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【徹底比較】保育士は大学・短大・専門どこがいい?4年制に進むメリットと失敗しない選び方

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「早く現場に出たいから専門学校?」「将来のことを考えて大学?」 保育士を目指す際、多くの高校生や保護者、社会人が直面するのがこの進路選択です。

結論から申し上げます。もし金銭的・時間的な許容範囲内であれば、「4年制大学」への進学が、将来のキャリアと安定性において最もリスクの低い選択肢です。

本記事では、単なる学費や修業年数の比較にとどまらず、10年後、20年後の「生涯年収」や「働き方の選択肢」といった視点から、4年制大学へ進むメリットと、絶対に失敗しない大学の選び方を解説します。

タップできる目次

保育士になるための3つのルートと「4年制大学」の位置づけ

  • 4年制大学:深い教養と「一種」免許取得、公務員試験・一般企業への強さが特徴。リーダー候補向け。
  • 短期大学:最短2年で資格取得可能。コストパフォーマンス重視だが、免許は「二種」となる場合が多い。
  • 専門学校:実践重視で実技に強い。現場即戦力を育てるが、大卒資格(学士)は得られない。

共通点:「指定保育士養成施設」であれば、卒業と同時に国家試験免除で資格が取れる。

大学 vs 短大 vs 専門学校|一目でわかる比較一覧表

まずは、3つの進路のスペックを客観的なデータで比較します。特に注目すべきは「取得できる学位・資格の種類」と「初任給のベース」です。

比較項目4年制大学短期大学 (2年制)専門学校 (2年制)
修業年数4年間2年間 (一部3年制あり)2年間 (一部3年制あり)
学費総額(目安)400万〜500万円200万〜250万円200万〜250万円
取得学位学士短期大学士専門士
幼稚園教諭免許一種免許状二種免許状二種免許状 (※併設校のみ)
時間的余裕◎ (じっくり学ぶ)△ (過密スケジュール)△ (実習・実技中心)
公務員試験対策◎ (手厚い・時間あり)△ (時間が足りない)△ (園への就職がメイン)
一般企業就職◎ (幅広い選択肢)◯ (一般職中心)△ (専門職採用が主)

指定保育士養成施設とは?国家試験免除の仕組み

保育士になるには「年に2回の国家試験に合格する」か「指定保育士養成施設を卒業する」かの2つの方法があります。

大学・短大・専門学校の多くは厚生労働省指定の「指定保育士養成施設」であり、必要な単位を取得して卒業すれば、国家試験を受験することなく保育士資格を取得できます。

「試験一発合格」は合格率20%前後の難関です。確実に資格を得るなら、養成施設(学校)への進学がマストです。

今の主流は?データで見る進学者の割合

かつては「保育といえば短大」という時代がありましたが、現在は保育の質的向上や保護者支援の複雑化に伴い、4年制大学への進学者が増加傾向にあります。特に、「公立保育園(公務員)」を目指す層や、将来的に管理職を見据える層の間では、4年制大学が主流になりつつあります。

なぜ「4年制大学」を選ぶのか?専門学校にはない5つのメリット

専門学校や短大の方が「早く現場に出られる」「学費が安い」というメリットがあるのは事実です。しかし、長い職業人生(約40年)を考えると、4年制大学のROI(投資対効果)は非常に高いと言えます。その5つの理由を深掘りします。

1. 生涯年収と処遇改善:大卒が有利になる給与体系の真実

多くの保育園(特に公立や大手法人)の給与規定では、「大卒」と「短大・専門卒」で基本給に差が設けられています。

初任給では月数千円〜1万円程度の差に見えるかもしれませんが、これは「基本給」のベースの違いであり、賞与(ボーナス)や退職金の算定基礎にも影響します。

昇給カーブの違い:勤続年数が長くなるほど、学歴による昇給幅の差が開く傾向にあります。

生涯年収の差:40年間の勤務で換算すると、数百万〜1千万円以上の差になるケースも珍しくありません。

2. キャリアの広がり:園長・施設長・行政職への最短ルート

保育現場では現在、キャリアアップ研修制度が導入されていますが、将来的に「園長」や「主任」、あるいは保育行政に携わる「行政職」を目指す場合、4年制大学での学び(マネジメント論、法学、組織運営など)が活きてきます。

