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不登校の小学生におすすめのフリースクールは?安く利用する方法と出席扱いの条件を徹底解説

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学校に行けないのは仕方ないけどゲームばかり。このまま家にいるだけでいいの?

フリースクールが気になるけど、高いイメージがあるし費用面が不安…。

低学年の子や発達障害があっても安心して通えるスクールが知りたい。

小学生の不登校は年々増えており、令和6年度の文部科学省の調査では約13万人の小学生が不登校状態にあることがわかっています。

そんな今、人気を集めているのがフリースクールです。学校以外の学びの場・集団生活の場として、不登校の小学生に広く利用されています。

ただしフリースクールは公的機関ではないため、教育方針や運営体制がさまざま。

実際どんな場所なのか、低学年でも通えるのか、費用はどれくらいかかるのか、心配な人も多いでしょう。

この記事では小学生の保護者に向けて、

  • フリースクールの基本情報
  • 費用を抑えるポイント
  • 出席扱いの利用方法
  • フリースクールが向いている子の特徴
  • 選ぶときの注意点
  • 全国対応おすすめオンラインフリースクール
  • 東京、神奈川、埼玉、名古屋、大阪、神戸、福岡にある通学型フリースクール

を解説します。

不登校は特別なことではなく、誰にでも起こり得ることです。

今大切なのは本人が安心できる居場所を見つけること。

ゆず

子どもの可能性を広げたい、新しい一歩を踏み出すきっかけがほしい、そんなあなたはぜひ最後までご覧ください。

低学年におすすめのフリースクール5選


クラスジャパン小中学園
ICT教育と担任制度によるサポート。出席扱いに強く、勉強の遅れが気になる子におすすめ。

aini school
“そのままで大丈夫”と感じられる安心感のある学び場と居場所を大事に。自然・音楽・農業も。

NIJINアカデミー
自治体や企業との連携など積極的な取り組み。主体性を重視したい家庭におすすめ。

夢中カレッジ
心の回復、居場所、5教科の学びまで丸っとサポート。入会金・退会金0円。

Branch(ブランチ)
好きなことや興味関心にフォーカスした居場所。充実した親向けコミュニティも保護者から好評。

高学年におすすめのフリースクール5選


SOZOWスクール
「好き」を追求する探求学習と社会で役立つスキルを学べる。好奇心自主性を育むことを重視。

クラスジャパン小中学園
ICT教育と担任制度によるサポート。出席扱いに強く、勉強の遅れが気になる子におすすめ。

aini school
“そのままで大丈夫”と感じられる安心感のある学び場と居場所を大事に。自然・音楽・農業ジャンルも。

シンガク
京都で60年の歴史をもつ教育機関「成基」が運営。自己肯定感を育みながら社会的な自立を支援。

スタスク
月額1,650円〜から始められるオンラインの居場所。コミュニケーションスキルも育める。
タップできる目次

フリースクールとは

フリースクールとは何らかの理由で学校に通えない、または通わない選択をした子どもたちが所属できる民間の教育施設です。

学校教育法に定められた「学校」ではありませんが、文部科学省も不登校の居場所として認めており、全国に400か所以上存在しています。

フリースクールの定義は以下のとおりです⬇︎

一般に、不登校の子供に対し、学習活動、教育相談、体験活動などの活動を行っている民間の施設を言います。

その規模や活動内容は多種多様であり、民間の自主性・主体性の下に設置・運営されています。平成27年度に文部科学省が実施した調査では、全国で474の団体・施設が確認されました。

出典:文部科学省「フリースクール・不登校に対する取組」

自由な学びを重視するところもあれば学校復帰を目指す施設もあり、バラエティに富んだ居場所が特徴です。

以下にフリースクールの基礎知識をまとめました。

対象年齢

フリースクールの対象年齢は施設によって異なります。受け入れのメインは義務教育期間である小学生・中学生です。

なかには

  • 高校生が対象の居場所
  • 小学生のみに特化したコース
  • 年齢にかかわらず通える施設

などもあります。

小学校低学年の子どもには、少人数で丁寧に関わってもらえる環境が向いているでしょう。

高学年になったら自分の興味関心を深められるプログラム、進学を見据えた学習支援があると安心です。

年齢によって必要な関わり方や学びのスタイルは変わります。学年や発達段階に合わせた居場所を選びましょう。

活動内容(1日の流れ)

それぞれのスクールが独自の教育理念や特色をもっており、活動内容は多岐にわたります。

学校のように時間割やカリキュラムが決まっていることは少なく、自分のペースに合わせて参加できるのが特徴です。

活動内容の例
  • 教科書に沿った個別学習
  • 少人数授業やオンライン授業
  • プログラミングなど専門的な学び
  • 専門家や多彩な大人による特別授業
  • 専任(伴走)コーチとの面談
  • カウンセリング(心理サポート)
  • 農業、料理、工作などの体験活動
  • 運動やスポーツ大会
  • 好きなことを楽しめるグループ活動
  • ゲームでコミュニケーション
  • 保護者面談、保護者交流

など

1日の過ごし方の例
  • 午前中
    10時ごろから始まることが多い。学習の時間を設けている施設では5教科の自習、個別指導、オンライン授業など。勉強に抵抗がある子は読書や工作、ゲームなど思い思いに過ごせる。
  • 昼食
    みんなで食べるスクールもあれば、各自のペースでゆっくり過ごせる施設もある。お弁当持参が基本だが、なかには給食を提供したり、みんなで作ったりするケースも。
  • 午後
    外遊びや体験活動、プロジェクト学習などが行われることが多い。絵を描く、楽器を演奏する、プログラミングをする、イベントに参加するなど、興味に応じた時間が設けられている。
  • 放課後
    1日を振り返り、15時から16時ごろに終了。施設によっては放課後に残って勉強したり友達と好きなゲームをしたり一緒に活動できる。

通常の小学校との違い

通常の小学校とフリースクールには以下のような違いがあります。

学校とフリースクールの比較表

通常の小学校フリースクール
運営主体公立(教育委員会)または私立学校法人民間団体、NPO法人、個人など
法的位置づけ学校教育法に基づく学校学校教育法上の学校ではない
学習内容学習指導要領に基づいた統一カリキュラム施設ごとに独自のプログラム
個別対応
時間割固定された時間割
(45分授業×5〜6時限)
柔軟な時間設定
(子どものペースに合わせて)
登校時間8時前後に一斉登校10時前後など柔軟、遅刻の概念が緩やか
クラス規模25〜40人10人前後の少人数制
評価方法テスト、通知表による数値評価数値評価をしない施設が多い
出席管理厳格な出席管理
※欠席には連絡が必要
柔軟
※体調や気持ちに合わせて調整OK
教員資格教員免許が必須資格が必須ではない
(スタッフは保護者、教員、カウンセラー、塾の先生、地域のボランティア、不登校経験者など)
費用公立は無料
私立は学費あり
月2〜6万円程度の費用
※無料や10万円以上のスクールも
卒業証書小学校卒業資格が得られる卒業資格は得られない
(在籍校から卒業)
目的学習指導要領に基づく教育の提供・居場所の提供
・個々の成長支援

小学校では学習指導要領に基づいて全員が同じカリキュラムを学びます。

一方のフリースクールは一人ひとりに合わせた学びが可能。教科書を使わず、体験学習を中心にする施設も少なくありません。

さらに時間割も大きく異なります。

小学校は決まった時間割がありますが、フリースクールは柔軟です。

遅刻や早退に対する考え方も寛容で、体調や気持ちに合わせて登校時間を調整できるケースが多いでしょう。

フリースクールは通常の学校よりも規則や決まりが緩やかで、競争的な雰囲気がありません。繊細な子・苦手なことが多い子・特性がある子でもプレッシャーを感じることなく過ごせるところが魅力です。

