不登校になるとエネルギー不足やザワザワした気持ちで、なかなか勉強が手につかないですよね。
勉強しなきゃいけないのはわかってる。
遅れているのもわかってる。
でも、焦りや不安からゲームなどに現実逃避してしまいがちです。
そして時間が経つほど
もう追いつくなんて無理…。
自分はダメダメだ…。
と諦めモードになってしまいます。
ただ、これはネガティブな思い込みにすぎません。
実際のところ、勉強の遅れはいくらでも取り戻せます。
とくに小学校6年間・中学校3年間の範囲なら数ヶ月で取り戻せるでしょう。
この記事では長い不登校生活から勉強に追いつくための実践テクニックを大公開。
体験談を交えて、遅れを取り戻すポイントを紹介します。
- 勉強の遅れはいくらでも取り戻せる
- 追いつくためには、無理しない&焦らないことが大切
- 思い通りにいかなくて当たり前だと頭に入れておく
- みんなに追いつけば自信がつき、不安や焦りがグッと減る
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この記事では読みやすいように実践テクニックを簡潔にまとめています。
勉強方法をもっと詳しく知りたい!
というあなたにはこちらの記事がおすすめです⬇︎
不登校+持病でほぼ動けないわたしが、数ヶ月でクラスメイトに追いついた方法を紹介しています。
不登校でも勉強に追いつく方法
不登校でも勉強に追いつく方法をまとめていきます。
小学生でも実践できるようにまとめているので安心してくださいね。
きっと最初は、
「全然わからない…」
「前は解けたはずなのに…」
と今のレベルに絶望するでしょう。
でも、それは当たり前。
やらなきゃ忘れてしまいます。
忘れてしまったものは仕方ないと思って、今日から頑張っていきましょう。
①勉強環境を整える
まずは勉強環境を整えましょう。
片づけから始めることをおすすめします。
メンタリストのDaiGoさんも『自分を操る超集中力』という本で
部屋や机をきれいな状態で保っておくこと。「片づけ」は、集中力を起動するスイッチになるのです。
出典:メンタリストDaiGo(2016)『自分を操る超集中力』かんき出版 p.77-78
と書かれていました。
物が散乱していると集中力は低下してしまいます。
注意を逸らすものは断捨離して、勉強スイッチが入る部屋にしましょう。
新しいペンやノートを買って、新学期のように気合いを出すのもいいですね。
②勉強する感覚を思い出す
勉強する感覚を思い出しましょう。
しばらく勉強していないと、
- 勉強ってどんな感じだっけ?
- どうやってやるんだっけ?
とオロオロしてしまいます。
さらに、頭のなかで勝手に
「自分って勉強できないんだ…」
と苦手意識も持ってしまいがちです。
やる気がなくて「もう無理」と挫折してしまうこともあるでしょう。
しかし、いざ問題を解いてみるとスルスルっと感覚を取り戻せるもの。
勉強に関わる脳細胞がパチパチとはじけて活性化します。
実はやる気は最初からあるものではなく、やり始めてから湧いて出てくるものなんですよね。
脳には「側坐核」という部位があり、この神経細胞が興奮するとやる気が出て脳の調子も上がってきます。
しかし、側坐核の神経細胞はそれなりに刺激がないと活動を始めません。
最初から「やる気ない」「もう無理」と諦めるのではなく、まずは5分間やってみることが大切です。
始めるときのポイントは誰でも解けるくらい簡単な問題を使うこと。
- 漢字ドリル
- 計算ドリル
- アプリの一問一答
などがおすすめです。
どうしても5教科に抵抗がある場合は脳トレやプログラミングからスタートするのも効果的だと思います。
不登校におすすめの勉強アプリはこちらの記事をどうぞ⬇︎
興味があればプログラミングスクールやオンラインの習いごともおすすめです。
③目標やスケジュールを決める
勉強する感覚が思い出せたら簡単にスケジュールと目標をたてましょう。
計画があることでやることが明確になりますし、目標があればモチベも上がりやすいです。
- 毎日ではなく1週間単位でスケジュールを立てる
- 余裕を持った内容にする
- やるべきことを明確にする
例:スタサプの「中学総復習 数学」を5講終わらせる
- 1ヶ月くらいで達成できそうな内容にする
- これなら頑張れそう!と思える目標にする
- 自分なりにご褒美を決めておく
目標やスケジュールは柔軟に変更して構いません。
自分のやる気が出るようにアプリやスケジュール帳を使って管理してくださいね。
④本格的に勉強をスタートする
教科書・参考書・通信教育・家庭教師など、自分にあった学び方で勉強をスタートしていきましょう。
わたしは
- 外出が苦手
- 人と話すのが苦手
- 用事をこなすのが苦手
自分のペースでやりたいタイプだったので通信教育を活用していました。
最初のうちは3つのポイントを意識してください。
- 見るだけ・読むだけ・話すだけ
- 1日10分
- 好きな教科
書く作業はけっこうキツいので、はじめは見るだけ・読むだけ・話すだけがおすすめです。
動画を見るだけなら、体調が悪いあなたも勉強しやすいと思います。
勉強時間もまずは10分から。
行けそうだったら20分、慣れてきたら30分、1ヶ月後には1時間のように少しずつ伸ばしていきましょう。
無理しない無理しない。
ゆっくり少しずつ体力をつけてくださいね。
追いつくためには、1学年分の内容がギュッとまとまった薄めのテキストがおすすめ。
ペラペラなのですぐに遅れを取り戻せます。
学校なら1ヶ月かかる内容がたった数日で終わるでしょう。
わたしの場合、
- スタサプを一通り視聴する
- テキストで問題を解きながら復習する
この流れで勉強したら、知識ゼロでも確実に身につきました。
いろんな方法があるので、自分にあったやり方を見つけてみてくださいね。
新しい一歩を踏み出したいと思っているなら、早速「資料請求」や「無料体験」をしてみましょう。
これを読んでいるのが不登校のあなた自身だったら、まずはお母さんお父さんに
資料請求してもいい?