また、大卒資格(学士)があることで、大学院への進学や、海外の保育現場への留学・就労ビザ取得など、キャリアの天井を取り払うことが可能になります。

3. ダブルライセンス:幼稚園教諭一種・社会福祉士・小学校教諭との併有

ここが最大のポイントです。多くの4年制大学では、保育士資格に加え、以下の資格を同時取得可能です。

幼稚園教諭「一種」免許状:短大・専門で取れるのは「二種」です。法的に業務内容は同じですが、将来「園長」になるためには一種免許への切り替え(上進)が推奨される傾向にあり、最初から一種を持っていることは大きなアドバンテージです。

社会福祉士・精神保健福祉士:保護者支援や児童虐待対応など、ソーシャルワークの視点は現代の保育に不可欠です。福祉系大学ならこの国家資格も狙えます。

小学校教諭免許:「保幼小連携」が重視される今、小学校免許を持つ保育士は非常に重宝されます。

4. 学びの深さ:心理学・社会学が支える「質の高い保育」

専門学校が「おむつの替え方」「手遊び」などのHow to(方法)を重視するのに対し、大学では「なぜその対応が必要なのか」というWhy(理論)を深く学びます。

発達心理学、児童家庭福祉論、教育社会学などの理論的背景がしっかりしていると、現場で困難なケース(発達障害の疑い、虐待家庭など)に直面した際、論理的かつ冷静に対応できる力になります。

5. 一般企業への就職:保育業界以外も視野に入れたリスクヘッジ

残念ながら、実習などを通じて「自分は保育に向いていないかも」と気づく学生もいます。

その際、専門学校では進路変更が難しいですが、4年制大学であれば「一般企業(子ども関連メーカー、教育産業、事務職など)」への就職活動に切り替えることが容易です。この「人生のリスクヘッジ」ができる点は、4年制大学の隠れた、しかし強力なメリットです。

後悔しない!保育士を目指す大学選びの「裏」チェックリスト

偏差値やパンフレットの綺麗さだけで大学を選んではいけません。入学後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、オープンキャンパスや説明会で必ず確認すべき「裏」チェックリストを公開します。

ピアノ指導体制:個室レッスンはあるか?バイエル終了後のレベル設定

ピアノは多くの学生が躓くポイントです。

NG例:集団授業で、ヘッドホンをして各自練習するだけ。

確認点:先生とマンツーマンの「個室レッスン」が毎週あるか?練習室(個室)の数は学生数に対して十分か(予約争奪戦にならないか)?

到達目標:卒業までにどのレベル(バイエル終了程度か、ソナチネ程度か)を求められるかも確認しましょう。

実習サポートの質:巡回指導の頻度と実習園の確保状況

実習は精神的に最も負荷がかかるイベントです。

実習園の確保:大学側が提携園を割り振ってくれるか、それとも「自分で電話して探せ」というスタイルか。(自己開拓は非常に負担が大きいです)

巡回指導:実習中、大学の教員が様子を見に来てくれるか。トラブルがあった際に守ってくれる体制があるかは死活問題です。

系列園・附属園の有無:実習のしやすさと就職のパイプ

キャンパス内や近隣に「附属幼稚園」「附属保育園」がある大学は強いです。

日常的に子どもと触れ合うボランティアの機会があり、実習もスムーズ. 何より、その大学の教育方針を理解しているため、就職の際の強力なパイプとなります。

偏差値だけで選んではいけない「特化型カリキュラム」の有無

「子ども×スポーツ」「子ども×音楽」「子ども×国際(英語)」「子ども×特別支援」など、その大学が何に力を入れているかを確認してください。

自分の強み(例えば英語が得意、運動が好き)と大学の特色がマッチすれば、偏差値に関係なく、就職市場で「替えのきかない保育士」として評価されます。

4年制大学のデメリットと解消法

メリットばかりではありません。デメリットを正しく理解し、対策を立てましょう。

学費の総額と奨学金制度の活用

課題:4年間で400〜500万円の学費がかかる。

対策:保育士修学資金貸付制度:都道府県が実施。卒業後、その地域で5年間保育士として働けば返済が全額免除される制度があります(最大160万円程度+入学準備金など)。