適応指導教室との違い

フリースクールと混同されやすいのが、適応指導教室(教育支援センター)です。

どちらも不登校の子どもたちをサポートする場所ですが、運営主体や目的が異なります。

フリースクールと適応指導教室の比較表

フリースクール適応指導教室(教育支援センター)
運営主体民間(NPO法人、株式会社、個人など)各市町村の教育委員会
目的・心のケア
・学習支援
・居場所
・社会性育成
・学校復帰
・学習支援
・社会性育成
法的な位置づけ法的な学校ではない教育委員会が設置する公的な教育機関
費用有料
(月謝、入会金など)
基本的に無料
(教材費など実費はかかる場合あり)
学習内容多様
(個別の学習支援、カウンセリング、体験活動、スポーツ、進路相談など)
学校の学習内容の補充、集団活動、カウンセリングなど
出席扱い要件を満たせば「出席扱い」になるケースがある原則として「出席扱い」になる
通所期間定めなし学校復帰を目標とするため、期間が定められている場合がある

適応指導教室(教育支援センター)は教育委員会が運営する公的な施設で、学校復帰や社会的自立を目指したサポートを行っています。

利用料は無料または低額で、在籍校との連携もスムーズです。

ただし、利用するには在籍校を通じた手続きが必要。活動内容も限られています。

一方のフリースクール民間団体であるNPO法人、株式会社、個人などが運営主体です。学校復帰にこだわらず、不登校や生きづらい子どもの居場所づくりをしています。

入会手続きが比較的簡単で、活動内容やスケジュールの自由度が高いのも特徴です。

ただし、費用は自己負担となり、出席扱いの認定には在籍校の理解が必要になります。

どちらにもメリット・デメリットがあるため、本人の状況や家庭の方針に合わせて選ぶことが大切です。

※参考:文部科学省「適応指導教室(学校支援センター) の取り組みについて」

※参考:文部科学省「「教育支援センター(適応指導教室)に関する実態調査」結果」(令和元年5月13日)

費用の目安

フリースクールは公的な機関ではないため、塾や習い事と同じく私費での利用が基本です。

月額の費用はフリースクールによって差がありますが、おおよその相場は以下のとおりです。

フリースクールの相場
  • 入会金
    →1万円~5万円程度
  • 月謝
    →2万円~6万円程度
    ※週に何日通うか、どのようなプログラムを受けるかによって変動
  • オプション(昼食・教材費など)
    →数千円~1万円程度

文部科学省のフリースクール利用料調査(平成27年)によると、

  • 授業料は月額1〜5万円が全体の約4分の3を占め、平均は3万3千円
  • 入会金は1〜3万円が最も多く、平均は5万3千円(ただし入会金なしの団体も123箇所)

初月は平均して5万円以上かかることが示されています。

出典:文部科学省「小・中学校に通っていない義務教育段階の子供が通う 民間の団体・施設に関する調査」(平成27年8月5日)

通学型のフリースクールの場合、入会金や月謝にプラスして教材費施設維持費イベント参加費などを求められるケースが多いです。

週に何日通うか、どのような活動をするかによっても金額は変動します。

オンライン型は費用を抑えられる傾向にあり、月額1〜3万円程度で利用できることが一般的。

通学の交通費がかからないのもメリットです。

思っていたより高い……

経済的な負担が大きい……

と感じるかもしれませんが、後述する補助金や助成金を活用することで費用を軽減できる可能性があります。

詳しくは次の見出し【小学生向けの安いフリースクールはある?費用を抑えるポイント】をご覧ください。

※参考:文部科学省「小・中学校に通っていない義務教育段階の子供が通う 民間の団体・施設に関する調査」(平成27年8月5日)

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小学生向けの安いフリースクールはある?費用を抑えるポイント

フリースクールに通わせたいけれど経済的な負担が…と心配な保護者は少なくありません。

以下では費用を抑えながらフリースクールを利用するための5つの方法を解説します。

無料、格安のフリースクールを選ぶ

全国には無料または格安で利用できるフリースクールが存在します。

とくにNPO法人や社会福祉法人、市民ボランティアが運営しているスクールは、寄付金や助成金を活用することで利用料を低く設定していることが主流です。

無料、格安フリースクール(一例)

※2025年12月時点の情報です。運営側の状況により受け入れが停止されている場合もあります。

地域の保護者グループが立ち上げた居場所型のフリースクールでは、実費程度の負担で参加できることもありますよ。

ただし、こうしたスクールは開室日や定員が限られていたり、スタッフの数が少なかったりするケースもあるため、事前に活動内容を確認しておきましょう。

ポイント

​​無料や低額のフリースクールはホームページに力を入れておらず、見つけることが難しいです。

地元のフリースクールを知りたいときは以下の方法で情報収集をしましょう。

  • 地域の教育委員会に問い合わせ
  • 地元にある「不登校の親の会」に相談
  • ネットやSNSで「市区町村名+フリースクール+無料」と検索

補助金や助成金を活用する

地域や自治体によってはフリースクールの利用に対する補助金助成金制度を設けています。

例:東京都の場合

出典:東京都「東京都フリースクール等利用者支援事業」

フリースクール等に通う不登校の義務教育段階の児童生徒の保護者を対象に、フリースクール等の利用料に対して、月額最大2万円の助成金を支給します。なお、助成金の支給を受けるには、申請の上、申請書類の審査を経る必要があります。

※出典:東京都「フリースクール等に関連する支援事業について」

  • 助成対象者
    →都内在住の不登校の小・中学生の保護者
  • 助成対象経費
    →フリースクール等の利用料
    ※入会金・施設維持費・教材費などの経費は対象外
  • 助成金額
    →小・中学生1人につき月額最大2万円
  • 申請受付期間
    →令和7年5月28日(水曜日)から令和8年2月13日(金曜日)まで
  • 令和6年度実績
    →交付決定件数3,154件

※参考:東京都「フリースクール等に関連する支援事業について」

※参考:東京都「東京都フリースクール等利用者等支援事業」

さらに市区町村が独自で補助を行っているケースもあります。都道府県の助成金と組み合わせることで、月謝の負担をさらに減らせますよ。

例:品川区の場合

品川区では、東京都が実施する「東京都フリースクール等利用者支援事業助成金」(以下、「都助成金」という。)の交付決定を受けている方のうち、品川区立学校に在籍している児童・生徒の保護者に対して、フリースクール等の利用料の一部を助成する制度を実施します。

※引用:品川区「品川区フリースクール等利用料助成金について」

【品川区の助成金額・条件】

  • フリースクール等の利用料に対して、児童・生徒1人につき1月あたり20,000円(上限額)
  • 保護者が負担した利用料から都の助成金を差し引いた金額を助成
  • 入会金・施設維持費・教材費等は助成の対象にならない

たとえば、フリースクールの月謝が3万円の場合

  • 都の助成金:2万円
  • 区の助成金:1万円

実質0円で通うことが可能です。

※参考:葛飾区「葛飾区フリースクール等利用者支援事業助成金について」

※参考:港区「港区フリースクール等利用料助成金について」

※参考:足立区「足立区フリースクール等利用者支援助成金」

ポイント

このような助成金制度は全国的に普及しているわけではありません。

補助額や条件は自治体によって異なるので、まずは「自治体名+フリースクール 補助」で検索してみましょう。

フリースクール側が制度に詳しい場合もあるので、無料相談のときに聞いてみるのもおすすめです。

利用頻度やコースを調整する

多くのフリースクールでは利用日数に応じた料金プランを用意しています。

  • 週1日登校
  • 個別学習サポートなし

など頻度やコースを調整することで、費用を大幅に抑えることが可能です。

子どもに本当に必要なサポートはなにかを見極めながら、家庭の予算とバランスを取っていきましょう。

ポイント

一般的に通学コースよりもオンラインコースのほうが利用料は低額です。

オンラインフリースクールのメリット・デメリットはこちら⬇︎

メリット

  • 通学時間・交通費がかからない
  • 全国どこからでも利用可能
  • 自宅でリラックスして学べる

デメリット

  • 対面での人間関係を築きにくい
  • 自己管理能力が必要
  • 出席扱いの認定が難しいケースもある

費用面で悩んだらオンラインから始めてみることをおすすめします。

人気のオンラインフリースクールは見出し

【【安心して通える】小学校低学年におすすめのオンラインフリースクール7選】

【【全国OK】小学校高学年におすすめオンラインフリースクール5選】

をご覧ください。

別の居場所を併用する

フリースクールだけにこだわらず、ほかの居場所と組み合わせる方法もあります。

たとえば、

  • 週1日はフリースクール
  • 週1日は適応指導教室
  • 残りの日は保健室、児童館、フリースペース

などの公共施設を利用するかたちです。

複数の居場所をもつことで、子どもの世界も広がります。

ポイント

以下のような居場所も無料または低額で利用できるケースが多いです。

  • 地域の子ども食堂
  • 学習支援教室
  • NPO法人やボランティア団体が開催している学びサポート

キャンペーンや割引制度を利用する

一部のフリースクールではキャンペーンや割引を実施しています。

こういった制度を活用することでよりお得に入会できますよ⬇︎

キャンペーンや割引の例
  • 入会金無料
  • 初月の月謝割引
  • 兄弟割引
  • 紹介割引

入会金無料は春や秋など新学期のタイミングで行われることが多いです。

無料相談会に参加することで入会特典がもらえるケースもあります。

せっかく入会するならキャンペーン中がおすすめ。ホームページやSNSをこまめにチェックして、お得な情報を逃さないようにしましょう。

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フリースクールに通うと、小学校の出席扱いになるって本当?