って聞いてみるか、一緒に申し込んでみてください。
自分から積極的に情報収集することは、勉強を始めるためのステップとして大切ですよ。
不登校におすすめの通信教育はこちらの記事にまとめています⬇︎
迷ったらこのなかから選んでおけば間違いありません。
通信教育以外の勉強法が気になるあなたはこちらの記事もチェックしてくださいね⬇︎
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⑤毎日できることを積み重ねる
ここまできたら、あとは継続することが大切です。
気分や体調に波があって思うように進まないかもしれません。
うまくいかない自分が嫌になってしまうこともあるでしょう。
それでもわたしたちは毎日できることを積み重ねるしかありません。
ほんの少しでもいいんです。
その小さな一歩が、大きな問題の解決に役立ちます。
人生なんて思い通りにならなくて当たり前。
「もうダメだ…」と絶望しすぎないようにしましょう。
計画通りにいかなくてもOK。
目標を達成できなくてもOK。
休んでもOK。
進学がみんなより遅れてもOK。
「自分ならどうにかできる」という感覚とともに、一歩一歩前へ進んでいくことが将来につながりますよ。
勉強を続けるためのポイント【必見】
わたし自身、最初はとにかく勉強しまくればいいと思って、がむしゃらに教科書と向き合っていました。
しかし
「絶対に追いついてやる!」
と決心したのもつかの間、1週間後には無気力になり体調を崩してしまったんです。
こんなこともできない自分なんて…とメンタルも落ちていました。
あなたには同じ失敗をしてほしくないので、勉強を続けるためのポイントをまとめていきます。
わたしはこの4つを意識してから、安定して勉強を続けられるようになりました。
体調を優先する
1つめは体調を優先することです。
不登校は心もからだも元気ではないことが多いので無理は禁物。
どんなときも体調を優先し、しんどいと感じたら早めに休息を取りましょう。
休むことは決して悪いことではありませんよ。
無理しない
2つめは無理をしないことです。
日頃から
「もう少し頑張れそうだな」
くらいを目安に活動しましょう。自分はあまり頑張っているつもりがなくても、心やからだは悲鳴をあげていることがあります。
頑張ることはもちろん立派なことですが、頑張りすぎて体調を崩してしまったら元も子もありません。
積極的に休むことを意識しましょう。
わたしは勉強よりも以下のようなスキルが大切だと思っています。
- 自分の心の声に耳を傾けること
- 自分にあったペースを見つけること
- 長期的な視点から自分を観察し、「今日はここでやめておこうかな」とセーブできるようになること
5教科の勉強ができることよりも、
限界まで頑張ることよりも、
わたしたちに求められる重要な力です。
焦らない
3つめは焦らないことです。
不登校になると、みんなから取り残されている感覚から焦ってしまうと思います。
「追いつかなきゃ」「勉強しなきゃ」と心がザワザワしますよね。
しかし、焦ってふわふわした状態で勉強してもいいことは一つもありません。
気持ちだけが先走って空回り。
ハムスターがカラカラと走っているのにまったく前に進んでいない状況になってしまうでしょう。
焦る気持ちはよくわかります。わたしもそうだったので。
でも、焦っても仕方がないのです。
心がソワソワしてきたら「焦ってもいいことないよな〜」と深呼吸することを意識してください。
不安な気持ちがあればその気持ちを紙に書き出すことも効果的でしょう。
自分を責めない
4つめは自分を責めないようにすることです。
おそらく最初はなかなか体が動かないと思います。
すぐにやる気がなくなって、いつの間にかゲームやYouTubeを開いているでしょう。
簡単なこともできない自分が嫌になり、ふたたび勉強から遠ざかってしまう…。
これは不登校のあるあるパターンです。
しかし、これらの行動はごくごく自然なこと。
「もう終わりだ」とか「自分はダメだ」とか思う必要はありません。
足の手術をした人に対して、いきなり走れと言っても無理な話ですよね。
不登校もこれと同じ。
心に巨大なダメージを負った状態なので、いきなり勉強は難しいのです。
今は休息期間、リハビリ期間だからしょうがないと思って、気楽にいくことが大切ですよ。
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不登校でも勉強に追いつくことは可能
不登校になると勉強がほとんど手につきません。
ただ、ずっとゲームとYouTubeばかりだと、ネガティブな気持ちに押しつぶされてしまう可能性が高いでしょう。
悶々とした毎日から抜け出すためには、少しずつでもいいので勉強に取り組むことが必要になります。
少し勉強ができれば進路の幅もグッと広がりますよ。
不登校は人生終わりじゃありません。
というか、不登校くらいで人生終わらせてたまるかって感じですね。
ここまで読んでくれたあなたならきっと大丈夫。
勇気を出して今日から少しだけ頑張ってみませんか?
この記事が少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです。最後までご覧いただきありがとうございました。
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