大学独自の特待生制度:入試成績優秀者の学費減免制度を狙う。

4年間という期間の長さ(社会人向け編入制度の解説)

課題:社会人にとっては4年は長い。

対策:3年次編入:短大や専門卒、他学部卒の場合、大学の3年生から編入できる制度を利用し、2年で大卒資格と保育士資格を目指す。

早期卒業制度:一部の大学では成績優秀者を対象に3年や3.5年での卒業を認めている場合があります。

実技授業の少なさはどうカバーする?

課題:座学が多く、現場での実践力が専門学校生より劣る場合がある。

対策:保育アルバイト:時間的余裕がある4年制のメリットを活かし、夕方や土曜日に保育園でアルバイトをする。これで実技経験の差は埋められるどころか、現場慣れして実習も楽になります。

保育士を目指せるおすすめ大学ピックアップ

ここまで4年制大学で保育士を目指すメリット・デメリット、選び方などのポイントを解説してきました。

ここでは次に「どの大学なら保育士を目指せるのか」について解説します。

東京家政大学

学校名東京家政大学
学部名児童学部
所在地〒173-8602 東京都板橋区加賀1-18-1

東京家政大学 児童学部では、今の時代に必要とされる新しい知識や技能を学び、60年の伝統に裏づけられた子どもの学問(児童学)を身につけます。

保育のスペシャリストを目指す〈児童学専攻〉。先駆的な子育て支援を行う〈育児支援専攻〉。確かな未来を拓く小学校教育を実現する〈初等教育学科〉。
それぞれ固有の専門性と、それらをつなぐ広い視野で、子どもの未来社会を創造します。

椙山女学園大学

学校名椙山女学園大学
学部名教育学部 子ども発達学科 保育・初等教育専修/初等中等教育専修
所在地〒464-8662 愛知県名古屋市千種区星が丘元町17番3号

学部のコンセプト

子ども発達学科では、長期的な視野と多様な視点で子どもたちを見守る教育者・保育者の養成を目指し、保育と幼児教育、幼児教育と小・中・高等学校教育の垣根を越えた複数の資格・免許を取得できる環境を用意。
徹底した少人数教育と個別指導、椙山女学園の総合力を生かした多彩な実習プログラムにより、優れた指導力と豊かな人間性を育みます。

学部の特徴

  1. 複数資格・免許取得を支援
    • 保育士資格および幼稚園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校教諭免許の取得に対応。
    • 採用に有利な複数資格・免許の取得を通して、長期的な視野で子どもの成長を見通す力を身に付けます。
  2. 1年次からスタートする多彩な実習
    • 保育園から高等学校までを有する椙山女学園の総合力と地域との連携により、徹底した実践教育を実施。
    • 入学直後から4年次まで多彩な実習・体験プログラムを用意するとともに、ボランティア活動を積極的に支援。
  3. 先生として成長し続ける力を育む
    • 現実課題に対応する独自科目や国際化に対応したプログラムで、教育の現状に対応できる力を身に付ける。
    • 卒業生との交流を通して将来を見据えたキャリア教育と、先生としての人間性・精神力を磨く人間教育を重視。

田園調布学園大学

学校名田園調布学園大学
学部名子ども教育学部
所在地〒215-8542 神奈川県川崎市麻生区東百合丘 3-4-1

学部のコンセプト

「小学校教諭も、幼稚園教諭・保育士の道も。その先の成長を見すえた、子どもの伴走者になる。」
という点が学部全体のコンセプトです。

長年、保育士・幼稚園教諭を多く輩出してきた実績が本学にはありますが、
2025年4月より、小学校教諭の免許取得を目指すことのできるカリキュラムへ改組いたしました。

「社会のニーズの変化に応える、特徴ある教員・保育者」を育成することを目指し、子どもはもちろん、その家族や地域社会、行政など、その地域で教育・保育にかかわる人や組織とコミュニケーションを取りながら、教育・保育の中心的役割を担う人材を、2つのコースで育成します。