小学校に籍を置いたままフリースクールに通うとき、条件を満たせば「出席扱い」になるケースがあります。

出席扱いとは文部科学省によって定められた学校復帰の円滑化を目的として運用されている制度のこと。

対象は義務教育である小学生中学生です。

学校外で対面学習やオンライン学習を行い、かつ他の要件を満たしている場合に、校長の判断で出席と認めてもらえます。

出席扱いには主に

  • 適応指導教室やフリースクールに通学しているケース
  • オンラインフリースクールやタブレット教材を使い自宅で学ぶケース

の2パターンがあり、通学型のほうがスムーズに認定されやすい傾向です。

補足

明確なデータはないものの、通学型のフリースクールではその多くが出席扱いになります。

これに比べてオンライン型はいまだ認知度が低く、学校によって認めてもらえないことがあるのも事実です。

オンラインフリースクールを選ぶときは、学校と直接交渉してくれるサポートがあるかをチェックしておきましょう。

フリースクール側が直談判することで出席認定される可能性が高まります。

通学型、オンライン型、それぞれのケース別に出席扱いの要件をまとめました⬇︎

通学型の要件
  1. 保護者と学校との間に十分な連携・協力関係があること
  2. 当該施設は、教育委員会等が設置する教育支援センター等の公的機関とすること
  3. 公的機関に通うことが困難などの理由がある場合は、民間施設も可
  4. 当該施設に通所又は入所して相談・指導を受けること
  5. 学校外での指導内容が学校の教育課程に適切と判断された場合には、学習の評価を適切に行い、指導要録に記入したり、通知表などで保護者や施設に伝えたりすること

※参考:文部科学省「義務教育段階の不登校児童生徒が学校外の公的機関や民間施設において相談・指導を受けている場合の指導要録上の出欠の取扱いについて」

オンライン型の要件
  1. 保護者と学校との間に十分な連携・協力関係があること
  2. ITや郵送、FAXなどの通信方法を用いた学習活動であること
  3. 訪問等の対面指導が行われること
  4. 児童・生徒の理解度をふまえた計画的な学習プログラムであること
  5. 校長が対面指導や学習活動の状況を十分に把握していること
  6. 学校外の公的機関や民間施設等で相談・指導を受けられない場合に行う学習活動であること
  7. 学習内容が、その学校の教育課程に照らし適切であること

※参考:文部科学省「不登校児童生徒が自宅においてICT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱いについて」

具体的なイメージはこちらです⬇︎

要件具体例
①学校との連携・協力
保護者と学校が定期的に連絡を取り合う
②ICTを用いた学習
指導要領(教科書)に準拠したタブレット教材を使用する
③対面指導
担任やスクールソーシャルワーカーが定期的に家庭訪問
④計画的な学習プログラム
子どもの理解度に合わせた計画的な学習プログラムを用意。(学習指導要領への対応)
⑤校長による状況把握
学習履歴を学校に提出
⑥指導を受けられない場合
対人不安や引きこもり等により、学校外での施設に通えない状況
⑦教育課程の適合
出席扱い制度では学習評価の3観点を満たせないため、学校側との協議が必要
ゆず

いずれの場合でも、保護者・学校・フリースクールの連携が必要です。

ただし、出席扱いになるかどうかの最終的な判断は在籍校の校長によります。

フリースクールを検討するときは事前に在籍校の先生に相談し、条件や手続きについて確認しておきましょう。

出席扱いの詳細や実際の声はこちらの記事をご覧ください⬇︎

※参考:文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日

※参考:文部科学省「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLOプラン)」

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発達障害のある小学生でもフリースクールに通える?

発達障害(ASD、ADHD、LDなど)の診断を受けている子、グレーゾーンの子でもフリースクールに通うことは可能です。

むしろ個別のペースで特性に合わせた支援ができるフリースクールは、発達障害のある子どもにとって適した環境といえるでしょう。

発達障害の子も通いやすい理由
  • 個別対応
    一人ひとりのペースを尊重。ADHDで集中が続きにくい子は短時間の活動に区切る、ASDで予定変更が苦手な子には事前に説明をして見通しをもって行動できるようにするなどのサポート。
  • 少人数制
    対人関係でつまずきやすい子にはスタッフが間に入って橋渡しを行い、ほかの子たちとの関わりを支援。
  • 柔軟なスケジュール
    →5教科の勉強にとらわれず、興味のある分野の個別授業、料理や農業などの体験活動、スポーツ、読書、ゲームなど自由な学び。
  • 環境調整
    →音や光に敏感な子でも安心して過ごせるように、静かなスペースを用意する、別室で個別に過ごす時間を設けるなどの配慮。

