日常生活もままならないほどエネルギーがないときは、出席扱いの利用をおすすめできません。
他の教材も検討しておく
スタディサプリは不登校向けの教材ではなく出席扱いの実績も少ないです。
万が一のために、の教材も検討しておきましょう。
先ほど紹介した「すらら」は出席扱いを利用したい人にピッタリ。
価格は10,978円(税込)とお高めですが、出席扱いのサポートが充実しています。
学校が渋っている場合、すららのほうから学校に連絡してくれることもあるみたいです。
すららの詳細はこちらの記事にまとめています。
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まとめ:スタディサプリは不登校の出席扱いの要件を満たしている
- スタディサプリは不登校の出席扱いの要件を満たしている
- コスパ抜群で続けやすく教材のクオリティも高い
- ただし出席扱いの実績は少ない
- 最終的な判断は校長によるので交渉が大切
- 交渉を成功させるためには資料を用意しよう
出席扱いは内申対策&受験対策というイメージが強いと思います。
ですが、実際の声を聞くと
- 頑張りが認められて嬉しい
- 家で勉強するモチベになる
- 成績がついて自信になった
などメンタル面への効果が大きいようです。
出席扱いによって勉強する理由ができる。
だから毎日自分から学ぶ。
勉強することで罪悪感や不安も減り、心が元気になる。
出席扱いをきっかけに、前を向いていけるようになるかもしれませんね。
スタディサプリは無料体験がありますし、すららの資料請求も無料。
あなたも早速、出席扱いの準備をスタートしてはいかがでしょうか。
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