学部の特徴

  1. 1年次から 子どもと触れ合い、体験を通じて「教育・保育の方法」を学ぶ
    • 「体験→学修」の順序にこだわります。「子どもってスゴイ!」を遊びなどを通じて実感してこそ、可能性を伸ばすために必要な援助を考え、学修する素地ができるからです。
  2. 4人の教職員で実習を支える「サポート体制」
    • 実習や関連授業で指導を行う「実習教員」、実習先を訪問して学生の悩みに対応する「巡回教員」、実習先との調整や手続きを支援する「実習職員」、そして、担当教員として学生生活全般を支える「アドバイザー」。それぞれが連携を図り、学生の不安や負担の解消に努めています。
  3. 先進的な教育・保育現場を学べる「実習先」
    • 海外で評価の高いメソッドを採り入れるなど、先進的な教育・保育現場が日本にも増えつつあります。そうした特長をもつ小学校・幼稚園・保育所・認定こども園を、実習先として積極的に選定。変革にも意欲的で未来志向をもつ教育者・保育者を育成します。
  4. 視野を広げ、学びを深める「2コースと6つの独自科目」
    • 子ども教育学科では「幼小コース」「幼保コース」の2コースから、2年次に希望する進路に合わせて選択し、専門性を磨くとともに、子どもの発達や学びの連続性を学びます。さらに6つの独自科目(アート表現、健康スポーツ、多文化共生、地域・行政連携、保護者支援・相談、教育・保育とメディア)によって、子どもの学びを深めていきます。
  5. 進路の選択肢が多い卒業後の「幅広い活躍の場」
    • 毎年多くの教育者・保育者を社会に送り出す一方で、一般企業にも例年1割程度の学生が就職しています。子ども教育学科が目指しているのは、業種や職種に関わらず、これからの共生社会で活躍できる「子どもの未来支援スペシャリスト」の育成です。
ゆず

2025年度は、公務員(保育職)の採用人数が過去最高の14名でした。

よくある質問(FAQ)

Q. ピアノが全く弾けなくても大学に入れますか?

A. 入学は可能です。ただし、努力は必須です。

多くの大学が入試段階ではピアノの技術を問いませんが、授業は容赦なく進みます。入学が決まった段階でピアノ教室に通い始めるか、初心者への指導に定評のある大学を選ぶことが重要です。

Q. 文系・理系どちらが有利ですか?

A. どちらでも問題ありません。

保育は「教育・心理・福祉」の複合領域です。文系が得意な「言語表現・歴史」も、理系が得意な「論理的思考・生物学(体の仕組み)」も、どちらも現場で活かせます。

Q. 大学の偏差値は就職に影響しますか?

A. 保育業界に限れば、偏差値よりも「人柄」と「実習評価」です。

ただし、「一般企業への就職」も視野に入れる場合や、「公立保育士試験(筆記試験の難易度が高い)」を目指す場合は、基礎学力の高い大学に身を置くことが有利に働きます。

Q. 専門学校から大学への編入は可能ですか?

A. 制度上は可能ですが、ハードルは高いです。

「専門士」の称号を得ている場合、大学3年次への編入資格がありますが、英語などの編入試験があることや、認定される単位数が少なく卒業まで計5年以上かかるケースもあります。4大卒(学士)が欲しいなら、最初から大学へ行くのが最短ルートです。

【まとめ】「4年制大学」は未来の選択肢を広げるための投資

保育士という仕事は、子どもの命と未来を預かる責任重大かつ尊い専門職です。だからこそ、「なりやすさ」だけでなく、「学びの質」と「自分自身の将来の安定」を天秤にかけて進路を選ぶ必要があります。

4年制大学への進学は、以下の点であなたの人生を支えます。

1. 確かな理論に裏打ちされた保育力が身につく

2. 一種免許・大卒資格により、キャリアと給与の天井が高くなる

3. 4年間の時間的余裕が、人間的な成熟と多様な経験をもたらす

迷っているなら、まずは各大学の資料請求を行い、「ピアノのサポート体制」「実習の仕組み」「就職実績(特に公務員と一般企業の割合)」を比較してみてください。4年間という時間は、あなたがプロフェッショナルとして長く輝き続けるための、強固な土台となってくれるはずです。

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