ただし、すべてのフリースクールが発達障害への支援体制を整えているわけではありません。

施設によって対応できる範囲も異なります。

ゆず

見学のときに特性を率直に伝え、どのような配慮が期待できるかを相談してみてください。

ポイント

近年は発達障害の子どもたちを専門的に受け入れている居場所(放課後等デイサービス兼フリースクール)もあります。

利用料は放課後デイサービスに準ずるので、無理なく始められることがほとんどです。

ただし、診断書医師の意見書が必要になるため、事前に利用条件や必要書類などを確認しておきましょう。

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フリースクールはこんな小学生におすすめ

不登校になったからといって必ずしもフリースクールに通う必要はありません。

しかしながら、学校に行けない小学生にとってフリースクールは前を向くきっかけになります。

以下ではフリースクールが向いている子ども(家庭)の特徴をまとめました。

不登校中の安心できる居場所がほしい

フリースクールはありのままの自分を受け入れてもらえる安全な場所です。

学校に行けなくなった子どもにとって、

  • 家以外に落ち着ける環境があること
  • いつでも通える居場所があること

心の安定につながります。

学校とは違いプレッシャーやストレスが少ないため、繊細な子でもリラックスして過ごせるでしょう。

また、同じ経験をしている仲間がいることも心強いポイント。

「自分だけじゃない」と感じられることは、孤立感や不安な気持ちを和らげてくれますよ。

ゆず

スタッフはさまざまな事情をもつ児童たちの支援に慣れているため、無理に何かをすすめることはありません。

まずは来るだけで良い、いるだけで良いという姿勢で迎えてくれるぞ。

自己肯定感が下がっている

学校に行けない日が続いたり、学校でのつまずきが重なったりすると、子どもの自尊心は大きく傷つきます。

自分はダメな子だ
何をやってもうまくいかない

と苦しんでいることも少なくありません。

そんなときは失敗しても責められない環境で過ごすことが大切です。

フリースクールでは”できないこと”を責めるのではなく、”できたこと”を一緒に喜んでくれます。

子どもの小さな成長や変化を認めてくれる大人もいます。

  • 好きなことを楽しんだり
  • 第三者に認めてもらったり
  • 自分なりのペースでチャレンジしたり

人と比べられないで過ごす経験は自信を取り戻すきっかけになるでしょう。

ゆず

自尊心や自己効力感は生きていくうえで欠かせないもの。

親ではなく第三者から認めてもらう経験は子どもの心を育ててくれるぞ。

コミュニケーション力を育みたい

家庭だけで過ごしていると、どうしても人間関係が限られてしまいますよね。

とくに小学生は人との関わりが重要な時期なので、家に引きこもり気味だと不安になる保護者も多いでしょう。

フリースクールには年齢も背景も幅広い子どもやスタッフがいます。

学校よりも緩やかな関わりのなか、

  • 年上の子に教えてもらったり
  • 年下の子の相談に乗ったり
  • スタッフと対等に話をしたり

コミュニケーションの機会が豊富です。

少人数だからこそスタッフが適切に橋渡しをしてくれるケースも多く、無理のない範囲で社会性を身につけられるでしょう。

ゆず

コミュニケーションが苦手な場合は、大人と1対1からスタートすればOK。

安心できる関係性のなかで、少しずつ人と関わる練習ができるぞ。

多様な価値観や生き方に触れたい

フリースクールのスタッフのなかには、

  • 会社員ではない働き方をしている人
  • 海外で暮らしていた経験がある人
  • 音楽やアートで生計を立てている人

さまざまな生き方をしている人生の先輩がいます。

こうした多様な大人との出会いは視野を広げるきっかけに。

「学校に行かないと将来がない」という思い込みから解放され、「人生にはいろんな道がある」と知ることで、少しずつ未来への希望を取り戻していけるでしょう。

ゆず

小学生にとって大人は絶対的な存在です。そんな大人のリアルな姿を見ることで、子どもの凝り固まっていた思考はふっと柔らかくなります。

自分なりの生き方を模索するチャンスになるかも。

オルタナティブな環境を探している

オルタナティブとは従来の学校とは違う、新しい学びの環境のこと。

フリースクールは以下のような理由で、積極的に学校に行かない選択をしている家庭にも人気です。

  • 特性が強くて学校生活が合わない
  • もっとのびのび自由に学ばせたい
  • 自分から学ぶ意欲を引き出したい
  • 興味関心の幅がせまい
  • 椅子に座っていることが難しい

学校と異なり、教科書に縛られない体験や探究の活動が尊重されます。

好きなことを深く掘り下げたり、実際に手を動かしながら学んだり、主体的な学びが可能です。

たとえば

  • 虫が好きな子は昆虫採集から生態系を学ぶ
  • 料理が好きな子は調理を通じて算数を学ぶ

など

ゆず

「やってみたい」を起点にした勉強は子どもの内発的な動機を引き出し、学びの姿勢を養ってくれます。

「好き」はいつの間にか「得意」になり、将来に役立つスキルも自信も身につくぞ。

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【小学生の保護者向け】フリースクールを選ぶときの注意点

数あるフリースクールの中から、子どもに合った居場所を見つけるのは簡単ではありません。

以下では失敗しないために確認すべき7つのポイントをまとめました。

出席扱いの認定実績があるか

出席扱い制度を利用したい場合、そのフリースクールに実績があるかを確認しましょう。

多くのスクールはホームページ出席扱いの対応状況を記載しています。

無料体験や説明会等があれば、以下の5点について聞いておくと安心です。

出席扱いのチェックポイント
  • 学校と直接交渉をしてくれるのか
  • 出席扱いの認定率はどのくらいか
  • 学習サポートは充実しているか
  • 出席扱いの書類作成に対応しているか
  • 月謝のほかに別途料金がかかるのか

また、在籍校の理解も必要です。

学校によっては出席扱いに消極的なため、フリースクールと在籍校の両方に出席扱いを利用したい旨を伝えておきましょう。

教育方針がマッチしているか

フリースクールには決まったカリキュラムがありません。5教科重視、ゲームや遊びが中心など、施設によって雰囲気が180度異なります。

教育方針が多種多様だからこそ、家庭の考え方とスクールの方向性がマッチしているかは大切な判断基準です。

教育方針のチェックポイント
  • 5教科の勉強に力を入れたいか   
  • 心のケアを優先したいか  
  • 同級生との交流を希望しているか  
  • 一対一の関係性を優先したいか  
  • 体験活動を重視したいか
  • 具体的にどんなことをしたいか
    (例:料理、農業、スポーツ、アウトドア、ゲーム、プログラミングなど)
  • 自由な雰囲気を求めているか  
  • ある程度の規則があったほうが安心か 
  • 通学したいか
  • 出席扱いを利用したいか

とくに

  • 学校復帰を目指しているか
  • 学校に戻る必要はないと考えているか

はミスマッチの原因になりやすいので注意しましょう。

「なんか違う…」を防ぐためにも、入会前には必ず見学や体験に参加して、実際の雰囲気を感じることをおすすめします。

運営元が信頼できるか

フリースクールは法的な基準がなく、個人や任意団体など財政基盤に不安があるところも少なくありません。

せっかく慣れてきたのに突然閉鎖になってしまった……

信頼していたスタッフがいなくなってしまった……

このような事態はできるだけ避けたいもの。

繊細な状態の子どもをあずけるからこそ運営元の信頼性を調査し、不安なく任せられるスクールを選びましょう。

信頼性のチェックポイント
  • 運営年数
    長年の実績があるスクールはノウハウが蓄積されており安定した運営が期待できる     
  • 法人格があるか
    個人や任意団体よりは安定した財政基盤をもっていることが多く、長期的な運営を期待できる
  • 情報公開の透明性
    料金体系や活動内容、スタッフの経歴などが明確に公開されているかを確認。不明な点が多いスクールはNG。
  • 卒業生や保護者の声
    実際に利用した人の声は参考になる情報源。ウェブサイトやSNS、口コミサイトなどを調べる価値あり。
  • 行政や他団体との連携があるか
    行政と連携している施設(サービス)は信頼性が高い傾向あり

とくに新しく開設されたばかりのスクールや運営実績が少ない施設には注意が必要です。

慎重に見極めるためにも複数のフリースクールを比較検討しましょう。

サポートや配慮が充実しているか

発達障害があったり心が不安定だったりする子どもの場合、サポートが充実していると安心して通い続けられます。

サポートのチェックポイント
  • 学習支援の体制は整っているか
  • カウンセリングなどのケアは可能か
  • 個別対応、環境の配慮は可能か
  • スタッフはどのような人か
    (教員、親、ボランティアなど)
  • 発達障害に理解があるか
  • 保護者向けの相談窓口があるか
  • 面談はどのくらいの頻度で行われるか

不登校中は子どもだけでなく親も不安を感じやすいため、保護者同士で交流できる場があると心強いです。

費用負担は大きすぎないか

不登校状態から信頼関係を積み重ね、新しい一歩を踏み出すまでには時間がかかります。

1年以上継続することを考えて、無理なく続けられるスクールを選びましょう。

費用のチェックポイント
  • 入会金
    入会するときのみ発生する費用。再入会無料、兄弟無料など条件つきで割引になるケースも。
  • 月額料金
    最も基本的な費用。コースや登校頻度、オプションの有無で変わる。
  • 教材費
    月額費に含まれていることが多いが、場合によっては市販の教材費などが必要になることも。
  • 追加費用
    イベント参加費や修学旅行の積立金、個別のカウンセリング費用など、別途料金が発生するケースあり。
  • 補助金・助成金の有無
    お住まいの自治体で、フリースクールの利用に対する補助金や助成金制度があるか必ずチェック。条件を満たせば費用の負担を軽減できる可能性あり。

通い始める前にはトータルでかかる金額を試算し、負担が大きすぎないかを家族で話し合っておくことが重要です。

できるだけ安くフリースクールを利用する方法は見出し【小学生向けの安いフリースクールはある?費用を抑えるポイント】をご覧ください。

休会や退会をしやすいか

子どもの状況は日々変化します。

学校に戻りたくなることもあれば、家庭の事情が変わること、別の支援が必要になることもあるでしょう。

不登校は不安定な状態だからこそ、あらかじめ休会や退会のしやすさを確認しておくことをおすすめします。

休会・退会のチェックポイント
  • 休会制度があるか
  • 退会時の手続きは複雑ではないか
  • 契約期間の縛りはないか
  • 違約金は発生しないか
  • 長期欠席の対応はどうなっているか

柔軟な対応をしてくれるスクールを選ぶことで不安なくスタートできますよ。

アクセスしやすいか

通学型のフリースクールの場合、自宅からの距離や交通手段も大切です。

不登校の子どもは心身のエネルギーが低下していて、長時間の移動はストレスになりやすいので注意してください。

アクセスのチェックポイント
  • 片道1時間以内に通えるか
    (できれば30分以内が理想)
  • 公共交通機関で通いやすいか
  • 駅やバス停から近いか
  • スクール周辺の安全性はどうか
  • 送迎や付き添いをする場合、保護者の負担が大きすぎないか

近くに希望のスクールがないときはオンラインフリースクールの利用を検討しましょう。

オンラインなら全国どこからでも参加できます。

人気のオンラインフリースクールは次の見出し

【【安心して通える】小学校低学年におすすめのオンラインフリースクール7選】

【【全国OK】小学校高学年におすすめオンラインフリースクール5選】

をご覧ください。

ポイント

一部の通学型フリースクールは送迎に対応しています。

仕事の事情等で付き添いが難しい家庭は、送り迎えがあるスクールを探してみてください。

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【安心して通える】小学校低学年におすすめオンラインフリースクール5選

小1〜小3の子どもには少人数で丁寧に関わってもらえる環境がおすすめです。

遊びを通じた勉強など、楽しみながら参加できるプログラムがあると良いでしょう。

以下では小学校低学年におすすめのオンラインフリースクール5選を紹介します。

クラスジャパン小中学園

出典:クラスジャパン小中学園公式

クラスジャパン小中学園はICT教育と個別サポートを融合したオンラインフリースクールです。

出席扱いの実績が豊富で、不登校でも安心して学び続けられる環境が整っています。

担任制度で子どもの状況に合わせたきめ細やかなサポートを行ってくれるのも特徴です。

オンラインでの交流イベントが充実しており、社会性を育むきっかけにもなるでしょう。

学習習慣の定着と学校復帰を目指したい子におすすめです。

基本情報

運営会社株式会社明光みらい
法人形態株式会社
対象年齢小1〜中3
料金の目安月額27,500円(税込)
※初月の月額利用料は無料
料金の詳細はこちら
入会金11,000円​(税込)
対面授業の有無なし
特徴・教科学習
・ICT教育
・学習習慣の定着
・学校復帰支援
出席扱い◯(実績豊富)
詳細はこちら
無料体験あり
トライアル入会の申し込みはこちら
公式サイトhttps://www.cjgakuen.com/

※掲載の内容は2025年12月現在の情報です
※お申込みの際には、最新情報を公式ホームページから確認ください

こんな人におすすめ!

  • 自宅で学習の遅れを取り戻したい
  • 在籍校と連携して出席扱いを利用したい
  • 規則正しい学習習慣を身につけたい

資料請求&トライアル入会に申し込む /

出席扱い制度の実績豊富

リンク先:https://www.cjgakuen.com/

クラスジャパン小中学園の詳細はこちら⬇︎

aini school

出典:aini school公式

aini schoolは“そのままで大丈夫”と感じられる安心感のある学び場と居場所を大事にしたオンラインフリースクールです。

フリー!フラット!オープン!をモットーに、1人ひとりの特性や選択を最大限に尊重しています。

ITやデジタルはもちろん自然・音楽・農業ジャンルなど多彩な授業を開催。

仲間と取り組む活動や社会で活躍する大人たちの姿を通して、視野を広げるきっかけをつくれるでしょう。

自然・畑・料理など手を動かす活動を重視したい人におすすめです。

基本情報

運営会社株式会社ガイアックス
法人形態株式会社
対象年齢小1〜中3
料金の目安ベーシックプラン
(一番人気)
27,000円(税込)
料金の詳細はこちら
入会金20,000円(税込)
対面授業の有無あり
(現地通学プラン)
通学プランの詳細はこちら
特徴・探求学習
・創造性
・五感を使った体験
・自己肯定感
・人との交流
出席扱い
詳細はこちら
無料体験あり
説明会の申し込みはこちら
公式サイトhttps://helloaini.com/entry/ainischool/

※掲載の内容は2025年12月現在の情報です
※お申込みの際には、最新情報を公式ホームページから確認ください

こんな人におすすめ!

  • 勉強も体験活動も友達づくりもメンタルケアも全部妥協したくない
  • 多彩な大人から学びたい
  • 対面での交流もあったらうれしい

現地通学も可能!

\ 説明会の申し込みはこちら /

自治体とも連携しています

リンク先:https://helloaini.com/entry/ainischool/

NIJINアカデミー

出典:NIJINアカデミー

NIJINアカデミーは不登校の経験を強みに変えることを目指すオンラインフリースクールです。

自分を好きになる・学びを好きになる・社会を好きになるをモットーに、メタバースとリアルを合わせた新しい教育を行っています。

  • メタバースを本校舎としながらも、全国にリアル教室を展開
  • 出席認定率97%
  • 企業・自治体・機関などと連携して教育を共に創っていく

など積極的な取り組みも魅力です。

専門のスタッフが手厚くサポートしてくれるため、安心して利用できるでしょう。

主体性な活動を重視したい家庭におすすめです。

基本情報

運営会社株式会社NIJIN
法人形態株式会社
対象年齢小1〜中3
料金の目安メタバース通学プラン(8人学級制)
23,760円(税込)
施設利用料
1,683円(税込)
《オプション》
専任サポート
11,000円(税込)
リアル教室
16,500円(税込)~
※いずれも月額
料金の詳細はこちら
入会金33,000円(税込)
対面授業の有無あり
(ハイブリッド通学)
通学コースの詳細はこちら
特徴・個性の尊重
・多様性
・主体性
・リアル教室
出席扱い
詳細はこちら
無料体験あり
体験説明会の申し込みはこちら
公式サイトhttps://www.nijin.co.jp/academy

※掲載の内容は2025年12月現在の情報です
※お申込みの際には、最新情報を公式ホームページから確認ください

こんな人におすすめ!

  • 不登校経験を将来の強みに変えたい
  • 5教科はもちろん多様なコミュニケーションや豊富な体験を通して人間力を高めたい
  • 主体性を1番に考えたい

\ 説明会の申し込みはこちら /

内閣総理大臣奨励賞受賞

リンク先:https://www.nijin.co.jp/academy

夢中カレッジ

出典:夢中カレッジ公式

夢中カレッジは好きと対話を軸にした1クラス12人までのオンラインフリースクールです。

心の回復、居場所、5教科の学びまで丸っとサポートしています。

探究授業ではK-popで韓国語、マイクラで空間理解など子どもの興味関心に合わせてオーダーメイドの授業を行ってくれますよ。

サポートも充実しており出席認定率は97%。

月額16,500円から始められる手頃な価格設定入会金退会金0円の始めやすさも魅力です。

基本情報

運営会社ワオフル株式会社
法人形態株式会社
対象年齢小1〜中3
料金の目安【ぐんぐん学びコース】
・週1
16,500円(税込)
・週2
25,300円(税込)
・週3
33,000円(税込)
【じっくりサポートコース】
・週1
19,300円(税込)
・週2
9,700円(税込)
・週3
38,800円(税込)
※いずれも月額
料金の詳細はこちら
入会金0円
対面指導の有無なし
特徴・カウンセラーや言語聴覚士などのプロが伴走
・1ヶ月だけ入会OK
・発達特性がある子どもの割合は63%
出席扱い
詳細はこちら
無料体験あり
説明会の申し込みはこちら
公式サイトhttps://college.wowfull.jp/

※掲載の内容は2025年12月現在の情報です
※お申込みの際には、最新情報を公式ホームページから確認ください

こんな人におすすめ!

  • 特性に合わせたサポートを受けたい
  • 好きなことを中心に学びたい
  • 1ヶ月だけ気軽に始められたらうれしい

\ 説明会の申し込みはこちら /

入会金・退会金0円で始めやすい

リンク先:https://college.wowfull.jp/

Branch(ブランチ)

出典:Branch(ブランチ)

Branch(ブランチ)は子どもの好きなことや興味関心にフォーカスしたオンラインの居場所です。

好きなことコミュニティ」と「好きなことプログラム」の2つで、一人ひとりの興味や特性を大切にしたサードプレイスを提供しています。

子どもが好きなことだからハードルが低く、気軽に参加できるのが魅力。

安心できる環境と他者との関わりを通して、自立への一歩を踏み出せるでしょう。

充実した保護者コミュニティもお母さんお父さんから好評です。

基本情報

運営会社株式会社WOODY
法人形態株式会社
対象年齢小学生・中学生・高校生
料金の目安【好きで安心サポートプラン】
他の子との遊びが不安な子向け
月22,990円(税込)
【好きで探究サポートプラン】
もっと個別の時間が欲しい子向け
月32,945円(税込)
料金の詳細はこちら
入会金10,000円
対面授業の有無あり
対面コースの詳細はこちら
特徴・安心できる居場所
・好きでつながる仲間との交流
・自立への伴走
出席扱い
無料体験あり
無料体験の申し込みはこちら
公式サイトhttps://branchkids.jp/

※掲載の内容は2025年12月現在の情報です
※お申込みの際には、最新情報を公式ホームページから確認ください

こんな人におすすめ!

  • 1対1のやり取りを希望する
  • 特性やこころに理解がある穏やかな空間で過ごしたい
  • 保護者も安心して話せる居場所がほしい

\ 無料体験の申し込みはこちら /

集団が苦手でも過ごしやすい

リンク先:https://branchkids.jp/

低学年におすすめのフリースクール5選


クラスジャパン小中学園
ICT教育と担任制度によるサポート。出席扱いに強く、勉強の遅れが気になる子におすすめ。

aini school
“そのままで大丈夫”と感じられる安心感のある学び場と居場所を大事に。自然・音楽・農業も。

NIJINアカデミー
自治体や企業との連携など積極的な取り組み。主体性を重視したい家庭におすすめ。

夢中カレッジ
心の回復、居場所、5教科の学びまで丸っとサポート。入会金・退会金0円。

Branch(ブランチ)
好きなことや興味関心にフォーカスした居場所。充実した親向けコミュニティも保護者から好評。

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【全国OK】小学校高学年におすすめオンラインフリースクール5選

小4〜小6になると自分で考えて行動する力がついてきます。

興味の幅も広がり、中学進学に向けて5教科の学び直しを考え始める子どももいるでしょう。

以下では小学校高学年におすすめのオンラインフリースクール5選を紹介します。

SOZOWスクール

出典:SOZOWスクール公式

SOZOWスクール「好き」を追求する探求学習社会で役立つスキルを学べるオンラインフリースクールです。

子どもたちの好奇心や自主性を育むことを重視しています。

専門のメンターが一人ひとりに寄り添い、あなたの気持ちとペースを1番に考えてくれるところが魅力です。

プログラミング、イラスト、動画制作、ビジネスなど幅広いテーマを提供しており、子どもたちが夢中になれる分野を見つけられるでしょう。

保護者向けの相談会やコミュニティも充実しており、親子で利用しやすい環境が整っていますよ。

基本情報

運営会社SOZOW株式会社
法人形態株式会社
対象年齢小4〜中3
料金の目安自分探Qコース
月25,000円(税込
好き探Qコース
月33,000円(税込)
自分探Qクラシックコース
月39,600円(税込)
好き探Qクラシックコース
月39,600円(税込)
未来探Qコース
月40,700円(税込)
料金の詳細はこちら
入会金19,800 円
対面授業の有無なし
特徴・探究学習
・創造性
・自己肯定感
・社会で役立つスキルの習得
出席扱い
詳細はこちら
無料体験あり
無料説明会の申し込みはこちら
公式サイトhttps://sozow-school.com/

※掲載の内容は2025年12月現在の情報です
※お申込みの際には、最新情報を公式ホームページから確認ください

こんな人におすすめ!

  • ゲームや動画、お金、SDGsなど多彩なジャンルの学びを楽しみたい
  • 将来に役立つスキルや創造性を育みたい
  • 1対1や少人数制で手厚いサポートを受けたい

録画視聴なら今すぐ確認可能!

\ 説明会の申し込みはこちら /

NHKでも紹介されました

リンク先:https://sozow-school.com

SOZOWスクールの詳細はこちら⬇︎

クラスジャパン小中学園

出典:クラスジャパン小中学園公式

クラスジャパン小中学園はICT教育と個別サポートを融合したオンラインフリースクールです。

出席扱いの実績が豊富で、不登校でも安心して学び続けられる環境が整っています。

担任制度で子どもの状況に合わせたサポートを行ってくれるのも特徴です。

オンラインでの交流イベントが充実しており、社会性を育むきっかけにもなるでしょう。

学習習慣の定着と学校復帰を目指したい子におすすめです。

基本情報

運営会社株式会社明光みらい
法人形態株式会社
対象年齢小1〜中3
料金の目安月額27,500円(税込)
※初月の月額利用料は無料
料金の詳細はこちら
入会金11,000円​(税込)
対面授業の有無なし
特徴・教科学習
・ICT教育
・学習習慣の定着
・学校復帰支援
出席扱い◯(実績豊富)
詳細はこちら
無料体験あり
トライアル入会の申し込みはこちら
公式サイトhttps://www.cjgakuen.com/

※掲載の内容は2025年12月現在の情報です
※お申込みの際には、最新情報を公式ホームページから確認ください

こんな人におすすめ!

  • 自宅で学習の遅れを取り戻したい
  • 在籍校と連携して出席扱いを利用したい
  • 規則正しい学習習慣を身につけたい

資料請求&トライアル入会に申し込む /

出席扱い制度の実績豊富

リンク先:https://www.cjgakuen.com/

クラスジャパン小中学園の詳細はこちら⬇︎

aini school

出典:aini school公式

aini schoolは“そのままで大丈夫”と感じられる安心感のある学び場と居場所を大事にしたオンラインフリースクールです。

フリー!フラット!オープン!をモットーに、1人ひとりの選択を最大限に尊重しています。

ITやデジタルはもちろん自然・音楽・農業ジャンルなど多彩な授業を開催。

仲間と取り組む活動や社会で活躍する大人たちの姿を通して、視野を広げるきっかけをつくれるでしょう。

自然・畑・料理など手を動かす活動を重視したい人におすすめです。

基本情報

運営会社株式会社ガイアックス
法人形態株式会社
対象年齢小1〜中3
料金の目安ベーシックプラン
(一番人気)
27,000円(税込)
料金の詳細はこちら
入会金20,000円(税込)
対面授業の有無あり
(現地通学プラン)
通学プランの詳細はこちら
特徴・探求学習
・創造性
・五感を使った体験
・自己肯定感
・人との交流
出席扱い
詳細はこちら
無料体験あり
説明会の申し込みはこちら
公式サイトhttps://helloaini.com/entry/ainischool/

※掲載の内容は2025年12月現在の情報です
※お申込みの際には、最新情報を公式ホームページから確認ください

こんな人におすすめ!

  • 勉強も体験活動も友達づくりもメンタルケアも全部妥協したくない
  • 多彩な大人から学びたい
  • 対面での交流もあったらうれしい

現地通学も可能!

\ 説明会の申し込みはこちら /

自治体とも連携しています

リンク先:https://helloaini.com

シンガク

出典:シンガク

シンガクは不登校の状況に寄り添い、自己肯定感を育みながら社会的な自立を支援するオンラインフリースクールです。

新しい学びの機会と人とのつながりの場を提供し、子どもはもちろん保護者の悩みにも向き合ってくれます。

また、シンガクを運営するのは京都で60年の歴史をもつ総合教育機関「成基」 。

近畿圏を中心に集団塾、個別指導塾などを運営しています。

ベンチャー企業とは違う、信頼と歴史ある教育企業を選びたい人におすすめです。

基本情報

運営会社成基コミュニティグループ
法人形態株式会社
対象年齢小4〜中3
料金の目安要問い合わせ
資料請求はこちら
対面授業の有無なし
特徴・心のケア
・不登校からの自立
・自己肯定感の向上
・教育コーチング
出席扱い
詳細はこちら
無料体験あり
体験説明会の申し込みはこちら
公式サイトhttps://www.shingaku-fs.jp/

※掲載の内容は2025年12月現在の情報です
※お申込みの際には、最新情報を公式ホームページから確認ください

こんな人におすすめ!

  • 信頼と歴史ある運営元を選びたい
  • 学力も自信も取り戻したい
  • 保護者サポートが充実しているとうれしい

無料説明会の申込み&資料請求はこちら /

創立63年、歴史ある教育企業が運営

リンク先:https://www.shingaku-fs.jp/

シンガクの詳細はこちら⬇︎

スタスク

スタスクはすべての子どもが利用しやすい低価格設定のオンラインフリースクールです。

月額1,650円〜から始められます。

メインテーマは「社会と人」。子どもの自立を意識して、

  • SDGsや時事に関する授業
  • コミュニケーションスキルを育む交流
  • 趣味の幅を広げる活動

などを行っていますよ。

基本情報

運営会社合同会社b-right symphony
法人形態合同会社
対象年齢小学生、中学生
料金の目安【SDGsコース】
1,650円(税込)
【SSTコース】
1,650円(税込)
【ゲームコース】
1,650円(税込)
【個別学習指導】
1回30分×4回/月
4,400円(税込)
1回60分×4回/月
8,800円(税込)
料金の詳細はこちら
対面授業の有無あり
スタスク気仙沼校の詳細はこちら
特徴・低価格
・アプリで交流
・保護者会も
出席扱い
詳細はこちら
無料体験あり
お問い合わせはこちら
公式サイトhttps://star-cloud-education.com/

※掲載の内容は2025年12月現在の情報です
※お申込みの際には、最新情報を公式ホームページから確認ください

こんな人におすすめ!

  • できるだけ料金を抑えたい
  • 友達と気軽に交流できる場がほしい
  • コミュニケーションスキルを育みたい

お問い合わせはこちら /

月額1,650円(税込)から始められる

リンク先:https://star-cloud-education.com/

高学年におすすめのフリースクール5選


SOZOWスクール
「好き」を追求する探求学習と社会で役立つスキルを学べる。好奇心自主性を育むことを重視。

クラスジャパン小中学園
ICT教育と担任制度によるサポート。出席扱いに強く、勉強の遅れが気になる子におすすめ。

aini school
“そのままで大丈夫”と感じられる安心感のある学び場と居場所を大事に。自然・音楽・農業ジャンルも。

シンガク
京都で60年の歴史をもつ教育機関「成基」が運営。自己肯定感を育みながら社会的な自立を支援。

スタスク
月額1,650円〜から始められるオンラインの居場所。コミュニケーションスキルも育める。

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東京、神奈川、埼玉、名古屋、大阪、神戸、福岡の通学型フリースクール

「オンラインも良いけれど、直接人と会って過ごす時間を大切にしたい」

という家庭には、通学型のフリースクールがおすすめです。

主要都市にある人気の施設を紹介します。

東京の通学型フリースクール3選

特徴所在地
homiee(ホーミー)小学生専門のフリースクール、24時間学童サービスあり東京都中央区銀座7-15-18 銀ビル地下1階
工芸技能学院絵を描いたり物作りが好きな子どものための居場所東京都日野市落川993-2F
東京シューレ小学生から20代までOK、親の会や保護者サポート充実【王子スペース】
東京都北区岸町1-9-19
【大田スペース】
東京都大田区仲六郷2-7-11

東京周辺のフリースクールはこちらも参考にしてください⬇︎

※参考:【未来地図】東京都のフリースクール一覧

神奈川の通学型フリースクール3選

特徴所在地
イーキュースクール経験豊富なスタッフが在籍。こころの力=EQを育む。神奈川県川崎市宮前区小台1-19-2鷺沼三田ビル3階
キッカケ学園中等部・初等部音楽いっぱいのフリースクール。料理長かつ学園長が作る給食も。神奈川県横浜市都筑区池辺町4328
NPO法人 フリースペースたまりば不登校・ひきこもりで悩む本人や家族をサポート。フリースペースの利用は原則無料。川崎市高津区下作延 5-30-1 川崎市子ども夢パーク内「フリースペースえん」

神奈川周辺のフリースクールはこちらの記事も参考にしてください⬇︎

※参考:【未来地図】神奈川県のフリースクール一覧

埼玉の通学型フリースクール3選

特徴所在地
フリースクールリエゾン認知機能向上プログラムを実施。子どもの自己効力感向上を目指す。埼玉県さいたま市南区別所6-6-8 D2
けらけら児童発達支援・放課後等デイサービス。遊びながらソーシャルスキルトレーニング。埼玉県ふじみ野市福岡3-2-16
タテノイト森、川、田畑、自然そのものが教室。教科や学年を横断する学び。埼玉県秩父郡横瀬町横瀬1926

埼玉周辺のフリースクールはこちらも参考にしてください⬇︎

※参考:【未来地図】埼玉県のフリースクール一覧

名古屋の通学型フリースクール3選

特徴所在地
フリースクールたねび学園2025年開校。一人ひとりに合わせた学びと学校復帰を支援。名古屋市名東区高社一丁目89番地第二東昭ビル3階B
ステラBASE出席扱いはもちろん、プログラミングやアート、科学実験も。特性に合わせたサポート。愛知県名古屋市千種区今池2-1-6 千種橋ビル5階A号
フリースクールたんぽぽ築約60年の三階建て、大きな和風古民家。ゆったり過ごせる。名古屋市中区金山2丁目4-2

愛知周辺のフリースクールはこちらも参考にしてください⬇︎

※参考:【未来地図】愛知県のフリースクール一覧

大阪の通学型フリースクール3選

特徴所在地
NPO法人フリースクールみなも勉強だけでなく手芸、工作、運動も。楽しく育つ交流と学びの場。大阪府大阪市北区東天満1-4-3
フリースクールFlower広い体育館で思いっきり身体を動かせる。球技やマット、トランポリン、大縄跳びも。大阪府枚方市招提北町3丁目1518-1
きみの森 ~平日お昼の居場所~公園の中にある開放的な空間。日常生活から得られる学びを。大阪府堺市南区若松台2丁5−1 大蓮公園内

大阪周辺のフリースクールはこちらも参考にしてください⬇︎

※参考:【未来地図】大阪府のフリースクール一覧

神戸の通学型フリースクール3選

特徴所在地
神戸フリースクール音楽室や15台のパソコンを常設。英語はもちろん、スペイン語、韓国語、インドネシア語なども。兵庫県神戸市中央区北長狭通7丁目3-11 坂下ビル2階
里山スクール「風」「泉」四季折々で変化する里山の居場所。自然とふれあいながら自分らしさを取り戻していく。兵庫県川西市黒川字中尾264 川西市黒川里山センター
あんずぽこ元スクールカウンセラー、臨床心理士等が運営。特性をもつ子どもの支援にも対応。西宮市松園町13-25松園ハイツ102号室

兵庫周辺のフリースクールはこちらも参考にしてください⬇︎

※参考:【未来地図】兵庫県のフリースクール一覧

福岡の通学型フリースクール3選

特徴所在地
The DAIGAKU|FREE CAMP基本的にずっと外。遊ぶように学ぶアウトドア体験。大濠公園・百道中央公園
本部:福岡市中央区大手門3-14-27
NPO法人 みんなの学び館自主性や挑戦する力を育てる個別支援型のスクール。150名以上のボランティアスタッフが在籍。福岡県福岡市早良区城西2-2-59
ColorFul-HappyFullグリーンコープ提供の食材で温かい昼食が食べられる。送迎、訪問カウンセリングなどにも対応。福岡県春日市須玖北5丁目155
春日まちづくり支援センターぶどうの庭2階

福岡周辺のフリースクールはこちらも参考にしてください⬇︎

※参考:【未来地図】福岡県のフリースクール一覧

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小学校の保護者からよくある質問

フリースクールを検討している保護者のよくある質問をまとめました。

フリースクールは誰でも通える?

学校に通っていない、または通いづらいと感じている子どもであれば、誰でも利用できます

不登校の理由は問われないことが多く、いじめ、体調不良、発達特性、学校が合わないなど、どんな背景の子も受け入れていることが一般的です。

ただし、スクールによっては定員があったり、面談を経て入会を決めたりするケースもあります。

  • 集団生活が難しい
  • 専門的なケアが必要
  • 医療的なアプローチを優先すべき状態

など場合によっては対応できないこともあるため、事前に相談してみましょう。

年齢制限や利用条件はスクールごとに異なります。まずは問い合わせて状況を率直に伝えてみてください。

途中で小学校に戻れる?

もちろん可能です。

フリースクールは一時的な居場所であることが多く、本人が「学校に行きたい」と思えるようになればいつでも戻れます。

いきなり復帰が難しいときはフリースクールと学校を組み合わせてもOK。

フリースクールに籍を置いたまま、

  • 保健室登校
  • 行事だけ参加
  • 週2日だけ学校にチャレンジ

など段階的に進めていくとよいでしょう。

いきなり環境を変えると心が不安定になってしまうケースもあるので、最初のうちは並行がおすすめです。

発達障害の診断がなくても通える?

発達障害の診断がなくても可能です。

フリースクールは診断の有無に関わらず、学校に行きづらさを感じているすべての子どもが利用できます。

  • グレーゾーンの子
  • 診断を受けていないけれど何らかの特性があると感じている子

でも気軽に相談してみてください。

ただし、発達障害への専門的な支援を希望する場合は、

  • 対応可能なスタッフがいるか
  • どのような配慮が期待できるか

を事前に確認しておきましょう。

注意

近年は「フリースクール兼放課後等デイサービス」のような施設が増えています。

このような施設では発達障害の診断書(グレーゾーンの場合は医師の意見書)が求められるので注意してください。

フリースクールから中学進学できる?

フリースクールに通っていても中学校への進学は可能です。

公立小学校の場合、原則として出席日数がゼロでも卒業は認められます。

在籍校に籍を残したままフリースクールに通っていれば、

  • 小学校6年生の3月に卒業資格を取得
  • 学区の公立中学校に自動的に進学

できるので安心してください。

また、私立中学を受験する場合も、フリースクールの通学が不利になることはほとんどありません。

当日の試験さえ突破すれば入学できることが多いので、気になったらチャレンジしてみる価値はあるでしょう。

不登校からの中学受験はこちらの記事をご覧ください⬇︎

勉強が遅れていて心配…

不登校になると勉強の遅れが心配ですよね。

小学校の内容は基礎の基礎なのに…。

掛け算もスムーズに言えない…。

と不安な保護者もいるでしょう。

でも大丈夫。

小学校は学ぶ内容が少ないため、数ヶ月あれば遅れを取り戻せることが一般的です。

むしろ個別学習なら、学校より効率よく曖昧な点を残さずに学べます。

  • 勉強をやりたいと思ったとき
  • 中学に向けて気持ちが前を向いたとき

は個別指導や塾(家庭教師)を頼るとよりスムーズに追いつけますよ。

不登校におすすめの塾や家庭教師はこちらの記事にまとめています⬇︎

親も一緒に通う必要がある?

基本的には子どもだけで通えます。

ただし、

  • 最初の慣らし期間
  • 小学校低学年
  • 初めての環境に不安が強い
  • 母子分離不安がある

など場合によっては、慣れるまで保護者が付き添えることも多いです。

最初の数日間だけ一緒に過ごして、徐々に離れていく方法もあるでしょう。

子どもの自立を促し、親が自分の時間を過ごすためにも、ある程度の距離を保つことが大切です。

オンラインフリースクールでも出席扱いになる?

オンラインフリースクールでも、一定の要件を満たせば出席扱いになる可能性があります。

文部科学省の通知では、ICT(タブレットなど)を活用した学習も出席扱いの対象です。

コロナ禍を経て、オンラインでの学習も広く認められるようになりました。

しかし、学校側がオンラインフリースクールをどう捉えるかは、地域や学校によって温度差があります。

通学型より認められにくい傾向があることも事実です。

オンラインフリースクールを利用するときは出席扱いの実績があるかを確認し、在籍校との調整をサポートしてもらうことをおすすめします。

出席扱いの詳細はこちらをご覧ください⬇︎

※参考:文部科学省「不登校児童生徒が自宅においてICT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱いについて」

小学生で出席扱いって意味ある?

出席扱いは内申対策&受験対策というイメージが強いかもしれません。

しかし実際の声を聞くと

  • 頑張りが認められて嬉しい
  • 家で勉強するモチベになる
  • 成績がついて自信になった

などメンタル面への効果が大きいようです。

出席扱いによって勉強する理由ができる。だから毎日自分から学ぶ。

勉強することが自己肯定感を支え、罪悪感や不安も減り、心が元気になる。

この制度をきっかけに、前を向いていけるようになるかもしれません。

不登校だけどフリースクールにも通えない……

フリースクールに興味はあるけれど、通うことすら難しい子どももいます。

  • 外出への不安が強かったり
  • 体調が安定しなかったり
  • 人と関わることに抵抗があったり

理由はさまざまです。

そんなときは無理に通わせようとせず、本人がエネルギー回復できる環境を優先しましょう。

たとえば、オンラインフリースクールなら自宅から参加できるため通学の負担がありません。

最初は画面をオフにして聴くだけ参加でも大丈夫です。

また、訪問型の支援を行っているフリースクールやカウンセラーが自宅に来てくれるサービスもあります。

今は動けなくても、いつか動き出す日がきます。焦らず子どものペースで見守っていきましょう。

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まとめ:不登校の小学生はフリースクールを検討する価値あり

最後までご覧いただきありがとうございました
まとめ
  • フリースクールは自分のペースや興味に合わせて柔軟に参加できる居場所
  • 活動内容は勉強、体験活動、イベント、カウンセリングなどスクールによってさまざま
  • 費用の目安は月額2〜6万円
  • 格安・無料のフリースクールや補助金を活用することで費用は抑えられる
  • フリースクールへの通学は出席扱いになることが一般的
  • 校長が認めればオンラインフリースクールでも出席扱いにできる
  • 発達障害のある小学生でも、グレーゾーンの子でも、フリースクールに通うことは可能
  • 選ぶときは出席扱いの実績、教育方針、運営元の信頼性、サポート、休会や退会の手続きを要チェック
  • 受験を気にしなくてよい小学生にとって、フリースクールはメリットが盛りだくさん。まずは検討する価値あり。

フリースクールは不登校に理解があり、子どもが安心して過ごせる居場所です。

学習支援や心のケア、仲間との交流を通して自己肯定感を育み、社会性を身につけるきっかけにもなります。

保護者サポートも充実しており、親の心の安定につながるでしょう。

ただし、フリースクールは民間運営のため選び方には要注意。

探すときは、

  • 教育方針が子どもの性格や親の考え方に合っているか
  • 運営元が信頼できるか
  • 無理なく続けられる料金か
  • アクセスしやすいか
  • 休会や退会をしやすいか

を慎重に判断することが大切です。

複数のスクールを比較検討し、子ども自身が「ここなら行きたい」と思える場所を見つけることが前に進む力になりますよ。

ゆず

子どもの気持ちに寄り添いながら、エネルギー回復を優先しながら、専門機関に頼りながら、ゆっくり一歩ずつ進んでいきましょう。

この記事が少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです。最後までご覧いただきありがとうございました。

低学年におすすめのフリースクール5選


クラスジャパン小中学園
ICT教育と担任制度によるサポート。出席扱いに強く、勉強の遅れが気になる子におすすめ。

aini school
“そのままで大丈夫”と感じられる安心感のある学び場と居場所を大事に。自然・音楽・農業も。

NIJINアカデミー
自治体や企業との連携など積極的な取り組み。主体性を重視したい家庭におすすめ。

夢中カレッジ
心の回復、居場所、5教科の学びまで丸っとサポート。入会金・退会金0円。

Branch(ブランチ)
好きなことや興味関心にフォーカスした居場所。充実した親向けコミュニティも保護者から好評。

高学年におすすめのフリースクール5選


SOZOWスクール
「好き」を追求する探求学習と社会で役立つスキルを学べる。好奇心自主性を育むことを重視。

クラスジャパン小中学園
ICT教育と担任制度によるサポート。出席扱いに強く、勉強の遅れが気になる子におすすめ。

aini school
“そのままで大丈夫”と感じられる安心感のある学び場と居場所を大事に。自然・音楽・農業ジャンルも。

シンガク
京都で60年の歴史をもつ教育機関「成基」が運営。自己肯定感を育みながら社会的な自立を支援。

スタスク
月額1,650円〜から始められるオンラインの居場所。コミュニケーションスキルも育める。

※参考:文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」(令和7年10月29日)

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